2026年03月11日

華僑には勝てぬ

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
本帰国して一週間経過した。
家人の頑張りで随分と片付いた。毎日の生活も、ほぼほぼ通常に戻りつつある。
と言っても、大半の荷物は今頃東シナ海あたりだろうか。
早い話、家人の頑張りは「大半の荷物」の届くであろう、もう一度一か月後となる。
家人にはひたすら感謝、感謝である。
それにしても13年間のシンガポール滞在は、本当に長かったとしかいう事がない。そして先日もこのブログにあげた様に、この爺個人としては、失敗の連続であったという事になろうか。決して差別したり見下したりして言っているつもりではないけれど、「華僑」の計算されつくしたビジネスの在り方には、へっぽこ学者風情がとても太刀打ちできたものではない。生意気なようながら、「シンガポールで雷の観測装置を敷設しましょう。」と声をかけて下さった日本で一二を競っている電気電子機器メーカーが、何故が諦めて撤退され、爺一人が取り残されたとき、「65年もあれこれ経験してるのだから、大丈夫!」との根拠のない自負心だけで、続けることにした。JICA・JSTと愛弟子のタケシ君のおかげで、マレーシアではVHF波帯広帯域干渉計が稼働中でこれが唯一の成功例。しかし華僑の方々とのビジネスでは、ことごとく期待を裏切られる結果となり、77歳にして、自身の未熟さをつくづく知らされた、天邪鬼爺である。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2026年03月10日

球春は未だ

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
東日本大震災から15年目 合掌
あの日も寒かった。奈良東大寺二月堂のお水取りが終わると、近畿に春が来るといわれて来たように、お水取り前でまだまだ寒い。シンガポールから一緒に帰ってきた、二匹のプードル、アリスもシロも日本の寒さには未だ未だ慣れないようである。

三月と言えば、大相撲大阪場所、荒れる春場所との異名もある。横綱・大の里が初日からの二連敗、綱取りのかかっている安青錦も二日目に敗れた。横綱・豊昇龍だけが勝ちっぱなしと、「荒れる春場所」の本領発揮と言えば言い過ぎか。
一方、球春の前にWBCワールドベースボールクラッシックが開催中で、日本のプロ野球の存在感、現時点では風前の灯火か。それに高校野球選抜大会、抽選会が終わったというのに影が薄いのは、これまたWBC開催のあおりを食らってといったところだろう!
WBCに話を戻せば、予選結果を見る限り、日本の代表はいやはや頼もしい。この調子なら三年前の様にまたまた優勝をさらいそうな勢いである。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2026年03月09日

Fifteen years aniversary of the great east Japan earthquake

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
In two days, it will be fifteen years since the Great East Japan Earthquake.
At the time, I had been on a two-year long-term assignment in Alexandria, Egypt, beginning in October 2010. Yet history has its own sense of timing. The turmoil of the “Arab Spring” in 2011 forced me to return temporarily to Japan. And so, by sheer coincidence, I happened to be on the Osaka University campus in Suita City on the day the disaster struck.
My office was on the ninth floor of the Electrical Engineering building, a nine-story structure known on campus simply as the “Denki-to.” That afternoon, two former students of mine−both working for Tokyo Electric Power Company−had come to visit. We were talking in my office when the violent shaking began.
There was no television in the room. Instead, the two of them checked the news on their flip phones, using the mobile digital broadcast service then known as One-Seg.
After perhaps twenty or thirty minutes, while staring at the tiny screens, they told me quietly, “The tsunami is devastating many parts of Tohoku.”
A little later their expressions changed. With grave faces they said, “It seems the Fukushima nuclear power plant has also shut down because of the tsunami. This could become a very serious situation. We must return to Tokyo immediately.”
All I could say in response was, “The Shinkansen must have stopped already. Still, you should go home first and then try to make your way back to Tokyo.” And with that, I saw them off.
The day after tomorrow marks fifteen years since that day.
Both of those young engineers were deeply affected by what followed. One eventually left the electric power company altogether. The other, after considerable struggle, managed to return to work at the site.
It is, in its own quiet way, a rather sad story.

lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

東日本大震災から15年

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
あと二日で、「東日本大震災」発生から15年を迎える。私は、2010年10月からエジプト・アレキサンドリアに2年にわたる長期出張中だったけれど、2011年に起こった「アラブの春」騒動で、一時帰国を余儀なくされていた。だからあの日は、吹田市にある大阪大学のキャンパスに居た。当時私の居室は、電気棟と言われる九階建電気系建屋の九階にあり、東京電力に勤務していた卒業生2名が偶然訪ねてくれていた。そしてあの大揺れがやって来た。居室にはテレビなんぞは無く、二人の卒業生のガラ系の携帯電話で、当時ワンセグと呼ばれていた方式で地震速報を確認していた。20〜30分ほどたった頃だったろうか、二人はワンセグを見ながら、
「津波で東北各地はえらいことになっています。」
と教えてくれていたが、やがて大層な真顔で
「福島原発も津波のせいで止まったようです。これは大変なことになりそうです。急いで東京に戻ります。」
と、私に告げた。
私は
「新幹線も止まってるやろうからなぁ。それでも自宅にまず戻って、東京に向かうしかないやろなぁ。」
と送り出すのが精一杯であった。
あれから明後日で15年。二人ともその直後精神的にまいってしまい、ひとりは電力会社を離れたし、残る一人は何とか現場復帰を果たしている。ちょっと悲しい話である。

lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2026年03月08日

Bombing in the Name of Justice

This contrarian old man simply cannot bring himself to trust a certain group of people−
the Anglo-Saxons.
Of course, I know very well that racial prejudice is wrong. Even an old man like me understands that much. And to be fair, I have several Anglo-Saxon friends with whom I get along quite well. On a personal level, many of them are perfectly decent people.
So what I am talking about here is not individuals, but rather the behavior of a group as a whole−something that has long left me with a deep sense of unease.
What brought this feeling back to the surface was the news, about a week ago, of the American and Israeli attacks on Iran.
Leaving aside the reported killing of Ayatollah Khamenei, it appears that in the course of the attacks a primary school was destroyed, and around eighty schoolchildren lost their lives. Innocent children.
One would think that the President of the United States−being a parent himself, presumably−might pause for a moment, place a hand on his chest, and reflect on what such a tragedy means.
Yet what we hear on television is something entirely different:
“The military operation was a success.”
A speech full of self-congratulation.
Listening to that, I cannot help but wonder whether the Anglo-Saxons, somewhere deep down, still look down upon people of color.
When I saw the news of this tragedy, what immediately came to my mind were the final days of the Pacific War.
American air forces burned cities such as Tokyo, Osaka, and Nagoya with incendiary bombs. And then there were the atomic bombs dropped on Hiroshima and Nagasaki.
To me, those acts were unmistakably indiscriminate bombings.
Of course, Japan bears responsibility for having started that war. And the attack on Pearl Harbor, whatever the circumstances surrounding it, is often condemned as a surprise attack−and it is difficult to deny that criticism.
Even so, I have always heard that the attack on Pearl Harbor at least targeted military installations. Perhaps that is simply a patriotic interpretation. Perhaps.
Still, for that reason, this contrarian old man finds it hard to place much trust in the Anglo-Saxons as a collective.
Some readers may chuckle and say, “There he goes again−
that stubborn old contrarian complaining about the West.”
Perhaps so.
But war, in the end, is a simple thing.
The side that wins claims the mantle of justice.
And under that banner of justice, children die.
If that is what civilization calls justice, this old contrarian cannot help but feel uneasy about it.
Still, if people dismiss this as the rambling of an “anti-American old crank,” so be it.
A contrarian must write what he sees.
posted by zen at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

イランの戦争

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
「イランが無条件降伏せん限り、戦争は終わらへん!」
ドナルド・トランプ大統領が、そんな物騒な言葉をSNSに書き込んだちゅう話や。
しかも聞けば、イランが降伏したあかつきには、その政治指導者をアメリカ合衆国の大統領、すなわちトランプ氏自身が任命し、イランという国家を事実上支配下に置くつもりらしい。
いやはや、まるで属国扱いやないか。
そうなればベネズエラに続いて、二つの国を自分の影響下に置くことになる。
ほんまにそんなことを考えてはるんやとしたら、信じがたい暴挙としか言いようがない。
もし仮に、世界がこんな振る舞いを「まぁしゃあない」と見逃すようなことがあるとしたら、へっぽこ自然科学者に過ぎんこの天邪鬼爺でも、さすがに我慢できへんで。
もちろん、イランとアメリカ合衆国が長いこと対立関係にあったんは事実や。
せやけど、いきなり軍事攻撃を仕掛けて政治指導者を抹殺し、そのうえで
「無条件降伏せん限り攻撃はやめへん」
と言うてるんやから、これはもう国家同士の外交というより、どこぞの反社会勢力の言いがかりみたいなもんやないか。
そう言えば、太平洋戦争が始まる前、リットン調査団が満州国を訪れて、日本の行動の違法性を厳しく指摘したと歴史で習った覚えがある。
あれは日本いう国が、東洋の端っこの小さな国やったからこそ、世界がああいう態度を取れたんやろか。
ほな今日の超大国アメリカ合衆国に対しては、
「ご無理ごもっとも」
とでも言うて、世界は黙っとれちゅう話になるんやろか。
もしそうやとしたら、国際法やら国際秩序やらいう立派な言葉も、結局は強い国の都合で使い分ける道具ちゅうことになる。
早い話、
「力のあるもんが正義」
ちゅう理屈を、今さら世界が公認することになるわけや。
せやけど、それを堂々と認めてしまうくらいやったら、国際会議やら国連やらいう立派な看板も、いっぺん全部外してしもて、
「世界腕力大会」
とでも名前を変えた方が、よっぽど正直やないかと、この天邪鬼爺は思うてしまうんやけどな。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2026年03月07日

正義という名の爆撃

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
この天邪鬼爺、どうにもアングロ・サクソンという連中だけは信用する気になれんのや。
もちろん人種差別ちゅうもんは、したらあかん。
そんなことは、この歳になった爺でもよう分かっとるつもりや。
それに、個人的に仲のええアングロ・サクソンの友人も何人もおる。人として付き合う分には、気持ちのええ連中もぎょうさんおる。
せやから、ここで言うてるのは「個人」の話やないで。
集団としての振る舞いを見ていて、どうにも腑に落ちん、ちゅう話や。
きっかけは、ここ一週間ほど前から始まったアメリカとイスラエルによるイラン攻撃の報道や。
戦争を吹っ掛け、ハメネイ師殺害はともかくとして、そのあおりを食ろたんやろう、小学校が破壊されて80人ほどの小学生が亡くなったという。
無辜の子供やで。
普通やったら、アメリカ合衆国大統領いう人も人の親やろ。
胸に手ぇ当てて、何ぞ思うところがあってもええんとちゃうかと思うんやけどな。
ところがテレビから聞こえてくるんは
「軍事作戦は成功した!」
ちゅう自画自賛の演説ばっかりや。
これを聞いていると、どうしてもこう思うてしまう。
アングロ・サクソンいう人種は、どこかで有色人種を下に見とるんとちゃうかと。
今回の惨事の報道を見て、わての頭に浮かんだんは太平洋戦争末期の光景や。
アメリカ空軍が東京、大阪、名古屋といった都市を焼夷弾で焼き払い、さらに広島と長崎に原爆を落とした。
あれはどう見ても、無差別爆撃やったと、わてには思えてならん。
もちろんや。
太平洋戦争を引き起こした日本にも大きな責任はある。
真珠湾攻撃も、不意打ちやと言われたら言い訳は難しいやろ。
せやけどな。
あの攻撃は、少なくとも軍事施設を狙った攻撃やったと聞いとる。
身びいきやと言われたら、それまでの話かもしれんけどな。
せやから、くどいようやけど、この天邪鬼爺は
**「アングロ・サクソンという集団」**を、どうにも信用する気になれへんのや。
まあ、こんなことを書いたら
「またへそ曲がりの爺が何か言うとる」
と笑う人もおるやろ。
けどな。
戦争いうもんは、結局のところ
勝った側が正義を名乗る。
ただそれだけの話や。
そして、その正義いう看板の下で
子供が死ぬ。
そんな「文明」を誇られても、
この天邪鬼爺には、どうにもありがたい話には思われへん。
まあもっとも、こんなこと書いたら
「また反米のへそ曲がり爺や」
と笑われるのがオチやろうけど、わては「反米」ちゃうで!
それでもええ。
天邪鬼は天邪鬼なりに、見えてしもたもんを書かんわけにはいかんのや。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2026年03月06日

戦争拡大の恐怖

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
「杞憂」ではなく、第三次世界大戦が近づいているのかも知れない。
咋朝のテレビや新聞の報道では
「スリランカ沖で、アメリカの潜水艦がイランの軍艦フリゲート艦を撃沈した。」
との事。インドが主催して100か国の軍艦が参加した観艦式。イランのフリゲート艦もその一隻だったそうだ。撃沈させたのが、イランの領域内ならまだしも、それが公海だというから、考えようによっては、イラン対イスラエル・アメリカ合衆国の「戦争」の戦域が、一気に広がったという事になる。
このように申し上げたからと言って、イラン領域内なら戦争が継続してもかまは無いとは決して言うつもりなんぞは無く、アメリカ・イスラエルは今すぐにでも攻撃をやめるべきと主張したい。無辜の民、小学生が多数犠牲になっている。アメリカ国内でも「戦争反対」の声が上がっていると漏れ聞こえてくるが、西洋花札大統領には、聞く耳は無かろう。イスラエルも、ドイツで受けた災難を、なぜ戦争することの意味のなさと反省にしないのだろう。ともかく文頭にあげた、第三次世界大戦とならないことを、ひたすら願いたい。いや願うしか、我々には方法がない。
そもそも論ながら、そんな大統領を選ぶアメリカ合衆国国民の、意識の低さが災いしてと、ぜひぜひ自己批判して欲しいものである。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2026年03月05日

帰国三日目

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
本帰国して二夜開けた。
シンガポール生まれ・育ちの我が家の二匹のプードル(アリスとシロ)、日本の寒さにはさすがにびっくりしているようだ。咋朝お決まりの時刻に用足しに我が家の庭に連れ出したら、母親のアリスは庭の端っこで、さっさと済ませて家の中に戻ろうとした。娘のシロは、戸口で回れ右してそのまま家に戻ろうとするので、もう一度回れ右させて強引に連れ出せば、片方の前足をあげたまま動こうとしない。
「あんたは鶴か、しろさぎか?」
と。思わず声をかけたが、戸口を出て三歩の軒下でしゃがみ込んで用を足した。
西東京に住むユーサンが、
「寒がるんちゃうか?」
と心配してくれた時
「あの子ら毛皮かぶってるから!」
と返しておいた。まさか寒がることは無いだろうと高を括っていたというのに、シンガポールの摂氏30度と、貝塚の摂氏6度の差は、彼らにとってやはり大きいという事なんだろう。
個人的な話題はさておき、やはりイランの情勢が気になる。
アメリカ合衆国大統領は、長期戦(4〜5週間)の攻撃もいとわないとうそぶいている。最初の攻撃で、多くの小学生も犠牲になったとの報道もある。トランプ大統領はイラン攻撃を「自画自賛」している様ながら、多くの子供達の犠牲をどう考え、どう世界に対して説明なさるおつもりか?

lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2026年03月04日

本帰国

⇒⇒⇒⇒読後に投票願います!
昨日(3月3日)シンガポール航空の機内に居た。
13年間のシンガポール滞在を終え、本帰国の途である。
2013年9月6日、日本有数の電気・電子機器メーカーの誘いで移住して、おおよそ一昔半。誘いに乗ったのは、大学教官を定年で退職して、研究者としてではなく一個人としての夢をかなえたかったから。早い話、大阪大学に勤務中に作り上げた雷放電の観測機器を、東南アジアの諸国に敷設して役立てたかったから。全くお金儲けの意図がなかったとは言えないけれど、むしろ名誉が得られるかといった、下心の方が強かったというのが正直なところ。ただその十三年で「学んだ」のは、ビジネスの世界は学者の世界よりはもっと厳しいという現実であったろう。個人的には、「大学や学会で生きてきた経験をもってすれば、ビジネスの世界も泳ぎ切れる!」といった根拠のない自信は、全く役に立たないことを学んだ次第。いやはや、彼らビジネスの世界の方からすれば、大学人、研究者なんて赤子の手をひねるより簡単に対応できるのだろう。そんな経験を得ての本帰国。ただ当初の夢「東南アジア諸国に、我々の装置を稼働させる。」という夢は、かろうじて残っており、愛弟子の一人のタケシ君おかげでマレーシア・マラッカ・クアラルンプール界隈で、現時点では順調に稼働開始している。喜寿を迎えた皆がまだ足腰は歳並みには動く。もう数年頑張ってインドネシア、タイ、ベトナムに広げるよう努力しよう。
そんなことを考えながら、シンガポール航空機は台湾の上を飛んでいる。関西空港まであと二時間余り、愛犬達アリスとシロも多分不安を感じながら頑張っているだろう。
lanking.gif
クリックして読後の投票を!


posted by zen at 10:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常生活