2020年07月09日

悪ガキが教頭!

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いささか品のない話ながら、随分と昔祖母から聞いた話を思い出した。
思い出すには何かがきっかけになることが多く、今日の場合は前を歩いている若い女性である。その女性はミニスカートをはいておられ、生地の性質にもよるのだろう、えらく跳ね上がる風である。だからご本人も気になるのか、歩きながら時折お尻のあたりを抑えながらである。その光景から、思い出したのが、祖母の子供の頃の俗にいう悪ガキの話である。ちなみに祖母は、日清戦争の頃に生まれたと聞いているので、明治20年代後半の生まれである。
祖母が尋常小学校に通っていたころには、教壇があったそうで児童より一段高いところから教えていた。教壇は大学にもあって、私にはあまり珍しくはないが、シンガポールの小学校ではあまり見かけないような気がする。それはともかく、祖母から聞いた話である。当時女性の教員もいたそうで、袴を身に付けていたという。そしてくだんの悪ガキ、不謹慎にも教壇の下に潜り込んで、女性の先生の袴の下から覗いたというのである。そんな悪事は見事に露見し、大目玉を食らったそうだが、その悪ガキ、私の小学生当時には小学校の教頭で、子供達を集めてもっともらしい説教をするのを見ていて、祖母が笑い話としてこっそり教えてくれた。あの頃私はまだ小学校一年か二年だったと記憶している。子供だから大目玉で済んだのだろうが、今ならある種のセクハラで、大問題になるかもしれないなんぞと、思い出した次第である。
品のない話で恐縮、お許しください。
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2020年07月08日

大雨続く 2

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日本の大雨が続いている。
今朝のインターネット新聞では、大分県豊後三大温泉や岐阜県の飛騨川や下呂温泉の大雨による被害が報じられている。梅雨だから長雨と言ってしまえばそれまでながら、一週間以上も雨天の日が続いているという。一方、新型コロナの感染拡大も、東京の友人に言わせると
「確実に第二波が来ていますよ。」
ということだ。かくいう我が大阪もここ数日感染者数が二桁に届いたりしてるようだ。
我が国首相は
「新型コロナとの戦いに勝利して!」
なんぞと威勢の良い姿勢ながら、所詮勝利なんぞとはおこがましく、多くの研究者が言っているように、共存以外の道はないのだろうと、科学者のはしくれとして考えている。
おや、梅雨の大雨の話をしていたつもりが、いつの間にやら話題が変わってしまった。
そもそも言いたかったのは、大雨被害の避難から、俗にいう三蜜は避けられないだろうから、またぞろ感染者数が増加しないようにと言いたかったつもりなのである。
話を元に戻すなら、梅雨の大雨にしても台風の大雨にしても、半端なく限られた地域に降ることが多くなっているようではないだろうか?そしてその主たる要因が、気圧配置に因っているのだとしたら、昔と今日の天気図に、顕著な差が見て取れるのだろうか。専門家のセンセイ方なら
「そんなことは、とっくに確認済み!」
との返事も帰ってきそうながら、素人ながらに比べてみたい気もしている。
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2020年07月07日

大雨続く

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七夕 牽牛織女の逢瀬の日
日本は豪雨が続いている。かつては、この時期に大気電気学会が開催されることが多かった。大気電気学会は小さな学会だけに、メジャーの学会の間隙を縫ってという意味合いもあって、一月と七月の開催が多かった。そして一昔以上も前の事、九州での学会に出向いたら、博多駅が浸水騒ぎで大変だった。今年もというべきかな、球磨川の氾濫のニュースから連想して、そんなことを、ふっと思い出した。
それにしても今年も梅雨前線の居座りが長く続き、先日の熊本県球磨地方の大雨から、今度は長崎や福岡に「経験したことのない大雨」の予想が出ていたが、今朝のニュースでは、案の定福岡、佐賀、長崎が洪水被害、そして大雨の範囲が東北地方にまで及んでいる。
ちなみに先日はお隣の国中国でも大雨の被害が出ていて、梅雨の大雨は東アジア一円。これってやっぱり地球温暖化が原因なんだろう。
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2020年07月06日

梅雨期の豪雨

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今年も日本では、梅雨時の豪雨が猛威を振るっているという。
50年に一度100年に一度といった激しい雨が、毎年のように日本のどこかを襲う。今年は熊本県南部の球磨川流域が、その被害を受けることになった。熊本といえば数年前の大地震で大きな被害を受け、復興さ中というのに、まさに弱り目に祟り目である。
そもそもこの時期の豪雨、昔からもあったのだろうが、数年前から「線状降水帯」と命名された大雨の原因、それこそある方向に直線状に降水地域が次々とできるので、洪水を起しやすいというのである。少し古い話ながら1967年梅雨の豪雨で起こった六甲の崖崩れの原因も、今考えれば「線状降水帯」だったのかもしれない。
それにしても、50年に一度とか、100年に一度とかいった言い回し、専門外の方にはどんな風に映っているのだろう。少なくとも私には、テレビ報道などで見聞きすると、思わず滑稽感を抱いてしまわずにはいられない。いやむしろ、
「もっと気の利いた言い方はないんかいな!?」
と、批判的な気持ちにさえなる。気象庁としては、危機感をあおっての注意喚起という意図なのだろうが、効果のほどは果たしてどうなのだろう。個人的な意見としては、こんな抽象的な言い回しよりも、
「この地域にこの勢いで雨が続けば、河川の氾濫の起こる確率は50%以上になる」
といった予報ができないのかと考えている。
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2020年07月05日

蛇に睨まれた蛙

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先日の「天声人語」氏の内容が面白かった。
「蛇に睨まれた蛙」の話で、本来の意味は
「天敵である蛇に遭遇すると、蛙は恐怖で動けなくなる。」
といったところにあった。そして長くそれは信じられていた。
ところが京都大学の生物学者がその内容というか理解に疑問を持ち、観測を重ねた結果
「どうもそうでないらしい。蛇より先に動くと捕獲されてしまうので、蛇が攻撃に開始する瞬間を図って、その動きと違う方向に逃げる。蛇は飛び掛かるためには縮まねばならないから、一回目の攻撃をかわせば、逃げ切れる可能性が高くなり、それを狙っているらしい。」
ことが分かったというのである。「天声人語」氏は、名横綱双葉山の「後の先」を例に挙げ、蛙が天敵から身を守るための「最良の策」なのだろうと、議論を展開しておらた。
こんな風に考えてみると、野生の動物達にはこの種の生きるための知恵、いや知恵というより生まれながらに備わっている属性があり、我々人間様達が誤解をして、勝手な解釈をしている例も多いかもしれない。
野生ではないが、例えば飼い猫、時折交通事故に遭って命を落とすことがある。私達はこれを
「夜道路で、疾走してくる自動車には猫が身をすくめて動けなくなるから、はねられちゃうんだろう。」
なんぞと理解していた。本当のところはどうなんだろうと、改めて考えてみたくなる。
ついでに、台所に出没する招かざる客のゴキブリ君だって、見つかると逃げるのではなく、身をすくめている。そのくせ人間様の攻撃を巧みにかわし、遁走することが多い。あの一瞬身をすくめるのは、こちらの攻撃を図っているのかもしれない。

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2020年07月04日

思い出話 96

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専門外の方には退屈かもしれないが、もうしばらく思い出話を続けたい。
弾性表面波の研究に関してである。
縦波(疎密波)である筈の弾性波に、横波の存在する理論的根拠である。
圧電性弾性表面波、磁気弾性表面波の「名前」から想像して頂けるかもしれない。つまり電磁波は、電気的な振動と磁気的な振動が、お互いにやり取りしながら伝搬するのだが、圧電性の弾性波は、電気的な振動と力学的な振動が互いにやり取りしながら伝搬するのである。早い話電磁波の磁気的な振動の代わりをするのが、力学的な振動なのである。当然伝搬の速度は、音波のそれであるから、波長に換算すると同じ周波数の場合、電磁波に比べ圧倒的に短くなり、素子の小型化が可能になるというのが長所と考えられていた。
ついでに磁気弾性波は、磁気的な振動と力学的振動のやり取りで、電磁波の電気的振動の役割を力学的振動が分担するのである。ただ磁気弾性波にはもう一つ難しさがあった。それは磁気的な性質には、「異方性」という厄介な性質があり、例えば波の進行方向が違えば、伝搬の速度が異なってしまうのである。つまり電磁理論でいうところの相反定理が成り立たず、そうなるとグリーン関数の導出や、積分表現の導出が、なかなか教科書通りにはいかなかったのである。この難題にぶつかったのが修士二年に進級した直後で、そのころには
「この研究主題で博士課程まで進級しよう!」
と考えていたので、またまた七転八倒の毎日であった。机に向かって同じ姿勢で、計算したり文献を読んだりするという生活が続き、その結果頚椎捻挫してしまった。手がしびれ偏頭痛があり、いささか怖くなって病院に行くと、診察に当たった医師から
「大学生か、麻雀のしすぎだろう。」
と呆れられ、説明するのも面倒なので、薬と電気治療だけ受けて帰宅した。
こんな毎日を過ごしながら、一ヵ月二度北海道のその人に電話をしてという、日々が続いた。その夏、札幌での学会が開催されることになっていたので、私は何としても磁気弾性波の研究発表を札幌でと考えていたのである。
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2020年07月03日

思い出話 95

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ご常連様ならよくご存じのように、私は大気電気学の専門家である。平たく言うなら、雷放電物理を、1979年に名古屋大学空電研究所に勤務して以来、野外観測を主たる手段として、40年の長きにわたって研究してきた。だからここ数日の思い出話とは、非常に連続性が悪い。まぁこのあたりのいきさつは、別の機会に紹介させていただくつもりなので、いましばらく修士課程から博士課程の頃の思い出話を続けたいと思う。
圧電性弾性表面波、磁気弾性表面波が、くぼみや折れ曲がり部分でどのようなふるまいをするかを明らかにするというのが研究の目的で、所属していた研究室の主たる研究主題である光ファイバーだったから、てそれなりに親和性は良かった筈である。
それはさておき、後日談が二例ある。
1995年1月17日の阪神淡路大震災。震央は淡路島北淡町だったっけ。そして地震の表面波が六甲山系に向かって伝搬、そこでたぶん反射をして、電磁波でいうところの定在波とり、被害の大きい地域が定在波の腹に当たる部分で、だから飛び飛びとなったのではないかと、勝手な理解をした。あの当時には、不連続部における反射や散乱の研究とはすっかり離れてはいたけれど、不謹慎ながら興味深っかったのを思い出す。
もう一例は21世紀初頭、私を大学院で指導してくださっTKさんから電話をもらった。
「善さん、日経サイエンスに僕らのやってた弾性表面波で、フィルターを実現したというニュースが載ってだでぇ!」
という内容で、論文を発表してから四半世紀も経って実用的な素子に応用されたという知らせである。嬉しいような悔しいような、複雑な気持ちであった。
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2020年07月02日

思い出話 94

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思い出話を続けている。
大学院に入学して、研究を「弾性表面波」とするよう、TKさんから助言された。それも純粋な弾性表面波ではなく圧電性弾性表面波や磁気弾性表面波で、さらにその散乱に関する取扱いである。弾性波はある種の音波で、したがって通常は疎密波(縦波)なのだが、あの頃横波の弾性波の、圧電性の材料に存在し得ることが、理論的に確かめられたという論文をTKさんが読んで、
「散乱の問題を考えるときっと論文になる!」
と思案されたのである。この変わった横波、発見した研究者の名前を冠したの圧電性弾性表面波は、Bleustein-Gulyaev波と名付けられていて、
「グリーン関数導出して、積分表現するんや。グリーン関数言うても、四年の時に使ったフーリエ変換してやったら、単なる境界値問題になるから、後は計算力が勝負や。善さんこういう計算得意やから、きっと向いてるで!」
と、TKさんにおだてられ、何か月かそれこそ根を詰めて境界値問題を解いた。そして電磁理論と同じように、相反定理に基づいてBleustein-Gulyaev波の積分表現を導出した。
いささか専門にすぎる話で雲をつかむような話ながら、平たく言うならホイヘンスの定理に近いものがあり、
「ある領域内における波のふるまいは、その領域を囲む閉曲面に入射する波の様相が分かれば、その閉局面の積分で記述できる。」
と、言った具合だったのである。
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2020年07月01日

10年前の今日

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10年前の今日
思い起こせば、フロリダ大学に短期留学していた愛弟子のYS君に会いに行ったんだ。
速いもので、もうあれから10年か!

成田を飛び立てばシカゴ・オヘア空港まではおおよそ11時間。
インターネット万能ともいえるこの時代に,機内に11時間も閉じ込められるというのは,如何にもそぐわない。
実際,成田空港でフロリダに居るYS君から,
「天候次第では,ジャクソンビル空港には行けないかもしれません!」
とメールが入り,実時間に近い形で
「レンタカーで宿泊先のホテルまでは車を転がして行くよ!」
と返事をしているのだから,その後に長旅を強いられるというのでつい愚痴が先に立った。とはいえシカゴや最終目的地のフロリダは,日本から見ればほぼ裏側に位置するだけに,物理的に移動するには長時間の旅も止むを得ないのは判っている。
何度か申し上げている様な気もするけれど,私は海外出張の長旅では機内でひたすら眠る様に努めている。機内食もあまり頂かず,キャビンアテンダントには,
「起こさないで!」
のお願いをしておくのが常。
ただ昨日は成田空港での乗り継ぎ時間が短い事もあって,搭乗前に胃袋を満たしておく時間が無く,
「今回は信念を少し曲げ,先ずは少々(?)のアルコールと機内食を!」
と腹ごしらえは機内でという事に相成った。
とはいえ習い性とでもいおうか,機内食を頂いているうちに前後不覚となり,気がつけば機内は暗くなっており,見ていた筈の機内映画は既に終わっていて,エンジン音が耳の奥に鳴り響いているといった具合。
キャビンアテンダントに確かめると,
「シカゴまでの行程の,おおよそ半分を飛びました。」
とのこと。そして引き続けての
「おやすみでしたから,デザートはお配りできませんでした。何か召しあがりますか?」
との問いに,それならウイスキーの水割りと何か果物をとお願いした。
さらに5時間近くは眠らねばならないから・・・。

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2020年06月30日

友人の転居

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水無月晦日
シンガポールのサーキットブレーカーも第二ステージ、先日MRTに乗ったらすっかり人の出が元通りに戻っていた。そして今朝、5月1日から二か月間同居されていた知人が、転居していった。正確には、本来転居すべきだった場所に、移動していったというべきだろうか。
思い起こせば四月の末、
「河崎さん、転居予定先のガードハウス、転居を許してくれないんです。作業員をマンション内に入れることができないから。」
と、相談を受け
「今までは同じマンション内だし、我が家には一部屋使っていないお客用のベッドルームがあるから、それでよければどうぞ。」
と引き受けたのが、発端である。
ただ、本音かどうかはともかく、やけに小心な御仁で
「下手をすれば、住所不定で警察のお世話になるかも。そうなったら国外追放かな?」
とびくびくされていた。
それにしても、あちらこちらで転居らしき風景には出くわすので
「この緊急な時に、シンガポール国内での転居を許さないのはなぜだろう?」
といぶかしくも思ったけれど、それはそれとして、我が家への転居も無事終わり、郵便局への転居届も終えた頃には、すっかり元気を取り戻され、平常の生活を楽しまれるようになった。ただお互い在宅勤務で、四六時中顔を合わす可能性もあり、気まずい思いをすることも少なくなかったのは事実であるけれど、これも人を見るいい経験になったと、古希を越した爺の回想である。
この知人、最後の挨拶をされていよいよ我が家を去られるとき
「二か月間、警察に逮捕されないでよかったです。今日から住居は決まります。」
と、述懐されたのには
「本音で、心配されてたのか!?」
と、驚かされた次第である。
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posted by zen at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活