2017年09月23日

大学世界ランキング2

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
秋分の日(秋の彼岸)
さて昨日の話を続けたい。
かつては、「末は博士か、大臣か。」なんぞという慣用句があった。いや今でも慣用句としてはあるのだろうが、現実に博士や大臣はもはや「坂の上の雲」ではなくなった。早い話、大学で修士、博士と進学して道を極めることが、若者達にとって夢ではなくなってしまったということなのである。言い換えれば、研究成果を上げて世界に羽ばたこうという意欲が希薄となり、そうなれば国際競争力という点で、どうしても見劣りすることになる。その結果大学の世界ランキングも下降気味になることは、当然なのであろう。
昨日も書いたように、若い人達にとってのキラキラ感を大学が失くしてしまったことがその一因で、手前味噌ながら、この爺なんぞ現役教授の頃には研究室の学生のお尻を叩くことより、面白さを判ってもらえるように努力したものである。昨日も書いたように、野外観測が主という大学の研究室には少し稀な部類の研究室だったことも影響しているが、自身の都合のつく限り現場には足を運んだものである。
だからと言って、研究室に所属の学生諸君の皆が皆、雷放電の研究に目を輝かせて取り組んでいたと主張するつもりはない。とはいえ、この爺は節目、節目には学生諸君に
「研究面白いか?」
と尋ねたものである。
話は変わるが、私は生涯で20名の工学博士を輩出することができた。そして2名を除いて、研究の主題は雷放電であった。さらに残る二名も電力機器故障の予兆減少としての、部分放電を対象としていた。18名の内、今も雷放電の研究に関わっているのは、おおよそ半数足らずで、残りの半数はメーカーに就職して、博士論文とはあまり関係のないことをやっている。大学に籍を得た弟子でも、何名かは新しい分野に飛び込み活躍をしている。
このように考えると、雷放電の研究者を育てるという意味から、歩留まりが悪いと指摘を受けそうで、
「キラキラ感が無いんだろう!」
とまぜっかえされそうだが、歩留まりよりも本当に面白いと考えてくれる後輩を輩出することが肝要というのが、この爺の持論なのである。そしてその面白さを、次に伝えてくれる学者を、弟子に強いるのではなく、育ててきたつもりである。
何やら論点がずれてしまったけれど、多くの大先生方が「原点」をお忘れになり、研究室運営の理念を失くされている、そのことが日本の大学の国際競争力低下につながっているのではと、この爺は考え続けていることを申し上げたかったのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2017年09月22日

大学世界ランキング

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
先日大学の世界ランキングが公表された。
そんなランキングに、一喜一憂することは無いのだろうが、
「日本の大学のランキングが下がった!」
「2000年代は、アジアで東大が一番だったのに、今やシンガポール、香港、中国の大学の後塵を拝している。」
等々、マスコミ雀達が騒々しい。
そして昨朝も、確かテレビ朝日だったろうか、この件を特集していた。
権威者の学者先生が、判で押したように、
「近年 国からの研究費が、削減され続けているから!」
「能力ある若手研究者が、自由に研究できる環境ではない。」
と口を揃えてインタビューに答えている。
天邪鬼な爺は、ついつい考える。
「いろいろ理由はあるやろが、権威者の答えは、国内の相対的な比較やから、こんなん理由にならへんやろう。競争を外国とやってんやから!」
そもそも論ながら、この爺が現役教授だった頃、大勢の意見として
「日本の研究者の国際競争力の弱さは、競争的資金を獲得して研究を実施するという姿勢に欠けるからである。」
「若手研究者を育てるために、競争的資金に若手枠を設けねば。」
等々があって、文部科学省の科学研究補助金に各種の枠が設けられた。さらには各省庁にもいくつかの大型で新しい競争的資金枠が設けられた。だからというつもりではないけれど、この爺の場合2000年代は比較的その恩恵に預からせてもらった。かかる意味で
「大学の研究、研究資金という意味では、環境は悪くなっていない。」
と確信していた。さらに天邪鬼ながら
「昨今、もっともらしく大学の窮状を訴えていらっしゃる大先生方は、2000年代には異なる意見で窮状を訴えていたなぁ。」
とさえ考えている。
批判はこの程度として、この爺はどう理解しているのかといえば
「大学に入ってくる若者達が、大学院に進学して研究を続けたいと希望する、きらきら感が、大学の研究室にないのでは。」
といったところにあり、だからこそ彼等と一緒になって、朝な夕なに面白さを伝えてきた。ただ爺の研究の場合、野外で一か月ほども一緒に過ごすという、野外観測が主であったから、そう言った機会を持ちやすかったとも言えるかもしれないが。
爺の事はともかく、こういった具合にして仲間が増えれば、研究費はついてくるものだというのが持論で、研究費を獲得してから人を集めるでは本末転倒であろう。
まぁいずれにしても、権威者の先生のおっしゃり様は、この爺には納得できない。
この件、明日も考えたい。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2017年09月21日

大義なき解散??

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
日本では衆議院の解散がと、マスコミ・報道がかまびすしい。
大義なき解散とか、モリカケ隠し解散とか、あれこれ批判もあるようだ。
この爺だって、モリカケ問題には、あれこれ申し上げたい。
いやある意味、戦後最大の疑獄ではないかとさえ考えている。
はたして我が同胞は、どう考えているのだろ?
ただ我が同胞は、閉塞感の一方で「安定」した毎日を期待する傾向が強い。
早い話、多数の方々は、
「長い物には巻かれろ!」
の意識を持っていらっしゃる。言い換えれば
「政治は何をしたって変わらない!」
と諦観に近い意識が強い。そしてその反面
「日本は、十分裕福だ。」
との意識もあり、「変わる」ことを否定しがちである。
さらに悲しいのは、政権政党自体、政権を担当し続けたいとの意欲が強すぎること。
以前にも紹介したように英国の二大政党制では、与党の代表が
「我が党が野に下り、政権を他党に譲るとき!」
と仰るのをテレビ中継で見た記憶がある。
この爺、この姿が成熟した民主主義と信じている。
「票をたくさん集めた。多数の議席を得た。だからやりたい放題。」
は決して民主主義ではない。
民主主義のご理解不足の政治家センセイの多いこと、これがわが国の欠点かも知れない。
愚痴ばかりの朝でした。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2017年09月20日

内政不干渉

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
北の将軍様、何度も書くように、したたかである。
そして世界中の指導者を手玉に取っていると考えるのは、この爺だけではあるまい。
いやさらに裏を読めば、指導者達とは、俗にいう水面下での会話が、あるのかもしれない。
早い話真偽のほどはともかく、わが国の首相だって、二三日前には、核実験やミサイル発射を知らされているとも聞く。
いずれにしても、北の将軍様の国、とうとうアメリカ合衆国を脅すに足る武器を手に入れてしまったようだ。だから
「朝鮮半島から、合衆国の軍隊は去れ!」
と交渉するのだろう。
合衆国もメンツがあるだろうから、おいそれとはいうことは聞くまいが。
今更ながら、朝鮮戦争は長く休戦しているだけで、まだ戦時下にあるのである。
そして、祖父、父そしてご本人と三代続く懸案の半島統一事業、今がその時と考えていらっしゃる節がある。
今後の展開はともかくとして、この爺の持論は内政不干渉。
その国民が自由主義を望むか共産主義を望むかはたまた封建主義を望むか、他の国が関わるとろくなことの無いのは歴史が証明している。米国人の共産主義嫌いは知っているが、だからと言って他の国にそれを強要してはならない。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2017年09月19日

締め切り

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
先週月曜日11日に会議があった。
その場で宿題が出され、
「それなら来週18日の始業時には見ていただけるよう、パワーポイントで提出します。」
と答え、閉会となった。
ただ先週は毎日あれこれ雑事があり、作業は週末となった。
それでも土曜日には、都合10ページ近くにまとめ上げることができた。
日曜朝もう一度見直し、可能な限り誤植の内容に配慮して、昼頃に先方に送った。
ほどなくメールで回答が返ってきて
「今週一週間は海外出張が入っています。週末には帰国しますから、来週吟味させていただきます。」
という。
いやはや何とも割り切れない。
確かに提出日を決めたのはこの爺自身ながら、海外への出張なら先週議開催の時点で予定されていたろう。だから、私が18日には提出しますといったとき、何か一言あってもよかったろうにと思う。
「来週は精査する時間が取れないから、提出は18日以降でもいいよ。」
「今週週半ばの13日水曜までに提出してくれたら、週末までにけんとうするよ。」
って具合に。結果を急いでいるのはこの爺かもしれないが、如何にも誠意の少ない対応と、恨みに思いたくもなる。一方東南アジアの人の属性として、正面から「No!」を言えないという傾向があり、
「まぁ遠慮して言えなかったのだろう!」
と、矛を収めることにしておこう。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2017年09月18日

台風18号

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
台風18号が日本を縦断した。九州南端、四国には宿毛、そして本州は明石に上陸し、18日午前8時現在日本海で秋田県沖を北上続けている。この調子でいくと、四島全部に上陸という結果になる。四島全部に上陸という台風は珍しい。(午前10時頃北海道にも上陸、不謹慎な言い方ですが4島制覇)
日本を遠く離れているので、ネット新聞でしか被害の程は知りえないけれど、先日大雨の被害を受けた大分県がまたまた被害を受け、弱り目に祟り目、自然に意図はないのだろうに・・・。
それにしてもわが国、最近実に自然災害が多い。マスコミ・報道それに素人衆が口を揃えて
「地球温暖化!」
なんぞと色めき立っている。
確かに平均気温は少しずつとはいえ年々高くなっているのは事実である。
だからこそ、集中豪雨、局地豪雨の頻度が高くなり、それが災害とつながっている。そのこと自体を現実として認めたとしても、我々人間の活動も自然の一部である以上、「地球温暖化」は、避けることのできない事態なのかもしれない。
なんぞと、ちょっぴし悲観的な朝である。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2017年09月17日

ソフトバンク優勝

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
野球狂、相撲狂の爺の身なれば書かぬわけない。
ソフトバンクの優勝決定と、大相撲の大難事。
まずは野球から。
ちなみに昨日はパシフィック、セントラルの同日優勝の可能性もあったのだが、広島カープが負けてしまって、結果としてはパシフィックのソフトバンクだけがペナントレースの優勝を決めた。セントラルリーグも、優勝まであと1勝と迫っているのだから、今日明日には優勝を決めるだろう。
さてソフトバンク、昨年夏頃から急失速しての思わぬ逸優勝だっただけに、今回は万感胸に迫るものがあっただろう。工藤監督が泣いたというから・・・。春にペナントレースが始まった頃には、そのソフトバンクは何やらもたもたとしていたけれど、両リーグの交流戦で優勝し、8月の声を聞いてからは、本当に横綱相撲であった。とりわけ今期のライバルである、西武ライオンズ、楽天イーグルスには、めっぽう強かった。スポーツの鉄則は、「ライバルには負けるな!」にある筈であるから、今年は本当にうまく機能したように思う。ともかく優勝おめでとう!
次は大相撲、秋場所前には早々に三横綱が休場を決めていたので、日馬富士の一人横綱。この横綱、最近は満身創痍でいつ何時引退かともいわれていた。ただ今場所は、負けが込もうと途中休場というわけにはいくまい。現に三日続けての金星配給でも休場宣言はせず、漸く四勝三敗まで持ち直したけれど、何やら気の毒な気がしてならない。それに元気だった大関高安と、膝に不安のある照ノ富士の二人が途中休場し、8日現在一横綱一大関の場所となってしまった。こうなってしまった一つの原因に、申し合わせともいうべき規則を変えてまで、日本人横綱を無理に作ったことが遠因でないだろうかというのが、爺の存念。春初場所大けがを押して出場、優勝はしたけれどその無理が原因して、その後はけがに悩まされ続けである。確かにこの言い分は結果論ながら、そのように思えてならない。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2017年09月16日

駅員のお節介

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
MRTでTai Senという街に出かけた。
このMRTの路線、大通りに沿っていることが多く、だから出口を間違うと行きたい側と通りの反対側に出てしまうことになり、そんな時には大層な遠回りになる。
そんなわけで、改札を出る前にスマートホンで、
「どの出口が良いのだろう?」
と調べていたら、駅員らしい人が目ざとく見つけて
「ここに地図か有るから、まず改札から出てきたら?教えてあげるよ。」
とやけに親切である。
「改札を出ろと言っても、行き先が道路のあちら側か、こちら側かまず調べてからでないと。反対側なら、道路に出て渡らなくてはならなくなるので不便だ。」
と答えれば
「この通路で反対側の改札口に行ける。先ずここに来て、地図で教えてあげるから。」
と、意外と頑固である。敢えて反抗する必要もなく、言われるままに地図の前まで行ったら
「行き先のビルは?郵便番号は?」
と矢継ぎ早に尋ねて来る。町名と郵便番号を答えて地図の上で
「このあたりだと思うのだが、それが道路のあちらかこちらかわからないので悩んでいるんです。それだけ教えて頂いたら自分で探せますから。」
と続けたけれど、「親切な女性駅員」、私の言葉には耳も貸さず、あれこれ悩んでいる。それでも2〜3 分程して
「ほれここの建物だよ!」
と、いたく得意げに私に見入る。
「だから、そこに出口A側からいけるか、出口B2側から行けるかを知りたいだけなんのです。」
と続けると、またしばらく地図に見入って、
「こちら側の出口Bだね!」
と、「どや顔」である。いやはや何ともというほかはなかった。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2017年09月15日

英語事情in Singapore4

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
シンガポール英語事情の続編である。
この多民族国家、いろいろな人種が住んでおり、それぞれの人種固有の訛りを含んだ英語を話す。ただ不思議なことにというべきだろう、カナダのようにどの訛りとでも意思疎通ができるというわけではないようで、そこがカナダと違うところだろうか?
実際電話を通して話してみると、これが顕著となる。
今日昼過ぎ、たまたま電話で交渉する機会があった。確かにこの爺の英語は大阪弁訛りだから、判ってもらい難いのは否定しない。だから途中から、同僚に代わってもらって交渉を続けたのだが、その同僚が
「何を言ってるのか、全然判らない!」
と匙を投げてしまった。曰く、
「私と違って、マレー語なまりの英語だから。」
とのこと。こみいった内容だったからやむを得ないとしても
「相手はシンガポール人だろうに?」
結局直接会っての交渉となってしまった。

MRTの駅で、通りすがりの見知らぬ人に訪問先までの行き方を教えてもらって、
「どうもありがとう!」
といえば、その彼のどういたしましてが
「Don’t mention it!」
であった。何やら古臭いイギリス英語を彷彿とさせた。
豪州人なら No worries、米国人ならNo Problems といったところだろうに。
そして極めつけは、さようならが
「See you later」
だったので、
「I appreciate you, but I don’t think I will see you again.」
とまぜっかえせば、大笑い、大笑い。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2017年09月14日

ミャンマーでは

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
ミャンマーの政権、少数民族への対応で国際的に非難を受けている。
ロヒンギャと呼ばれる、イスラム系の少数民族で、迫害を受けているらしい。
ミャンマーといえば、アウンサンスーチー女史が長く軟禁され、つい数年前完全とは言えないまでも、漸く民主化できた国である。早い話、実質的にアウンサンスーチー女史が指導者となり、国を牽引していると言える状態なのである。
その国で少数民族ロギンギャが迫害されているというから、
「長く迫害を受け続けた彼女が?」
と、非難の声が一層高いのかもしれない。
取り立てて、アウンサンスーチー女史の肩を持つつもりで申し上げるのではないが、
「政治とは、かくも難しいのか?」
と、大人の発言になってしまう。
つまりである。女史がロヒンギャに肩入れすれば、漸く緒に就いた民主化が後退してしまう恐れもあり、匙加減を考えながらの舵取りをされているのではなかろうか?
なんといっても、ミャンマーは仏教国、その教えが政治に強く影響している筈で、一方ロヒンギャはモスリム、宗教的には相いれない可能性もあるのだろう。
一方、今のままの迫害状態が続けば、アウンサンスーチー女史を押してくれる外圧が弱くなる可能性も高く、かじ取り難しいに違いないと考えざるを得ない。
大人の言葉で「政治とは・・、そんなものか!」と、ついつい考える爺である。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題