2018年05月25日

仔犬の病気3

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爺は、受け付けの女性に毅然として話す。
「ちょっと待ってください。1時間で最後の検査が終わるからという話だった筈です。それを30 分以上も長く待たせておいて、顔も出さずに結果は後で電話するからとはどういう意味ですか。私は仔犬の事が心配で、精密検査をして頂いたんですよ。その結果も十分教えて頂いていませんし、退院に当たっては担当医から直接総括して頂かないと!」
に対し
「先生はお忙しいので、あと電話で報告をさせていただくと言っています。」
と機械的な返答である。
「あなた私の申し上げていること理解していますか。入院させての精密検査、その総括だって聞かせてもらってないのですよ。だのに退院して良いと言われても、担当医にはあれこれ質問もあるんです。今すぐ担当医を呼んでください!」
と、爺も譲る気はさらさらない。私の剣幕に驚いたのか、受付嬢は急ぎ電話をして
「担当医のNg女医は、すぐに下りてまいります。」
と仰る。それでも担当医の現れるまでには、結構時間がかかった。
何匹かの入院動物を担当していて忙しいのだろうが、笑顔で近づいて来て
「最後の検査までに15分程度かかりますから、お帰りになってください。結果は電話で・・。」
「ちょっと待てくださいよ、入院してまでの精密検査の結果や、自宅でどう対応すればいいのか教えて頂かないと!」
と迫る私に、
「何度かにわたって説明申し上げた通りです。」
と全く頓珍漢。
「5時過ぎに、最後の検査をするから、あと一時間と仰ったじゃぁないですか。最後の検査結果で総合判断するのでしょう。もしその結果が悪ければ、また連れて来いという事ですか?ともかく最終判断を聞かないと、連れて帰ることはできませんよ。」
「血液を採るのが遅くなりまして、・・・。」
「という事は、あの時すぐには最後の採血されなかったのですね?まぁそれはもう仕方がないので、最後の検査結果を待って総合判断を聞かせてください。あと何分ですが?」
「15分くらいかなぁ?」
といったやり取りがあって、やがて結果が出れば
「肝機能もホルモン分泌も異常がありません。若干栄養不足かも知れませんので、エネルギー計算した資料をお渡ししますから、毎日300Kcalの餌を上げてください。抗生物質はあと1週間は続けてください。今回の低血糖と貧血気味なのは、何かに感染していたかもしれませんので。ともかく重篤な状態ではありませんから。」
と、最終判断。まずは一安心して無事退院の運びとなった。
まぁこの爺もバカではないので、検査結果は電話で知らせるからと言われた時点で、重篤でないだろうことは想像していた。ただ連れてくることとなったその後は、あの検査この検査と、何やらぼったくりの感がしてならない。これまた大いなる不信感を抱きながら、精算手続きを進めていた。
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2018年05月24日

仔犬の病気2

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昨日午後は、仔犬の引き取りと、検査結果の確認に出かけた。
午後に訪問していたK社からは、極めて近距離にあるらしいので、自宅に戻ることなく直接出向いた。引き取り(退院というのかな)の約束時刻は5時過ぎだったのが、犬猫病院(Veterinary)に着いたのが四時過ぎ、さすがに早すぎる。それでも待合室にはいろんな犬がいて、さらにはそれぞれが人懐っこいので、飽きることも無く時間潰しが出来る。一緒に引き取りに行って下さるKさんとは、現地集合を約束しており、念のため現地に到着済みであることをメッセージしておいた。実はこのメッセージが誤解を生むことになったのだが、結果的には無事集合、お嬢様のYさんも付いて来て下さった。
担当の獣医さん、Kさんの到着の前から、時折出てきてあれこれ検査結果を報告してくださった。
「超音波で検査した限り、肝臓には異常がない!」
「だから低血糖の原因は、肝機能が原因ではないようだ。」
「従って、他の考えられる原因はホルモン異常。」
「お昼の検査では、ホルモンの数値が低い。」
「ただホルモンの分泌量は一日の中でも変化するので、もう一度測定する。あと一時間は待てるか?」
と、出てくるたびに一言二言。さいごの
「あと一時間は待てるか?」
の問いかけの時にはKさんも到着してくださっており、
「結果を切って安心して帰りたいから、待ちましょう!」
と結論、担当獣医師にはそう答えた。獣医師さんは、親切心からだろうか
「一時間もあるので、夕食でも取ってきたら。」
と勧めて下さったけれど、それこそ小さな親切大きなお世話ってもんだ。私達はひたすら待った。
そして一時間三十分ほど待ったけれど、結果報告には来てくれそうな雰囲気はない。
受付に
「お約束の一時間はとおに過ぎました。どうなっているか担当医に確かめてくれ!」
とお願いすると、
「結果は電話で知らせるそうです。今日はこのままアリスを連れて帰ってくださって結構との事です。」
と仰る。この一言で、天邪鬼の爺の頭がむにょむにょと持ち上がった。
(この稿続く)
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2018年05月23日

仔犬の病気

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我が家の一員となった仔犬・アリスのことである。
昨日も書いたように、獣医さんの見立ててでは
「貧血、低血糖」
とのことで昨夜は入院。12時間絶食の後、超音波で精検と「ドックドック」である。
これまった獣医さんの予想では、
「肝臓でグルコースを作る機能が以上に低い。こんな場合先天的な肝臓疾患かも。」
ということらしい。さらに肝臓に血液を運ぶ血管がうまく出来上がっていない可能性もあり、そうなると手術以外には治癒しない。ただしこの仔犬はとりわけ小さいので、手術に耐えられない可能性もあると、いやはや重篤な見立て極めて悲観的である。さらには超音波で十分に診断でききれない可能性もあると、甚だ買主の不安をあおるような見立てばかりである。ところが私の
「脈拍は弱いのでしょうか?」
の問いには、
「少し遅いですが、それはしっかりしていますし、肺の音も異常は無いです。」
と少し安堵させる答えもある。
いずれにしても、12時間の絶食中は、点滴で栄養を補給してというから、人並みの治療です。ただ最悪の場合はブリーダーに苦情を申し立てねばならず、そうなると相手がシンガポール人だけに、厄介になりそう。実際職場の同僚が
「ブリーダーなんて金儲けしか考えていないから、苦情を訴えても意味ないよ!」
と、おっしゃる。同じ国の人同士かくも信頼感が無いのかと、悲しい言持ちになる。
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2018年05月22日

仔犬、元気ないなぁ

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仔犬(トイプードル)を買い求めたことは、すでに紹介した。
雌犬でアリスと命名。ただ甚だしくおとなしい。仔犬ならもっといたずらをするだろうにと考えるのだが、
「この犬やけにおとなしいね!?」
という私に、ブリーダーさんが
「この犬の個性でしょう!」
と、しらっとしていらっしゃったので
「まぁそんなものか。」
と決断して買い求めた次第。そして我が家に来て二週間たまに陽気に振る舞うこともあるが、アリスはいつも物静かである。
そのアリス、先日から軟便気味で、昨朝は何やら血便かと思わせる状態となった。
そんなわけで夕方獣医さんのところに連れて行ったら、聴診器で審査後、血液検査、検便をやってくださった。そして診断は
「貧血気味で低血糖症」
とのこと、腎機能は大丈夫らしいが
「貧血、低血糖に関しては肝臓の検査を明日病院でやりますから。」
とのこと。昨日のクリニックでは内臓検査のための機器が無いらしく、超音波で肝臓を見たいという。なお低血糖対策には、グルコースのチューブ、また感染の可能性に対しては抗生剤を投薬してくださり、
「グルコースは三時間おきに与えてください。」
との事。
何せ仔犬は自分で具合の悪いことを言わないし、おとなしいのが性格だと言われれば、とりあえず信じるほかはなかったのだが、何やらブリダーに騙されたような、後味の悪さを感じている。
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2018年05月21日

今日は、大谷投手

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メジャーリーグの話題。
といえば今は、大谷選手だろう。とりわけ日本人には。
今日は先発して、7回あまり投げ失点2で勝ち投手。打者としては現在六本塁打だから、10本塁打10勝の名誉は、現実的になってきたという事だろうか。ベーブルース以来100年振りというから、「大記録」には違いない。
というわけもあってだろう、米国内では「大谷選手の二刀流」は、子供達に大人気だそうで、
「自分もぜ是非二刀流で!」
という、ちびっこ野球狂も少なく無いとか。
話変わって国内では、松坂投手が一試合二本以上の安打を放ってさらには二勝目を挙げたという事で話題になっている。そもそも高校野球で活躍していた当時から、松坂投手はよく打ったような記憶がある。松坂投手に限らず、高校野球の主戦投手を努めるような選手ならよく打って当たり前。ただその選手が、プロの投手として本当に資質があるのか当たり前。古くは桑田・清原当時の桑田投手、同じ頃に活躍した水野投手もよく打った。西鉄の稲尾投手や、国鉄の金田投手などが有名だろう。ちょっとマニアックながら阪急の300勝投手米田だってよく打った。
過去の大選手の話はともかく、何度も書くようながらアマチュアで主戦投手となる様なら打撃のセンスも良いのが普通。だから大谷選手の場合、二刀流で記憶に残るより、野球狂の爺としては記録に残る選手になってもらいたいというのが本音なのである。
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2018年05月20日

ALMAの事

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昨日ALMAの事を取り上げた。
132.8億光年彼方に酸素の存在が確認されたという、最近の研究結果である。
そして今日はALMAに関しての想い出を。
ALMAはAtacama Large Millimeter/submillimeter Arrayの略称で、チリ・アンデスの標高5000mのAtacama砂漠(高台)にある干渉計型のミリ波電波望遠鏡である。日本、台湾、欧米の国際協力の賜物で、深宇宙を電波の眼で見て、宇宙の起源に迫るいう目的で、2014年からフル稼働していると聞く。日本では野辺山にある国立天文台が主として担当している。
さて今日の話題は、そのALMA建設に関わった友人(?)についてである。友人の後ろに?を付けたのには理由がある。何度か述べているように、この爺は1979年名古屋大学空電研究所に赴任した。その赴任先の研究所の、隣の講座が「太陽電波」の講座で、そこの学生の一人にM君という修士課程学生がいた。だから必ずしも友人という範疇には入らないかも知れない。ただ爺の記憶では工学研究科の学生であったけれど、理学系の研究室に籍を置き、ミリ波の電波干渉計の研究に関わっていて、教官の私がいろいろ教えてもらっていた。その頃の知識が、現在のLIVE(Lightning Interferometer via VHF Emission)の基礎となっており、友人というよりも自分より若い師匠というべきかも知れない。がて私は大阪大学に赴任、その頃にはM君はもはや野辺山天文台の教員となっていた筈で、会う機会がめっきり減っていた。ただ電波科学という意味で、国際電波科学連合の会合では何度かお会いできた。その後風の便りでALMA建設に関わっていると聞かされていたのだが、2012年のある日新聞を見てM君がチリの自宅を出た直後に暴漢に襲われて、命を落とされたことを知った。当時私はエジプトに赴任していた頃で、どうにも動き様がなく、合掌して冥福を祈るのみであった。132.8億光年彼方の酸素、M君にも大きな喜びであったろうに。
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2018年05月19日

132.8億光年彼方

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インターネット新聞で見た記事に132.8 億光年彼方の恒星に酸素の存在を確認というのがあった。我々の宇宙ができて138億年というのが通説だから、宇宙創成間もないころに、もう酸素があったと、ちょっとした話題となっている。というのも、酸素は我々「生命体」が存在するのに必要な元素だからで、132.8億光年彼方に酸素があったといっても、即そこに生命体というわけではないのだろうが、少なくとも可能性の一つだからだそうな。130億光年彼方の酸素存在の発見は、ALMA電波望遠鏡で何例か報告がされているようながら、今回のは最も遠方、言い換えればもっとも古い。いずれにしてもはるばる130億年以上もかけてこの地球に届く電波で、130億年も昔を見ているわけである。
180519 ALMA.jpeg
(ALMAから拝借しました)
こういったことを考えると、そしてこれは確か以前にも書いたはずだが、私達は電波で遠い過去を見ることができるのが不思議である。近くの過去は視ることができないというのに・・。
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2018年05月18日

訃報 2件

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しつもん!ドラえもん」の話題は先日も取り上げた。
ただ今日は、結構マニアックな問題もあることを紹介したい。
ここ数日はお茶編なのだが,
「ジャスミン茶は、沖縄ではなんと呼ばれているか」
なんて問題。さすがにこれは、大人も子供も難しかろう。ただここまでマニアックだと、どうしても答えを知りたい子供なら、必死で紙面を漁るだろうから、意図的な出題なのだろうと、性善説で理解しているけれど・・。ちなみに答えは「さんぴん茶」で、想像もできなかった。そういえば先日の富山のお茶の問題も、似たようなものだった。知識として必要かと尋ねられれば、答えは十中八九は否であろう。ただこのコラムの目的は、子供達に紙面を開いて、「紙面サーフィン」させることが目的だろうから、已むを得ないと、爺なりの理解をしている。

話は変わるが、西城秀樹さんが亡くなった。脳梗塞を発症して、それでも喫煙の習慣があったようで、不養生に違いない。それにしても、先日の岸井さんの御他界もショックながら、岸井さんの場合は、サンデーモーニングに出なくなって、
「かなり悪いのだろうか?」
と、心配していただけに
「あぁやっぱり!」
と納得がついてくる。ただ西城さんのようなタレントさんの場合は、突然のお別れで違った意味で寂しい。
岸井さん、西城さんに合掌
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2018年05月17日

シンガポール英語 Kiasu

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昨日チャンギ空港に出かけた。
NEAと略称される、気象観測のセンターの担当者に会うためである。これまでにもすでに何回も出向いているが、今回はいよいよ入札の日取りが迫ってきており、同僚のJosephさんを担当者に引き合わせることが目的である。
実はチャンギ空港には、バイサラ製の装置が入っており、それが今年リプレイスの年に当たっている。担当者は、
「リプレイスもしくは機能向上のいずれでもいいのだ!」
と仰るけれど、機能向上という事になれば、もし入札に勝ってもバイサラの装置での作業という事になり、現実的ではない。つまり我々としては、あくまでもリプレイスという形で入札に勝たねばならないという次第である。
私なんぞ、ビジネスという意味では全くの素人で、だから営業経験の豊富なJosephさんの炯眼を期待したのと、逆に担当者には
「大きな会社を通じて参加するぞ!」
という意思表示を兼ねての訪問で、おおよそ一時間の結構重い会合となったと理解している。そしてJosephさんからは、Kiasu(驚輸)というシンガポール人の属性から、
「入札に勝つのは結構大変。ただし参加しなければ勝つことも無いし、仮に負けたとしても今後の展開に繋がる。」
と教えられた。ちなみにKiasuとは福建語からシンガポール英語の単語となった言葉で、
「負け組となる恐怖心」
といった意味らしいが、本音のところで
「保守的で、新しいものを導入して上手くいかなかった場合の責任を回避したい。」
という気持ちがあるかららしい。
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2018年05月16日

10年前の今日

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10年前の今日
昨日午後に大阪市内で会議があり,結果としては職場と大阪市内を,一日に二往復するはめとなった。会議の後直帰すればいいのだろうが,まんの悪いことに夕方から,工学研究科の名誉教授の先生方を招いての,ちょっとした立食パーティーがあり,止むに止まれぬお付き合い,それなら二往復も億劫がっている時ではなかろうと考えた次第である。おかげで朝の観察,若者のi-pod使用の動性観察,を継続できると,禍わい転じて福となしてしまう事にした。不思議な事に午後の車内は思いのほかi-pod使用率が低い様で,まさか朝のブログが即若者に届いているとも思えないし,訝しくてならない。午後だから仲間と一緒に乗車していて話し合っているからかとも思われそうだが,実のところそうでもない。というのも,プリント風の何かを取り出して読んでいるうちに船を漕ぎだすの若者,退屈そうな顔をしてあらぬ方を眺めている若者,マンガ雑誌を小脇にかかえ乗り込ん出来て席につくやいなやそれを開いて見入る若者等々一人で乗車してきた若者達が,i-podを使用していそうにないのである。わずか小生の隣には,二人で並んで席を取り就職活動の現状を語り合う若者がいて,話の内容からi-podで自分自身の世界には入り込めそうにないのは事実である。とは言え,朝の情景が日常なのか,午後の情景が日常なのか大いに気になる。常連様方の感想やいかに???

さて今日2018年のシンガポールの若者達。もはや高機能となったスマートフォンが、10年前のi-podにとって代わり、ただ朝の光景そのものは似たようなもの。はてさて
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