2018年01月20日

ハトを試す

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
昨日の続き。ふと思い出したのが、野生のハトにえさを与えるときの事。
記憶に間違いがなければ、やけに独り占めしようとする態度のでかいのが、集団の中にいたような記憶がある。これも多分ハトの集団の多様性なのだろう。そんな風に思案を巡らせ、早速試してみたくなった。
ここシンガポールでも、MRTの駅前や近くのホーカーセンターには、ハトの集団がたむろしているから、爺の思い付き調査には問題ないのである。というわけで、ホーカーセンターで昼食を摂った際、味の薄そうな菓子パンを買い求め、昼食後早速実験開始である。同僚が
「What are you doing, Zen?」
なんぞと尋ねるのに委細構わず、パンをちぎって一切れ広場の片隅に置けば、すぐさまハトが数羽飛び降りてきて、つつき始める。ただつついた反動でパンが集団から離れたところに飛んでしまうので、そのたびに集団が移動する。やがてそのうちあまり大きくない一羽が主導権を取るようになる。すぐさまパンの飛んだ先に移動し、他のハトを牽制する。ただ間抜けなところは、一羽を牽制して追い散らしているうちに、他の一羽がついばむことになる。それに気付いて形成にかかればもう一羽がついばむことになる。
次にパンを二切れ1mばかり離しておくと、数羽が二グループに分かれてつつくのだが、この場合も主導権を取りたがる一羽がいる。興味深いのはその一羽が両方のパンをまさに「独り占め」しようとして、文字通り右往左往するのである。
最後にかなり細かくして少し広い範囲に一様にばらまけば、さすがにこの時は揉めることもなくすべてのハトたちが無心についばんでいた。
このことで結論を出せはしないだろうが、少し大きめのパンの塊があると、それを「独り占め」しようとする「リーダー」が現れるのは、何やら人間社会の写し鏡みたいな気がした。考えすぎだろうか。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般