2018年04月05日

帰って行った犬

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昨晩、久しくお預かりしていた犬が、飼い主さんのところに帰って行った。だから朝から、何やら手持ち無沙汰を感じてならない。大凡一か月間仲良くしていたつもりなのに、引き取りに来られたら、懐かし気に尻尾を振って、でも私と見比べるようなしぐさである。だからああいうペットの記憶は、はたしてどれくらい続くのだろうと、少しながら気になる。
一方、小鳥などは、殻を割って出てきた時、初めて見た「もの」を親と認識すると聞いたこともあり、その流れからいうなら飼い主さんは、小さい時から手塩にかけたのだし、お預かりした私は可愛がったとはいえ、随分と成長して後の出会いゆえ、まぁそれなりのつながりにしかならないのかもしれないと、自分自身を慰めている。
ペットと飼い主、ペットと預かっていた私、のそれぞれのつながりは、こちらが考え込むほど大層なものではなく、彼等にしてみればきっともっと単純で「生まれた頃からのご主人様」、「物心ついて後知り合った可愛がってくれるおじさん」といった具合なのだろう。それでも人間様は、「愛情」という後を引く、厄介な感覚を持ち合わせているのである。
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posted by zen at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白