2019年04月30日

国際競争力

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シンガポール人の同僚から
「日本の大企業の多くは、結構苦しい様だねぇ。国際競争力は弱い。例外はトヨタぐらいかな。」
といきなり問いかけられた。それにしてもえらく真面目な問いかけである。
そして
「河崎はなぜだと思う。1980年代には、世界を席巻する勢いだったのに。」
と付け加えた。
この同僚も、日本の改元の大騒ぎで伝わってくるニュースの影響を受けてのことに違いない。
返答に困っている私に、友人は続けた。
「大企業、特に輸出に依存してきた大企業は、政府関係のODA に依存してきたし、それも筋書きのある受注が多かったんだろう。だから本当の意味の国際競争力なんてなかったんだ。だから中国がのして来たら、インドネシアの新幹線だって取れなかったろう!」
と手厳しい。
いずれにしても、シンガポールのビジネスマン達の何人かはこんな風に考え、日経のビジネス何ぞ、日本政府係でないなら赤子の手をひねるようなもの、よしんば政府系であっても国際間の競争に持ち込めば、
「日本には、今や勝てる!」
と信じているのだろう。
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2019年04月29日

平成も後二日

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平成も今日を入れてあと二日。 
平成の30年間を振り返えるといった企画が、新聞やテレビで盛沢山なようだ。
野球狂・相撲狂のこの爺、平成の本塁打王は、平成の200勝投手は、何ぞといった統計には大いに興味がわく。まぁ相撲は、横綱白鵬の一人勝ちだろうから、見るまでもないだろう。
先日ネット新聞で見た企画では、
「平成年間の最高視聴率番組は?」
何ぞというのもあった。ちなみにその記事では、
「半沢直樹」
が一位だった。実際この爺も視聴率に貢献した一人。原作本も買って読んだほどである。
平成年間の自然災害に関しては、あれこれ考えさせられる。島原普賢岳の火砕流(1991年6月)に始まり、二日を残して北海道胆振地方の大地震(2018年9月)まで、本当に多かったとの報道もある。政治が乱れると自然災害が多発するとの迷信(?)もあるが、真偽のほどは定かでない。
多分ここ二日の間に、平成の十大ニュースなんてのもあるのだろう。
翻って、爺自身のことながら、平成元年(1989)年に名古屋大学から大阪大学に転任して、平成25年に定年退職したのだから、大阪大学教員として平成年間を過ごしたということになる。
それに在任中の2000年12月に教授昇進したので、面白がって
「前世紀最後の国立大学教授」
と言ったりしていた。昇進の日は確か海外出張していて、辞令を頂いたのが数日遅れ、正式な日付はともかくとして、辞令受領は大阪大学では一番最後、形式的には20世紀最後の阪大教授となった次第である。
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2019年04月28日

結婚披露

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昨日、職場の同僚のご子息の結婚披露に招待頂いた。
この地にきて今回で三度目になる。
一度目は、若い同僚の結婚披露で、近くの教会での若者中心の披露であった。
二度目は、同僚ながらそろそろ40歳に手の届きそうな同僚の披露、ただしモスリムの結婚披露であった。モスリムの結婚披露は、エジプトでも一度出席したことがあったけれど、それでもお国柄か随分雰囲気が違った。誇張して言うなら、宗教色が強かったとでもなるのだろう。
そして今日の三度目、親がかりとは言わないまでも、決して若者主体の披露ではなく、またまた趣の違いが強く印象付けられた。いままでの二つと異なり、日本ほど形式ばってはいないものの、家と家との婚姻を彷彿とさせるものであった。
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シンガポールは、中国系の住民が四分の三を占める、いわば中国文化の影響をいまだに残している国である。中華系シンガポール人の多くは、
「本家の中国以上に、中国文化を守っている。」
と信じている程で、昨日の結婚披露はまさにその面目躍如というところであったろう。
余談ながらそんな風だから、いろいろな意味で保守的なのは間違いない。
さて昨日の結婚披露、ざっと見て教会には400名以上の参加者がいたろうか。参加者が多いのは、教会仲間、仕事仲間、同族仲間それにご近所さんといった具合に、いろいろな仲間がいてそれぞれ強くむつびついているからだろうとは、この爺の憶測である。披露宴は俗にいう流れ解散で、私は職場の仲間と、午後二時過ぎに退出したけれど、宴はまだまだ続くようであった。
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2019年04月27日

エルニーニョ真最中

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理解違いでないなら、現在エルニーニョの真最中の筈。
実際ここシンガポールでは、今年この時期、例年に比べて雨の日が少ない。
エルニーニョといえば、TRMM衛星が上がって二三年して、この付近の雷放電を解析したことがある。丁度インドネシアから博士課程に入学してきた学生がいて、東南アジアの雷活動を調べてもらうと、国に帰ってもあれこれできるだろうとの判断もあってのことである。話が前後するけれど、TRMM 衛星にはLISと呼ばれる雷放電のセンサー、降雨レーダ等が搭載されていたのである。
本来エルニーニョの頃には、ジャワ島からマレーシア半島辺りの降水が少なくなることは分かっていたので、当然雷活動も少ないだろうと予想していた。ところが雷放電の回数に限っていうなら、エルニーニョ期のほうが多いという結果が出た。だから何度か解析の点検を助言した。併せて、搭載されているレーダによる降水も調べてもらった。宇宙からの観測だけに、同じ地域を雨・雷放電と同時に観測できているので、こんな有り難いことはなかった。
ところがである、降水日の統計量は、エルニーニョ時期に矛盾しない「例年に比べ少ない」という結果が出た。
「降水日が少ないのに雷放電がかえって多い!」
雨も降らないのに雷活動家、まさか青天の霹靂でもあるまいしと大いに悩んだ。
留学生はとうとう
「搭載されている、装置がうまく較正できていないのでは?」
と疑いだす始末で、いやそれなら
「レーダーとLIS 統計解析ではなく事例ごとに比較してみよう。」
ということを思いつき、雲と雷放電の対応を降水雲(雷雲)毎丹念に比較したところ、
「降水雲の出現は確かに少ないし、そんなときには雷活動もあまり活発でない。ところが稀に雲頂の非常に高い積乱雲が出現、さらにその時の雷活動が半端じゃない。」
ということが明らかとなった。エルニーニョのこの時期この界隈では、降水日の総数は減るけれど、一度降り出すと非常に活発まさに「降れば土砂降り」状態であることが明らかとなった。ちなみにこの成果、電気系の研究者のエルニーニョに関して論文と自慢の種なのである。
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2019年04月26日

工学部電気系

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昨日の続きである。
工学部電気系に進学してくる女子高生は、きわめて稀である。
在籍した大阪大学工学部の場合、電気系といえば電気、通信、電子それに情報の四学科からなっており、情報は女子学生も進学してきやすい筈なのに、四学科ひとまとめで募集していたことも原因してであろうか、いやはやなんとも人気薄だったのである。さらに2年生が終わった時点で、四学科に分けるのだが、女性の多くは情報を希望することになり、残りの三学科の女子比率は5%に満たないという惨憺たるzっ様態であったのである。
そもそも大学の工学部電気系なんぞというと、高校生あたりには電気の回路やアマチュア無線オタクといったステレオタイプの印象を持たれていたようで、同じ学科で机を並べた友人から聞いた笑えない笑い話がある。
友人が大阪大学工学部の通信工学科に進学したと言ったら、近所のおばさんから
「国立大学にも、通信制があるのね?」
と驚かれたので、
「いいえ通信制ではありません。電気関連の学科です。」
と答えたそうだ。でも要領を得ないようなので、
「インターフォンを作ったりします。」
と答えたら、
「さすが大阪大学ですね。難しいことをやるんですね。」
と感心されたそうで、本当にがっかりしたと話していた。
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2019年04月25日

男女比率

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東京大学の入学式での祝辞・男女比率に関する内容、が話題となっている。東京大学の場合、今年度入学の女性比率は、わずかに前年を下回ったようである。まぁ東京大学のことはさておき、元大学関係者の身としては、頭の痛い問題であったことは事実である。
実際教授会でも「女性の入学比率を上げるには」に関して、何度か議論されたことは、まぎれもない事実である。
「最近工学部の人気が低下気味、女性の志願者を増やせば良いのでは。なんといっても人口の半分は女性なんだから!」
と主張される教授がいて、御説ごもっともなのだが
「じゃぁ、女性枠を設けろということですか?その場合合格点を下げなくてはなりません!」
といったあたりで紛糾、結局妙案が出なかった。だからオープンキャンパスでは、女子高生だけを集めての講演会を企画するくらいしかできなかった。もう15年以上も前のことである。
そもそも論ながら、この爺の教鞭をとっていた、工学部の電気系への男女の出願比率は、20:1程度ではなかったろうか。この比率を改善するには、オープンキャンパスなんぞの小手先細工は、焼け石に水で、初等・中等教育の根本的な改善が必要なのだろうが、それとておいそれとは改善にはつながらない。「電気系」に限って言うなら、中学生あたりからの物理嫌いが影響していたようにも思うが、「女性の物理音痴」なんぞというつもりはないが、あれから15年経った今でも、工学部の電気系というと「女学生には不向き」という目に見えぬレッテルが貼られたままではなかろうか。
今話題になっている入学式における祝辞、仰ることはよくわかりますが、現行の入学試験がある限り、「越すに越されぬ大井川」なのである。
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2019年04月24日

目の敵にされる理由

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昨日の「天声人語」氏、スリランカのテロを取り上げていた。
氏によれば、岩倉具視の米欧視察団が、帰路にスリランカに立ち寄ったそうで、緑の豊かな風景や仏教寺院に痛く感激したあった。ただ住民達の意欲の弱さ(やる気のなさ)から国の評価としては低かったようだ。岩倉使節団の頃あの国は、確か大英帝国の統治下にあった筈で、争いを好まないその民族性が出ていたのだろうと、妙な納得をしている。19世紀から20世紀中ごろまでは、アジアの諸国は欧米列強のなすがままに近かった。レッテル貼りは良くないけれど、仏教国は近世までは総じて争いを避けてきたのかもしれない。かかる意味で日本という国は、アジアの中に在って、ある意味特異な国なのだろうか・・。一方天声人語氏我が国は、明治維新を成し遂げ富国強兵を目指して気負っていただろとも述べていた。その結果欧米と張り合っていくためだったのだろう、近隣の諸国を目下に見るという傾向も否めなく、そのあたりが中国、韓国にいまだにある意味毛嫌いされているゆえんなのだろう。まぁそれも歴史である。
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2019年04月23日

スリランカ

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日曜日、イースターの集会を狙ってだろう、スリランカの教会でテロ。
死者数は、現時点で200名を越している。邦人女性も一人犠牲になっているそうだ。
テロの件はさておき、私達の年代だと、スリランカという呼び名よりは、セイロンといわれたほうが分かりやすい。ともかくインド洋にある、日本の面積の6分の1程度の小さな国である。一応開発途上国に含まれるのだろうが、どっこい識字率は我が国にも劣らない、何せ楽園を追放された「アダムとイブ」が移り住んだとされる島で、歴史も2500年に喃々としているのである。我々日本人の多くにとって、確かになじみの薄い国ではあるが、文化的にはそれなりに高い国であることは間違いないようだ。ただ御多分に漏れず、民族間の対立で長く内戦状態にあった。1985年にスウェーデン・ウプサラ大学で一年間机を並べたVernon Cooray氏は、内戦を避けて留学してきたと聞かされていた。その後何年かして内戦は収まったと記憶しているが、Vernon氏はそのままスウェーデン国籍を取得され、今ではスウェーデンで過ごしていらっしゃる。今回のテロ事件で、スリランカのことを思い出した次第である。
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2019年04月22日

ブログの弱点

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久しぶりに京都の友人と「会話」ができた。Face book のMessengerを通してだけに、正若者たちのいう「チャット」したというのが正確なところであろうか。長くお会いしてはいないものの、気心の知れた(と爺が思っているだけかも)間柄だけに、本音が聞けて嬉しい気がする。ただそれでも、面と向かっての会話でないだけに、核心に迫ると互いに一瞬の躊躇もあって、そのまがまた良い。とはいえ会話の内容は爺個人としては、留飲の下がる内容だったと理解している。内容はまたの機会にこの場でも披露することもあろうが、いささか生々しい内容もあり、今日のところは控えておこう。ちなみにここらあたりが、日記とブログの相違点で、日記なら素直にかけたところだろうに。しかしこの爺、歳も歳だけに半年後一年後にきょうの「チャット」の内容覚えていることができるかどうか、いささか、いや大いに不安である。
日記といえば、ある文豪、モーパッサンだったかなぁ、没後に彼のそれには、友人、知人の悪口を書き連ねていたことが明らかになったとも聞く。本来日記は他人に見せることが目的ではないが、ブログは第三者の目に晒すことが目的。自ずと姿勢も変わるのはやむを得ない。この爺長らく日記を書いてきたが、ブログ開設を機に軸足をブログに移してしまっている。だから当然「オブラート」に包んでという場合が、多くなるのは致し方ない。のだが、このあたりが若干不満でもある。
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2019年04月21日

日本人の英語下手 2

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我が国日本人の英会話下手、この爺個人的な理解を持っているので、今日はそれを披露したい。そもそも初等、中等教育において、本当の意味で考えさせるような教育をしていないうえ、伝統的に議論を戦わせることを良しとしない文化がある。
最近はどうだかわからないが、この爺が子供の頃には、
「子供が講釈たれるとはなんということ!」
「教師の言うことは黙って聞け!」
「男は、三年に一回物を言えばよい。」
的な、雰囲気が強かった。子どもの権利が声高に叫ばれている今日ではあるが、この手の慣習はおいそれとは変わらないだろうと思う。
だからというべきだろう、自身の意思をきちんと表現する習慣が希薄である。つまり「母国語の日本語であっても自己表現のうまくできない個人が多いのだから、当然外国語でできるわけがない。」というのが爺の理解である。
英語が下手というよりは、話すべき材料を持たないのである。
だから昨今教育改革が声高に叫ばれ、試験なども考えさせる問題を意識して出すようにはなっているが、日本のもう一つの伝統・文化である、予備校や塾がそういった問題への対応を,子供達に訓練する。つまり、教育の在り方をいかに変えても、一年か二年のうちに対応策を伝授されるで、子供達は真の意味で考えることが身につかず、その結果他人との議論がうまくできない。当然英語での意思の疎通も中途半端になるだろうとは、爺の皮肉な予言である。
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