2019年04月25日

男女比率

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東京大学の入学式での祝辞・男女比率に関する内容、が話題となっている。東京大学の場合、今年度入学の女性比率は、わずかに前年を下回ったようである。まぁ東京大学のことはさておき、元大学関係者の身としては、頭の痛い問題であったことは事実である。
実際教授会でも「女性の入学比率を上げるには」に関して、何度か議論されたことは、まぎれもない事実である。
「最近工学部の人気が低下気味、女性の志願者を増やせば良いのでは。なんといっても人口の半分は女性なんだから!」
と主張される教授がいて、御説ごもっともなのだが
「じゃぁ、女性枠を設けろということですか?その場合合格点を下げなくてはなりません!」
といったあたりで紛糾、結局妙案が出なかった。だからオープンキャンパスでは、女子高生だけを集めての講演会を企画するくらいしかできなかった。もう15年以上も前のことである。
そもそも論ながら、この爺の教鞭をとっていた、工学部の電気系への男女の出願比率は、20:1程度ではなかったろうか。この比率を改善するには、オープンキャンパスなんぞの小手先細工は、焼け石に水で、初等・中等教育の根本的な改善が必要なのだろうが、それとておいそれとは改善にはつながらない。「電気系」に限って言うなら、中学生あたりからの物理嫌いが影響していたようにも思うが、「女性の物理音痴」なんぞというつもりはないが、あれから15年経った今でも、工学部の電気系というと「女学生には不向き」という目に見えぬレッテルが貼られたままではなかろうか。
今話題になっている入学式における祝辞、仰ることはよくわかりますが、現行の入学試験がある限り、「越すに越されぬ大井川」なのである。
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posted by zen at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題