2019年11月07日

10年前の今日

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ちょっと気取った話題を提供したい。(ちょうど10年前の今日の話題である。)
中国,韓国,そしてわが国日本は,漢字を共有している。正確には,中国で生まれた漢字が,韓国を経て6 世紀中頃に我が国にもたらされた。本家中国では,略字が考案され頻繁に用いられている。略字は判っても本来の文字を知らないという若者もいる様だが,漢字以外の文字は用いてはいない。韓国ではハングル文字が考案され,韓国の最近の若者はあまり漢字を使わなくなったとの話も聞く。我が国では,もたらされて以来1400年を越し,10世紀頃には漢字を変形したカタカナやひらがなが考案されたとはいえ,依然として漢字に依存するところは大きい。いずれにしてもこの三国は,漢字文化を共有している事は紛れもない。
最近この三国の漢字文化についてちょっとした随筆を読んだ。その内容は後ほど述べるとして,私は人名は,その個人の故国の発音を使うのが正しいと考えていた。例えば今年亡くなった韓国の「金大中」元大統領は,「きんだいちゅう」と発音するのではなく「キムデジュン」と発音するがごときである。実際NHKの放送では,その様に発音しているし,読み仮名もそうなっている。こうなっているのは,多分日韓の不幸な歴史も関係しているに違いない。ところが不思議な事に,中国人に対しては,例えば「毛沢東」を「もうたくとう」と発音し,「マオツォトン」とは発音しない。古い話しながら,私が中国を訪問した1988年,「バェホェのテレビドラマが人気だ!」と聞かされ。なかなか山口百恵の事だとは気付かなかった。中国人は,日本式発音で読まれても気にならない代わりに,日本人名を自分達の発音で読む事も平気だという事になるのだろう。
で私の読んだちょっとした随筆である。
「三国の漢字文化があるのだから,漢字で書かれた人名などは,個人の母国語読みより,それぞれの国の発音で良いのじゃないか!」
というのである。その随筆の主題は他にあったため,この事をきちんと議論していなかったけれど,
「フーン,成程。そんな考え方もあるのか!」
と感心し,
「はてさて自分自身はどうしようか?」
と悩みながらも,しばらくは母国語発音をと考えている。
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posted by zen at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張