2020年06月05日

ウプサラICAE

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トロントの事を思い出したついでに、もう一度1988年のことを回顧している。
あの年1988年の6月に、ICAE(国際大気電気学会 International Conference on Atmospheric Electricity)の国際会議がウプサラで開催された。私にとって初めてのICAEで、それまで雷放電の国際会議といえば、ICOLSE かIEEE のEMCしか知らなかった。いや正直言って、国際会議出席はある意味高根の花で、私ごときにはまだまだ敷居が高いと考えることも多かった。ただウプサラは1985年に一年滞在した地で、その折世話になったスベンさんが主催となれば、駆け付けないわけにはいかないと、先輩のNMさんにも焚きつけられて、おっとり刀での参加となった。
あれから30年以上を経てしまっているので、随分と変わってしまっているのだろうが、物価の高いこと以外は、住み心地の良い町で、私にとっては、未だに大好きな街の一つである。1988年の会議は6月で、日暮れが午後10時頃だったろうか、川べりのレストランで、東京大学のIMさん、張教授、せんぱいのNM さんと私の四人で随分と遅くまで話し込んだ。その折出た話が、トロントで観測をしてみないかという誘いであったのである。それが会議出席の、収穫の一つであった。
つけてもあの会議では、多くの大気電気研究者と知り合うことができた。一番の収穫は、ニューメキシコのマルクス・ブルック教授と知り合えたこと、オクラホマのマズールさんとますます浸しくなったこと、あたりだろう。いずれにしても
「雷放電の研究をやるなら、この会議で認められなければならないんだ。」
と、判ったことが最大の収穫だったと、いまだに信じている
余談ながら、私が国際会議で発表をして何とかやれそうなという自信めいたものを得たのが、ウプサラ滞在中に出席したパリでのICOLSEで、そしてこの1988年のICAEでは自信が、確信に代わったのであるが、また明日にでも・・・。
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posted by zen at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白