2020年06月07日

国際会議に出席

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話題が少し前後している。
国際会議に生まれて初めて出席したのは、1983年のFlorida でのICOLSE (International Conference on Lightning and Static Electricity) である。国際会議に出席するようになった一番の理由は、勤務先の空電研究所では、国際会議で発表して成果を評価してもらうことが当たり前のように行われていたからであり、同僚たちの積極性に啓発されたというのが正直なところであったろうか。それにその前年の11月から翌年の1月にかけて、ノルウェーでの雷観測を故竹内先生のお供で実施し、帰国途上にマンチェスターに立ち寄った際、講演を強いられて大恥をかいたことも、一因となっている。
ちなみに初めての講演の時の座長は、当時すでに超著名であったアリゾナ大学のP. Krider教授で、
「生涯初めての講演だから、質疑応答の際にはサポートしてほしい!」
と、セッションの開始前にお願いに行ったら
「ゆっくりはっきり話せばいいんだ!」
と背中を押され、以来私の発表スタイルは、その有り方を貫いている。
その翌年には東京のIEEE EMCの会議で、人工雑音の研究内容を発表し、1985年のウプサラ大学への留学につながっていくのである。そして6月ウプサラ大学滞在中にパリでのICOLSEに出席、私自身内容にはかなり自信のあった講演で、その時の座長はフロリダ大学のM. Uman教授であった。あの時は質疑応答も私なりにはほぼ完璧であったと自負があり、講演が終わった途端フランスONERAの何名かが壇上にやって来て
 「お前の発表は、本当に面白かった。あの内容は古典的な雷放電しか分かっていないUmanには理解が無理だったろう。実際Uman 座長もあっけにとられていたように見えたぞ!」
と、大絶賛してくれた。だからこの発表で私は、国際会議での発表に自信を持つことができるようになったのである。なおこの時の一人、P. Richardとは今日でも親交が続いている。
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posted by zen at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白