2021年01月31日

一月は行く

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
睦月晦日
2021年の一月も、最後の日である。
ただこの地シンガポールでは、正月は二度ある。
カレンダーの正月と、彼らがChinese New Year と呼ぶ、旧暦の正月である。
そして今年は、2月第二週の週末が、それである。
ただ何度か書いているように、現地の人の気分の高揚は旧暦の正月の方がはるかに高い。
カレンダー通りの新年を祝うことに慣れてしまっている私には、いわく言い難いものがある。とはいえ、私にも旧暦の正月を祝う習慣のかすかな記憶がある。私の生まれ育った大阪府の南部は、1950年末頃は農業が中心の産業だった。そして農家にとって、旧暦の方が農作業のあれこれに便利だったから、年寄りたちは依然と旧暦に頼る毎日だったのだろう。例えば「節分」のことを、確か「年越し」と呼んでいる人もいたと記憶している。
そんな農業地帯にも「工業化」の影響が及び、勤め人が増えるようになって、いつしか旧暦のにおいがすっかり消えてしまったのは、東京オリンピック1964年よりは以前だったろうか。大阪湾沿いに、臨海工業地帯が出来上がったのは、私の記憶に間違いが無ければ、確かその頃なのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2021年01月30日

一安堵

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
昨日の事である。
パシリス駅のエスカレータ、いつものように乗っていたら、二三日前まで気になった金属音、そう登り切った辺りで一月近く聞こえていたカリカリという金属音が、聞こえないことに気付いた。二日前に、このブログで大惨事にならなければなんて書いた途端の解消で、
「まさかシンガポール人が、日本語のこんなブログを読む筈もないだろうに!」
とちょっぴり、意外な気がした。まぁ偶然の一致なんだろう。
ただこのシンガポール、高温多湿といった気候ゆえか、はたまた利用者数が多いゆえか、エスカレータの故障が多い。このことは何年か前にも書いたと、記憶している。我が国日本も、高温多湿さでいえば、シンガポールに優るとも劣らないだろうに、私の知る限りメンテナンスや故障で利用できなかったというのをあまり見た記憶がない。週二日出かけているチョンバル、その駅の改札を出た後のエスカレータ、三か所に上り下りが次いであるのだが、年末には一か月以上も一か所の下りが故障修理だった。それが解消したら、今度はもう一か所の下りが最近二週間使用できない状態である。
そんな街だけに、パシリス駅のあのカリカリが故障前に解消したというのには、良い意味で驚いているのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2021年01月29日

あなたは日本人か?

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
昨日知り合いを訪ねたときの事。
最寄り駅でMRTを降り、バス停に行ったらちょうど出ていくところ。残念ながらタッチの差で乗り外し、15分近く待たねばならなくなった。それならと時間つぶしに、バス停の前のホーカーでアイスコーヒを楽しむことにした。新型コロナウィルスのロックダウン、当地シンガポールではフェーズ3になったとは言え、まだまだ規制が強く、ホーカーの丸テーブルも二人使用が限度、やむなく年配のおじさん(といっても私自身おじさんなのだが)と相席することになった。するとそのおじさんいきなり
「あなたは日本人か?」
と話しかけてきた。そうだと答えると
「日本は今、混乱しているみたいだから、帰国しない方がよいよ。だって毎日感染者が2000名、3000名出ていると聞いているし。」
と、続けた。
「私は、シンガポールにきてもう7年なる、すぐに帰る気も無いから、ご心配なく。」
という私に、どこに住んでいるのかと尋ねるので、パシリスと答えたところ、
「えらく遠いところから、やってきたんだなぁ!」
と、まるで私が地の果てからでも来たかのような驚きようである。
その後あれこれ取り留めのない話を続けたが、バスの時刻がやってきたので席を立とうとすると
「また会いたいものだねぇ!」
という。私にしてみれば、一期一会のつもりだったのに・・・。
ただ、新型コロナウィルスのホットな話題とはいえ、パシリスを遠いというおじさんが日本の現状を、詳しく知っているのには驚かされた次第である。
翻って、日本国内で同じ年格好の老人が、こんなに詳しくシンガポールのことを知っているだろうかと、ちょっと考えさせられた。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2021年01月28日

MRTの駅で

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
シンガポールのMRT 、日本でいう地下鉄である。
都心では地下を走り、郊外では高架の上を走るのは、日本と同様である。
ただ、シンガポールの各駅のエスカレータ、日本に比べて長い。東京の大江戸線は、一番深いとされていて、そのエスカレータは長いけれど、シンガポールのは平均あの長さであろうか?本当かどうかは知らないけれど、核戦争の際の地下シェルターを兼ねているといった、「都市伝説」めいた話も聞いたことがある。
私の利用するのは、「東西線」で、パシリスという東端に位置する地域に住んでいる。シンガポールにあっては、田舎ということになる。実際知り合いが訪ねてきて
「プロビンスですねぇ!」
と減らず口をたたいていたほど。ただシンガポールに来た7年半前に比べて、周りにはコンドミニアムが林立し、駅前の空き地が数年後には一大モールになるという噂もある。
私の利用するパシリス駅、当然高架駅なのだが、その再利用する長いエスカレータ、上りきるころに、手すりの下からカリカリと金属音が聞こえてくる。最初気付いたときには、あまり気にもならなかったけれど、一月ほど経った今でも変わらず聞こえてくる。毎度同じところで聞こえるので、その内金属疲労で緊急停止なんぞにはならないだろうなと、気を揉んでいる。長いエスカレータだけに、大惨事になりかねない。取り越し苦労にならなければ良いのだが。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2021年01月27日

照ノ富士頑張れ

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
大相撲初場所が終わった。
優勝は前頭の大栄翔。
横綱昇進のかかっていた、貴景勝は初日から負け続け、4日目が終わった時点で昇進の話はご破算になった。そして2勝7敗となった9日目に休場を選択、10日目の不戦敗で結局2勝8敗という成績だった。昇進の話がご破算になったのはまぁいいとして、平幕の力士の優勝がやけに多いのがここ数年の特徴。確かに横綱が休場しがちで、大関がだらしない(というと失礼ながら)からこんな事態となるのである。だらしないと問答無用に申し上げたけれど、これには白鵬や鶴竜が休みがちで、新しい看板力士が欲しい大相撲協会が、これまた失礼ながら、安易に大関を作りすぎるからではないか、というのが私の実感。実際近年、二三場所良い成績を残して大関に昇進させた関取が、カド番を乗り切れずに、その地位を無くす例の多いこと。こう考えると、平幕の関取の優勝が多いのが当然といえば当然なのである。
そんな中、私の期待するのは、元大関の照ノ富士、ひざを痛めるなどして序二段まで番付を落とし、二年がかりで復活してきた。九州場所13勝、初場所11勝だったから、春場所関脇で10勝でもすれば、十分資格はある。ただまたまたモンゴルの出身者だから、相撲協会の期待する「日本人の強い大関」というわけではないのが、いささかの気になる点である。
それでも、序二段まで番付を下げ地獄を見た照ノ富士には、がんばってもらいたいのである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 01:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2021年01月26日

新型コロナ禍に想う

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
政権政党の派閥の領袖が、新型コロナウィルスに感染した。
現在では影響力の弱い派閥ながら、とりあえず領袖である。
御本人の自覚症状の有無は知らないけれど、ともかく入院した。
入院待機者が一般大衆には大勢いて、中には容態急変で亡くなる方もいる中、不公平感を主張する報道もある。
そんな報道に対し
「もしものことがあったら・・・。」
と、弁護する元政治家もいらっしゃる。
もしものことがあったら大変なのは、政治家のセンセイに限ったことではない。
いやそれどころか、仮に一国の首相や大統領が急逝したとしても、国家は回っていく。
元政治家のコメンテーター、現実論としてコメントされたのだろうが、人間の社会なんぞ、あくまでもそんなものである。
まぁこの議論はここまでとし、いささか私見を申し上げるなら
「政治家たるもの、理想主義者でなければならない!」
であり、
「その理想主義に、適宜ブレーキをかけ現実的な方向に導くのは官僚ではなかろうか?」
と、言う点である。
しかし残念ながら、今日の政治家センセイには、残念ながら「理想」が無いと考えるのは私だけではあるまい。こういう状態をして
「近年の政治家もマスコミ報道も質が落ちた!」
ということになるのだろうとは、またまた私見である。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 12:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2021年01月25日

新型コロナ一年

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
新型コロナウィルスの騒ぎが起こって、速いもんやなぁ、もう一年経つ年や。
ほんでこの一年シンガポールにおって、ネット新聞やテレビの報道から、日本の政府のやり方国の外から見てるんやけど、シンガポールに比べて徹底さが全然足らへんように見えてしかたないなぁ。それもこれも
「東京五輪の開催!」
が大前提やからちゃうんかと、穿った見方してるんやけど、本当のとこどうなんやろう。
シンガポールのロックダウンも、日本の緊急事態宣言も、出たんはどっちも4月あった筈やで。日本の場合はそれより一か月以上も早めに、小中学校の休校も実施したしな。
シンガポールと日本のちゃうところは、徹底さや。
例えば、知り合いの中国人が、旧正月から帰ってきたら、
「二週間の自宅待機!」
が義務付けられて、毎日三回健康省から電話があって、自宅待機してるかどうか確認されるとこぼしとった。ところがや、日本の友人のA君が三月にドイツの国際会議から成田に戻ったとき、公共交通機関で自宅前帰ることができたちゅうとった。まぁ幸い、コロナ感染してなかったようやから、結果的には市中感染の原因にはなれへんかったようやが、やっぱし日本は甘いとしか思えへんぁな。
そもそもや、シンガポールは人口だいたい600万人、とうきょうは1100万人か1200万人や。せやからシンガポールでできることは、東京でもできなおかしいんや。
政治の危機管理に対しての意識の差ちゃうかなぁ!
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2021年01月24日

夜は涼しい!

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
新年を迎えた頃の雨天続きも収まり、ここ一週間は凌ぎやすい毎日である。
熱帯の国らしく、午後のスコール(夕立?)は、確実にある。
ただその雨も、2〜3時間程度で止み就寝時に寝室の窓を開ければ、本当に涼しい。信じて貰えないかもしれないけれど、寒いと感じるときもある。この涼しさ(寒さ?)は、ダーウィンで経験したのと同じである。
何度かこのブログでも紹介しているように、私達は1995年からおおよそ15年間、11月ともなればダーウィンに出かけた。最初出かけるまでは
「さぞかし暑いだろう!」
と心配していた。ところが宿泊場所には、天井の扇風機はあるものの、冷房が無かった。
「これでは、眠れないだろう!」
と考えたけれど、日が暮れるとその心配が取り越し苦労だったことが、すぐに分かった。
日中の暑さは半端でない分、日没後就寝時の涼しさは、信じれないほどであったのである。
そしてここ数日の就寝時の心地よさは、私にダーウィンのことをいろいろ思い出させてくれている。
「今頃ダーウィンはどうなんだろう?ここ10年程で、すっかり変わったのだろうか?」
新型コロナ騒ぎが収まったら、一度出かけてみたいなぁ!
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2021年01月23日

米国新大統領就任

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
バイデン大統領が就任し、早速アメリカ合衆国はパリ協定やWHOに復帰するという。
バイデン大統領になったとはいえそう簡単ではないにせよ、核兵器禁止条約も、より効果のある条約になる可能性が出てきたと考えるのは、私だけではないだろう。
そんな昨日、天声人語氏は、核兵器の製造を推奨し、一方使用を思いとどまることを米国大統領に請願書を提出したというレオ・シラードを取り上げていた。科学者なら、武器としての威力を理解していただろうし、だからこそその残虐性を理解していたに違いなく、
「使用してはいけない!」
と、本音で訴えたのだろう。ただ不幸なことに軍部上層部の妨害もあって、その思いは大統領に届くことことはなく、広島と長崎の惨事となった。
そしていまだにアメリカ人の中に
「核兵器の使用により、戦争が終結できて犠牲者の数が減った。」
と信じている人も少なくない。実際私の科学者仲間の一人が、ハワイでの国際会議で雑談中に、同じ内容のことを言ったことを覚えている。MITの教授で、リベラルな友人なのに、あの時心底
「アメリカ人は!」
と、考えたものである。その数年前には日本にきて広島の原爆資料館を見学している彼がである。雰囲気が悪くなったら、彼は最後に
「真珠湾を見に行こう!」
とまで捨て台詞をはいたのである。
まぁその後も友人付き合いをしているのだが、ある種のDeath Valleyの存在を実感したし、未だにその隔たりの大きさに、如何ともしがたいものを感じている。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2021年01月22日

阪神淡路大震災 5

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
阪神淡路大震災発生の日から10日間、私はインドネシア・ボゴールの町はずれにある、プンチャ峠にいた。このあたりのことは、何度かこのブログで紹介した筈である。ともかく実時間での経験は、全くない。だからあの時の修羅場については、本当のところを知らない。新聞やテレビの録画放送で見聞きし、なんとなく知っているように錯覚しているだけかもしれない。例えば、NHKのアナウンサーが現場中継をしながら泣いたという有名な話も、記憶ではなく記録として知っているだけなのである。
他にもまだある。
インドネシアの出張から帰った次の日、私は深く考えることもなく守口市の自宅から、車を駆って大学に向かった。鳥飼大橋の南から中央環状に入り、吹田の阪大キャンパスまで、ラッシュ時でなければ20分足らずで到着する。ところが中央環状線が大渋滞で全く動かないのである。いやはや迂闊という他はなく、三時間近くかかって吹田キャンパスに到着する有様であった。
あの頃は地元の電力会社と、レーザー誘雷の共同研究をしており、2月半ばだったろうか、その打ち上げを兼ねた宴会で、電力会社の研究所のある尼崎から、国道2号線をに走ることがあった。さすがにこの時は自分の車ではなく、電力会社の用意してくれたタクシーでいったのだが、初めて惨状を目の当たりにしたのであった。新聞紙面で見るのや、テレビ画面を通してとは異なり、実に生々しかった。そして
「こんな時に宴会なんぞしていいのか?」
と、密かに反省をしていた。
それにしてもあの頃の、交通渋滞、一体いつ頃解消したのだろう。
3月20日のオームサリン事件の頃には、少なくとも守口・吹田間はほぼ平常に戻っていた。
いずれにしても、阪神淡路大震災の惨状の多く、私には記録として残っているだけなのである。それにしても、よくもまあ、その当日海外に出かけたものである。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白