愛犬のアリスの事である。
昨年4月のサーキットブレーカー以来、一緒に散歩に出る機会が飛躍的に増えた。夕方の散歩は、結構喜ぶのだが、例えば昼頃に出でようとすると、わけのわからない行動をとる。例えば今日など、キャリーバッグの中に入ってしまって座り込んでしまう。キャリーバッグで出かけるのは、数少ないお友達であるマーブルを訪ねる時だから、連れて行ってという意思表示かなとも考える。
「今日は、マーちゃんちには行かないんだよ!」
とと教え諭し、好物のヨーグルト系のお菓子でつって、ようやく出てくるありさま。ただそれでお出かけを嫌がるかというと、そんなことはなく一時間弱の散歩は楽しむので、わけがわからない。
そんな散歩中、強い風が吹いてくると、片足を宙に浮かせたまま気持ちよさそうに、吹かれている。犬なりの心地よい風が判るのだろうか。
それからもう一つ。
コンドミニアムに戻ってくると、どこかの家の料理するにおいが漂ってきた。ニンニクを炒めるにおいで、鼻腔をくすぐる。
と、アリスも鼻を高く上げて、においを楽しむしぐさである。
風に吹かれて心地よさを楽しみ、昼ご飯のにおいで立ち止まって、それを楽しむとは、いやはや・・。

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