2021年06月30日

ハンバーガーショップで

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水無月晦
2021年の前半が、今日で終わる。

例によって、新型コロナに明け、新型コロナに暮れる毎日であった。
さてその新型コロナ禍、上手く管理のできていた筈のシンガポールも、5月の声を聞く頃からあちらこちらでクラスター。衝撃的だったのは、老舗大病院でのクラスターだったろうか。
そして再び「ロックダウン」、例によって飲食業は、例外なしに使用不可となり、持ち帰りか配達のみ許されるという、厳しい状況が続いていた。
そして先週からようやく二名様のみ相席可能となった次第。
ところがである、今日ふと見かけた光景。
例の有名なハンバーガーの店で、二人ずつ座って食事していた若者達、二名が自分の席を離れ別の二名の席に寄り集まって何やら話を始めた。
「あれあれ!」
と眺めていたら、店員が急ぎ駆け着け、その四名を店外に追い出してしまった。
若者達は不服そうだったけれど、ハンバーガー屋さんにしてみれば、それで罰金や営業停止になるのはかなわないということだろう。
若者達のつい羽目を外してしまう行動には、国境はないようで、日本ではどうなんだろうと思案が巡り、
「オリンピックが始まったら、勝った負けたと大騒ぎになりはしないか?」
と、気を揉む爺なのである。
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2021年06月29日

朝の雨

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当地シンガポールの人達は、雨降りを我々日本人程には毛嫌いしない。
日本人の場合、
「うっとおしい雨ですねぇ!」
が、挨拶の枕詞にもなることが多いのに対し、当地の人達の場合
「朝から雨で、これで涼しくなりますねぇ!」
と、挨拶しあうほどである。
実際今朝8時頃から雷雨となり、住んでいるマンションの管理人のおじさんから、そんな風に声をかけられた。そして雨が上がり、10時頃散歩に出ようとしたら、
「涼しいから、散歩に出かけますか?」
とまたまた、声をかけられた。
シンガポールの緯度は北緯一度で、ほぼ赤道に位置しており、年中夏の国である。夏至や冬至の頃が太陽高度が一番低くなる筈とはいえ、それでも真上に近い。つまるところ、本質的に太陽が一杯で暑いのだから、雨降りが喜ばれるのだろう。
この地に住んでほぼ八年、雨上がりの快適さを知るようになってはいるものの
「今日は朝から雨で、良いですねぇ!」
なんぞという心境には、とてもならない。60余年を日本で生まれ・育ちしたその習い習性はおいそれとは、変わるものではない。それに8年間の経験から言えるのは
「確かに午前中の雨は気温を下げ快適になるけれど、午後には降った雨が湿度を上げるので、やはり蒸し暑くなる。」
に違いなく、
「一時の快適さにごまかされるわけにはいかない!」
というのが、実感なのである。
実際今朝の散歩中、11時過ぎには陽が射し始め歩いているうちに湿度が上がってきて、後半は汗びっしょりの歩きとなってしまったのである。
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2021年06月28日

系外惑星 29

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夢のある話です。
太陽系外の惑星で、地球から100光年以内にある29の惑星に、水や空気があるという。
つまり生命体の存在する可能性のある惑星が、「ご近所」に都合29も存在するというのである。
さらに「ご近所」100光年以内というのは、人間が電波を使うようになって100年だから、29の内のいくつかには高度な文明が栄えているとしたら、地球からの電波を受信して、いる可能性もあるということ。言い換えれば地球人の存在が知られているだろうとの推測ができるらしい。
さすがに先日の「リュウグウ」の砂に有機物という話に比べれば、電波で100年もかかる距離だからはるかに遠く、我々には、少なくとも私には、彼等・彼女等と会える機会はまずないだろうけれど、145億年の日広がりを持つ宇宙に、私達の「同族?」がいるらしいというのは、ある意味嬉しいことである。
現時点では、ワープ航法は漫画や小説の世界の夢物語、そして光速を超えるそんな航法が実現できない限り、距離や時間の壁は越えがたいけれど、「未知との遭遇」には夢を感じてならない。爺の夢ながら。
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posted by zen at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般

2021年06月27日

犬カフェ

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昨日は、久々の「犬カフェ」訪問。
ロックダウン状態だったのが少し緩和され、「犬カフェ」も再開されたので、社会性零のアリスのトレーニングを兼ねての訪問である。当然他の飲食店と同様で、一テーブル二名までの縛りがあり、店内は蜜とは無関係の状態。
「犬を入れて二名までですか?」
と尋ねて入れば、店長が流暢な日本語で
「オヒサシブリデス!」
と、笑いながら語りかけてきた。
この店長というかオーナーは日本贔屓で、BGMにはテレサテンの曲が流れている。
以前うかがった限りでは、日本を何度か訪問しているそうで、だから「Dog Café」ではなく「INUCafe」なのだそうだ。
アリスのトレーニングと書いたように、残念ながら社交性のないわが愛犬アリス、ここで少しでも慣れてくれたらいいのだが、どういうわけか同族である筈の犬をやけに怖がる。このブログでも紹介しているように、同じコンドミニアムに住むTin Tinが唯一に近い友犬なのである。
昨日もいつもと同様。
まず超小型のチワワが、
「遊ぼうよ!」
とでもいうかのごとくに近寄って来たのだが、果たして逃げ回るだけ。しばらくすると真っ白なプードルがアリスに気付き近寄ってきたが、この時はさすがに鼻を寄せ合ってはみたものの、動きの悪いアリスに愛想をつかしたのか、すぐに離れて行った。アリスにしてみたら、これ幸いといったところだったろう。
それでもアリスが少し落ち着いてきたので、店長に
「30分ほど店を出ます。よろしくお願いします。」
と告げ、一緒に出ようとするアリスに因果を含め店を出た。この「犬カフェ」に通い始めた頃にはおいて行かれるのが嫌で吠えたてたものながら、不安げな顔だけで見送ってくれた。
30分ほどして店に戻れば店長さん
「以前は少し慣れ始めていたけれど、今日は全くダメ。怖がってばかりいましたよ。」
とのこと。
しばらくは通って訓練をすることにしよう。
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2021年06月26日

リュウグウの砂

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はやぶさ2の持ち帰った、「リュウグウ」の砂の成分解析が、本格的に始まるとのニュース。
持ち帰った砂は、5,4グラムだそうで、そのうち100ミリグラムを、本格的に化学分析するらしい。JAXAのこれまでの初期解析では、この砂から有機物や水素が見つかっているとのこと、水の存在も可能だという。水と有機物があれば、生命体の存在も可能で、地球上の生命の起源に迫れるかもしれないとは、数日前にも書いた。
http://zenk.sblo.jp/article/188773793.html
つまり私達の太陽系とは異なる太陽系で生物が居て、その太陽系が終焉を迎え有機物が宇宙に散らばり、その一部が私達の地球にやって来て、長年をかけて進化し、今日の地球の生命系を構成したといった話になるのだろう。
ただ雷物理の専門家としては、この爺、雷放電が空気中の窒素を固定しやがてはたんぱく質となったというシナリオの方が好ましい気がする。言い換えれば、雷放電が生物を作り出したかもしれないという考えである。いずれにしても、太陽系外からであれ、地球上で自然発生であれ、太陽系45憶年超の長い時間の中での変遷、やはり浪漫には違いない。
小惑星帯「リュウグウ」に関しては、日本が米中やロシアをリードしているが、月や火星にだって有機体の存在の可能性もあるだろうから、この種の競争や成果にはいましばらく注目しておきたいものである。
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2021年06月25日

ロボット三原則

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インターネット新聞の見出しに、ぎょっとさせられた。
空飛ぶ殺人ロボット、戦場で使用か AI兵器、世界初?
本来ロボットには,アシモフの唱えた三原則があった。
その三原則は、ウィキペディアによれば
第一法則:ロボットは人間に危害を加えてはならない.またその危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない.
第二法則:ロボットは人間に与えられた命令に服従しなくてはならない.ただし,与えられた命令が第一法則に反する場合はこの限りではない.
第三法則:ロボットは前掲の第一法則,第二法則に反するおそれのない限り,自己を守らなければならない.

だそうだ。
私は、戦後生まれで俗にいう団塊世代、そして漫画雑誌に連載されていた「鉄腕アトム」世代で、その「鉄腕アトム」にも、この三原則が確しか紹介されていた。
だから子供ながらに理解していたと記憶している。
ところが先程の見出し、ロボットが人間を殺すというのは、ルール違反ではないのか?いかにAI制御とはいえ、アルゴリズムとして三原則順守を植え付けておかないのは、赦せない。記憶に間違いなければ、シュワルツネッカーの映画「ターミネーター」でも、三原則は保持されていた筈である。
残念ながら、現実の世界では、ルールなんてものは糞くらえってことなのかもしれない。
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2021年06月24日

沖縄戦犠牲者慰霊の日

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昨日は、太平洋戦争・沖縄戦終結の日
その沖縄、2002年の慰霊の日の前日に訪れた。
学会仲間のMKさんが、当時駐在の武官で、NECのWさんと一緒に表敬訪問したと記憶している。確かにそれまでにも沖縄には1990年代の早い頃、確か正月三が日だったと思うが滞在したことがある。それに電気学会や大気電気学会でも都合二度か三度訪問しているが、2002年の旅行が一番思い出深い。
というのも若い頃からあれこれと可愛がって頂いた電力会社の杉本さんが、自宅療養中と聞いていたので、お見舞いを兼ねてパイナップルを沖縄から贈ったからだ。
帰宅して数日、訃報が入りお悔やみを申し上げに伺ったら、奥様から
「沖縄から贈っていただいたパイナップルを、『本場のものはおいしいねぇ!』と喜んでおりました。そのあとワールドカップをテレビ観戦して休んだのですが、翌朝亡くなっていました。苦しむこともなく安らかに・・・。」
と感謝の言葉に近いものを頂き、私なりにほっとした気持ちになった。その言葉をくださった奥様も、数年前に鬼籍に入られたと、娘さんから葉書を頂いた。
私もそれだけ齢をかさねたということだろう。

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2021年06月23日

姓名が回分

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昨日は、久し振りに日本人会に出かけた。
月に一度日本人会クリニックで診察を受け、血圧や高脂血症の、俗にいう生活習慣病の投薬をしてもらうためである。まぁその診察は、待ち時間を入れても一時間足らずで終わり、MRT 最寄り駅までの連絡バスを、コーヒーを頂きながら待った。今週の日曜までは、こういったときにも一切飲食はかなわなかったのだが、新型コロナ対策の規制が少しだけ緩和されて、一昨日から二人連れまでなら可能になっている。ちなみに日本人会の売店で売っているコーヒーは、コーヒーメーカーを自分で稼働させて入れるのだが、その割にはまずまずの味で、私は重宝している。
バス待ちの時間は20分強であったろうか、飲食コーナーには一組の親子連れが居て、微笑ましく「観察」させて頂いていたのだが、例によっての一丁噛み、ついつい声をかけてしまった。
うのも一昨日から日本人学校が対面授業に戻ったと聞いていたから、
「おとといから、学校再開したんちゃう?」
と尋ねたところ
「インターナショナル校に行っているので、休暇中なんです。」
との事。学年は2年生とのことながら、日本の学校なら1年生に当たる年齢だという。
最後に自己紹介したところ、その小学生君も自己紹介してくれて、さらに興味深かったのは、
「上から読んでも下から読んでも同じなんです。」
と、姓名が回分になっているという点。
ご両親しゃれっ気が多いんやなぁと感心した次第である。
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2021年06月22日

キリンは哲学者?

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我が家の愛犬アリスは、吹いてくる風に向かって気持ちよさそうに、佇むことがある。親馬鹿と言われそうながら
「アリスは、えらく哲学的だなぁ!」
と、感心することが多い。
動物のそんな行動に、眼を留めるのは、決して私だけではないようで、昨日の天声人語氏も、キリンが水を飲んで後、首を高く上げ「沈思黙考」する姿を気に留めておられた様で、哲学者めいた瞑想にふけっていると、考えていらっしゃった様だ。犬とキリンの違いは有れ、ほぼ同様の印象を持っていらっしゃったらしい。
ところがキリンの「沈思黙考する哲学者」との理解は誤解だったようで、首があまりに長くその上げ下げゆえに、貧血を起こしているらしいと、述べていらっしゃる。「キリン解剖記」を書かれた郡司芽久さんという若手動物学者から、教わったとの事。
そのように言われてみれば、なるほどと合点が行くに違いはないが、天邪鬼爺としては、キリンには哲学者であってもらった方が夢がある。キリンほども首は長くはないが、ラクダや馬なども同様の振舞をしそうで、一度動物園にでも行って観察してみたい気がしている。
余談ながら昨日は夏至、日の長さと首の長さの対比から、夏至の日はキリンの日でもあるらしい。
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2021年06月21日

熊出没注意

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日本からのニュース。
先日富山県高岡市に続いて、今度は札幌市内に、熊が出たという報道を聞いた。
誰が写したのか、疾走する熊の後ろ姿が、テレビで流れていた。その映像を見る限り、走っている姿は何やら滑稽にも見えるが、現実はとても滑稽と笑ってはいられない。北海道の熊は、ヒグマで肉食獣、本州以南の月の輪熊とは、随分と性質が異なる。早い話はるかに攻撃的で、人間にも向かってくると聞いている。
当初男女二名が怪我ということだったけれど、最終的には四名が被害を受けたということであった。結局この熊は一日余りで捕獲されたようながら、この種の熊被害、近年増加傾向にあるのは、なんとしたことだろう。人間の立場で「熊被害」ということになろうが、熊の立場からいうなら
「最近どうも餌場がずんずん狭くなって、ついつい越境してしまうんやなぁ!」
ということになるのだろう。
月並みながら、この種の、つまり熊達の越境行為多発は、地球温暖化もどこかで関係しているのかもしれない。人間の活動域が広がり、開発が進み、自然のままの森が狭くなり、それでもかろうじて住み分けができていたのだが、平均気温の上昇あるいは豪雨等々の気候変動で、狭くなった熊達の活動域では、食料をまかないきれない事態に陥っているに違いない。言い換えれば、住み分けが効かなくなりつつあるということなのだろう。それに一度彼らが出てくると、学習して何度も来るようになる可能性があり、殺処分するしかないようで、熊の立場に立てば理不尽極まりない。
はてさてどうして折り合いをつけていけばよいのだろう。
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posted by zen at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題