2021年09月17日

一期一会

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昨日の事、マンション内の散歩道をアリスと散歩中、杖をついて歩く老人に出会った。私とて老人ながら、どう見ても私よりは年配に見える。散歩道は一周800m程度の周回コースになっており、その老人を2度ばかり追い越してしまうことに相成った。
さすがに二度目ともなれば、無言というわけにもいかず、ついつい話しかけてしまった。
「足がお悪いのですか。そのベンチで一休みして話しませんか?」
という私に、機嫌よく応じてくださって、二人してベンチに腰を下ろした。
アリスは退屈気ながら、私達の足元にうずくまり、盛んに尻尾を振っている。
その老人は少し背中を見せながら
「脊椎の手術で、下半身に感覚が無いのです。」
と仰る。
「感覚が無いと仰いますが、それで歩けるのですか?」
と問いかける私に、
「熱い、冷たい等の感覚はありませんが、意識さえすれば、脚そのものは動かせるのです。」
この話を聞いて思い出したのが、幼馴染のY君の話。
若い頃高所からの転落で脊髄を損傷し、似たような症状だった筈である。
二三ヵ月前電話で話した時には、
「若い頃は大丈夫だったけど、この頃特に意識しないと歩きにくくなった!」
とこぼしていた。ちなみに私達は、歩くことをとりわけ意識しないで歩いており、こういった話を聞かされないと、彼らの苦労に気付かない。
この老人、私より12歳年上の1937年マレー生まれ中国系シンガポール人でWeeさんと仰り、きれいな英語を話されるので感心した。
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2021年09月16日

秋分近し

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一週間で秋分の日を迎える。
何度かこのブログにも書いているように、その頃には昼過ぎに自分の影が、ほとんどなくなる。そのことを、オーストラリア・ダーウィンでの雷観測設営中に、気付いてちょっと騒いだ愛弟子NK君のことは、ブログで既に紹介した。ダーウィンには、足掛け15年で20人近くの学生諸君と出かけているが、口に出して騒いだのは、彼だけでは無かったろうか。ほかの連中は、気付いていても何も言わなかったのか、そんなことを気にかけることもなかったのか、今となっては確かめようもない。NK君の伯父で鬼籍に入られて久しい西上さんとの腐れ縁も、このブログで何度か紹介している。1980年代後半から1990年代の前半は、この爺の雷放電研究者としての創成期で、多くの諸先輩との出会いがあり、その中の一つである。西上さんや私の期待とは裏腹に、NK君はトヨタの技術者として活躍していると聞く。ハイブリッドカーの開発にも貢献したとの風の便りもあり、それはそれで指導教官としての誇りにもなっている。
秋分についてである。
日本では秋の彼岸、当地では日本のお盆のように、先祖がさとがえりして来る週間にもなっていた筈である。だから道端のあちこちに線香が煙っていて、果物やお菓子が供えられている。先日紹介した「中山広場」には、提灯の飾りつけもあって、ちょっとした盆踊り会場の様相である。先日その中山広場で、通りがかった若いシンガポール人に、提灯飾りの意味を知ってますかと尋ねたら、
「これはただの飾り、意味なんてないよ!」
とそっけない返事。ほんまにつまらん!!
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2021年09月15日

泉南の秋

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本来なら、今日9月15日は岸和田祭の日やのになぁ。
敬老の日が、祝祭日法の改正で、9月第三月曜日に移ってるから、今年は9月20日の筈やなぁ。俗にいうハッピーマンデー方式の採用の結果や。ほんで秋分の日が23日、これはハッピーマンデーの対象外の祝日やけど、その週の後半にあるんで、この週がシルバーウィーク、新型コロナウィルスの流行り具合から、このシルバーウィークは気になるところやで、ほんまに。
話を岸和田祭に戻すとやな、今年は無観客で開催ちゅうニュースを、5月か6月頃に聴いた気ぃする。泉州人とりわけ泉南人ののわいらにとっては、岸和田祭は特別やもんなぁ。何年か前にも書いた気ぃするけど、
「岸和田祭は下駄祭!」
ちゅう、古くからの言い伝えがあって、雨の日が多いねんなぁ。秋雨前線の頃にあるからやろけど、今週末はどうなんやろうなぁ?
新型コロナウィルスの蔓延で、もう3年近く日本に帰ってないけど、来年こそ岸和田祭に帰ってみたいもんやで。
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2021年09月14日

明るい話題

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長く「低迷気味」の我が国にあって、若干なりとも明るい話題を提供してくれているのは、大リーグで活躍中の大谷選手。ベーブルース以来の二桁勝利に二桁本塁打。本塁打は44本既に打っているので、あと一勝に迫った勝ち星。先日は撃ち込まれて負け投手になったので、足踏みといったところであろうか。新聞情報によれば、シーズン終了までに登板のチャンスがあと三回あるそうだから、二桁勝ち星に届くに違いなかろうとは、贔屓の引き倒しかもしれないが、期待は大である。
次は、将棋の藤井聡太王位、棋聖、叡王。実は昨日豊島竜王に挑戦中であった叡王戦第五局。最終局の後先は振り駒で決めるらしいが、早指しの叡王戦で最終局に先手を得るとは、運も藤井さんの見方をしているような気がする。いずれにしても第五局に勝ち、これで三冠達成で、史上最年少の記録という。月が替われば、今度は竜王位を賭けて、これまた豊島さんに挑戦で、このままの勢いなら、年内四冠ということになりそう。藤井さん自身は、勝ち負けよりも強くなることに興味があるそうで、そら恐ろしいが明るい話題に違いない。
最後はテニスの大阪選手。と、行きたかったのだが今春以来不調をかこってしまっている。今日のところは、また復活してくるだろうと、期待だけを示しておこう。
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2021年09月13日

三度目接種開始

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シンガポールでは、明日から新型コロナワクチン三度目の接種受付が始まる。今年上半期の勢いでは、ワクチン接種が進みほぼ抑え込んだような感じであったのだが、7月になって様子が変わって来た。一説ではカラオケバーが発端との、都市伝説的なうわさもあるし、デルタ株に置き換わってしまったという事実もある。ただ難儀なのは、一日の新規感染者数の半数が、経路不明という事実と、集団感染俗にいうクラスターが病院や塾を中心に発生しているという現実である。
ただ「経路不明」というのは、重症化数が激増しない限り、「集団免疫」が機能し始めているという、明るい兆しかも知れないとは、能天気で天邪鬼な爺の勝手な思い込みである。
それにしても、この国の対応、日本に比べていかにも素早い。昨日もマスク100枚の配布、MRTで四駅ほどのところにあるスーパーマーケットまで引き取りに行った。もちろん政府が住民に無料支給しているのだが、今回はスーパーチェーンが代行業務をしている。このあたりのやり方も、実に手際よく、国の小さいこともあろうが、我が国日本だってやりようによってはと、しみじみ考えさせられている。
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2021年09月12日

祖母の事 2

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祖母の「思い出」をもう一日続けたい。
私は、祖母の事をおばぁちゃんと呼んでいた。
母親、祖母それに私の三人暮らし、母子家庭であった。
気丈だった祖母が、認知症気味になったのは、昭和25年9月のジェーン台風が一つのきっかけだったろうとは、子供の頃によく聞いた。聞いたというよりは、祖母の妹、私がおばぁさんと呼んでいた人が、母や母の姉と話するのを聞いていたという方が正確である。ともかくその台風で、庭の松の木が倒れ、屋根に引っかかって怖い思いをしたのだろうと、何度となく繰り返し話していた。昭和24年1月生まれの私は、残念ながら気丈だった祖母の本当の姿を、残念ながら知らない。いずれにしても私が幼稚園に上がる頃には、母に代わってあれこれ世話をするのは、おばぁさんだった。例えば遠足、堺市の水族館だったと記憶しているが、付き添いはおばぁさんだった。母はその頃は小学校の教員をしていたから、付き添いは不可能だったからである。
今頃になって浮かんでくるのは
「なら祖母が、一人で留守番をしていたのだろうか?」
といった疑問である。ただ今となっては当時を知る人は、もはや誰もいない。
長男を戦死で無くした祖母にとっては、私は跡取りうる孫として生まれたものだから、ともかく溺愛した。その一つが、私が小学一年生だったある日、祖母が教室まで私の大好きな饅頭を持ってきた事からも、想像できるのである。残念ながらその頃は認知症も随分と進んでいたに違いない。今日ならあれこれ治療も可能だろうにと、思う次第である。
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2021年09月11日

祖母の事

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ニューヨーク世界貿易センタービル、グランドゼロから20年
我が家のアリス、ベランダを自身のトイレと理解していて、限られた場所で用をたす。現時点では失敗しない。それはそれで有り難いのだが、それでも日に二三度は、後片付けをしなくてはならない。
さて今朝そんな後片付け中、何の脈絡も無しに祖母の事を思い出した。
祖母は私が小学校4年生の年末に他界した。晩年は今日でいう認知症に近いものがあったのだろう、時折粗相した。アリスの排泄の後片付けから、祖母の事を思い出すなんて、いささか不遜かもしれないが、人間の記憶なんてそんなものだろう。
祖母は、若くして未亡人となり、女手一つで一男二女を育て上げた。ただ長男は第二次大戦末期徴兵にとられ、ビルマのインパール作戦に参加、戦死してしまった。私の伯父にあたる人ながら、私は戦後生まれ故、あったことはない。戦死した伯父は、生まれたとき股関節脱臼だったということだし、近視の上体も弱かったと聞く。そんな一人息子の長男が、徴兵される筈もないと聞かされていた祖母なのに、結局は「靖国の母」になったしまったのである。祖母の無念は、いかばかりだったろうと思うが、明治生まれの祖母は気丈に振舞って、長女、次女を育て上げた。そして二女が私の母で、色々あった末我が家を継ぐことになった。そして生まれたのが私で、祖母は私をこの上なく可愛がってくれた。ただ私が幼稚園に通いだした頃には、認知症が始まっていたようで、私の記憶に残っているのは、そんな頼りない祖母の姿なのである。
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2021年09月10日

空気を読めない

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総裁再選に意欲を燃やして、立候補すると何度か明言していた現総理が突然やめると仰ったのは、先週の今頃だったろうか。実は別件で後輩のY君とLINEでメッセージのやり取りをしていた最中だったので
「首相が、お辞めになるそうだよ!」
と知らせたら、
「びっくりしました。どうしたんでしょう?」
と、私から見たらいささか頓珍漢なコメントが、返って来た。
蘊蓄爺の私としては、愛弟子に帝王学のつもりでLINE電話をかけることにした。
「びっくりするとは、君はいつまでも純粋だねぇ?!」
と、茶化しながら
「僕の推理は、こんなふうなんや。幹事長に
『人事を一新して、総選挙に臨みたい。ついては幹事長を降りていただけないでしょうか。』
と伝えたら、
『どうぞどうぞ、私は何時でも降りるから』
とかいった色よい返事があって、総理は意を強くしたんでしょう。でも現幹事長の後を継いで誰も火中の栗を拾うものがいなくて、結局人事は進まない。解散ができないで、首相の専権事項が行使できないようでは、首相にいる理由が無い。といったところじゃないか?」
と告げた次第。
Y君は、そんなものですかと感心していたけれど、昨日のインターネット新聞によれば、ほぼこの爺の推理に近い内容の記事があり、蘊蓄爺の面目躍如であった。
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2021年09月09日

普通の風邪になる日は?

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重陽の節句
インターネット新聞によれば、日本の専門家の委員会が
「ワクチン接種だけで、集団免疫の獲得を期待することはできない。」
との提言を発表したという。
実際、新型コロナウィルスの蔓延をうまく制御できていた筈のシンガポール、最近になってあちらこちらでクラスターが発生し、解除された筈のサーキットブレーカーが、数日後にまたまた発表されるなどして、一般大衆を混乱させている。
このブログで、素人ながらの私見を披露してきているが、やはり特効薬ができるまでは、新型コロナウィルスとおさらばすることはできないのだろう。それにしてもコロナウイルスの変異は早い。彼等と擬人化してよいかどうかはさておき、種の保存のために必死の筈で、論理そのものは人間様と全く同様なのである。そして厄介なことに、彼らは空気と同じで完全に遮断することは、全く持って不可能なのだから。
それでも、今年上半期一日の感染者数が数人、十数人だった頃に比べて、かかった場合の深刻さが随分と違う。ワクチン接種で重症化の可能性が低いことが一番大きな理由であろう。これで特効薬ができれば、新型コロナウィルスもめでたく、普通の風邪となって市民権を得るのである。
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2021年09月08日

来星八周年

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シンガポールに来て、丸八年が経過した。
考えてみれば、あっという間の八年だったような気がする。
深夜便での来星で、明け方4時頃にチャンギ空港到着にした。
それまでにも何回か来星はしている物の、ある意味赴任だけに荷物も多く
「早朝の到着ですが、どうしましょう。誰か空港に来てもらえますか?」
と、着任予定の会社に電話連絡したところ
「ホテルを予約してありますから。ともかくホテルに移動してください。朝9時過ぎにホテルまで社長自らお迎えに上がります。」
との返事。
「おいおい、63歳の爺が赴任するんやでぇ!」
と言いたいところを、ぐっと我慢して
「シンガポールは不案内なもので。ホテルまでのタクシー予約しておいてもらえると助かります。」
と、丁重にお願いしたことまで覚えている。
予約タクシーやホテルの情報はメールで懇切丁寧に知らせてきたし、取り立てて問題は起こらなかったのは当然ながら、
「大阪大学を定年されたら、弊社で何年かあれこれ助言をして頂ければ。」
と誘っておきながら、現実の社会はこんなものかと、自身の気持ちを引き締めたものである。
以来八年、気持ちだけは若い!

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