2022年05月12日

爺版・折々のことば 6

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まず子供やっ!
1995年1月17日午前5時46分。
そう阪神淡路大震災の起こった日。
あの日私はインドネシア・ボゴールへの出張のため、午前5時過ぎには起きて出かける準備をしていた。当然テレビもつけていたので、NHKの朝のニュースも流れていた。
そこに突然地震がやって来た。
食器棚がカタカタと揺れ、
「おや、地震!」
と思った瞬間、大きな揺れがやって来た。
当時は12階建ての集合住宅の10階に住んでいたので、揺れが半端ではなかった。まるでブランコに乗っているような揺れだったと記憶している。妻が
「食器棚が倒れそう。」
と悲痛な声を上げて、食器棚を支えるように言ったので、私の返したのがこのことば。
息子はベッドに寝そべって、頭から布団をかぶっていた。娘は
「机の下にいるから大丈夫!」
と気丈に振舞っていた。そしてあの日私は
「女性は、本来母性本能があり子供を守る態度にでる。」
という言い伝えは、必ずしも正しくはないと、改めて認識した。
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posted by zen at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白