日本では、時の記念日(かつては・・・・)
さて今日は、昨日の話題をいささか補いたい。
昨日唐突に、
「日本という国は、その言葉の特殊性もあって、移民を多く受け入れるといった政策は、必ずしも功を奏さない。。」
と書いて、唐突に移民の話を終えている。実は私の中では、
「だから、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア等の先進国がとっている戦略、移民で労働力を確保し、生産力を右肩上がりにするようなことは、日本の場合なかなか容易でなかろう。」
と思案が巡っていて、話が完結していた。ただ改めて読んでみると、何やら心もとなく、本日の続編となった。
だからさらに続けるなら、経済学者や政治家のセンセイ方に、1970年代の夢をいつまでも持って欲しくないというのが論点なのである。おりしも現首相がつい先日、所得倍増を目指すといった夢物語を語っていらっしゃったけれど、少子高齢化社会では、仮に画期的で魅力的な購買欲をそそる様な製品ができたとしても、売り上げが劇的に増加するようなことは、本質的に人口が頭打ちなのだから難しかろうと思う。つまり物を多く打って、消費を増やしてという「消費経済」を根本的に考え直さないとダメでは、というのが天邪鬼爺の主張なのである。

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