明日は長崎原爆忌
インドネシアパレンバンの国際会議から二か月ほど後、私はマレーシアのクアラルンプールに出向いた。今度はクアラルンプールの南に位置する大学からお呼びがかかったのである。親切な同僚ジェレミーさんが、
「私もその会議に出て勉強したいので、車で一緒に行こう!」
と、申し出てくれた。貧乏をしている私にとっては、実に有り難い申し出て、一も二もなく好意に甘んじることになったのは当然である。
そして五時間近くに及ぶ車の旅、会議の前日夕方、無事会場のホテルにチェックインした。そこには主催者のアマールさんのメッセージが届いていて、
「夕食を一緒に取りたいので、待機していて欲しい!」
とのこと、ジェレミーさんとは別行動となった。ジェレミーさんは
「主催者の招待だから、私はついてはいけないよ。」
と、快く夕方の別行動を納得してくれた。

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