2022年08月14日

親ガチャ考

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「親ガチャ」、多分今年の流行語になるんやろうなぁ。
せやけど、わいはこんな流行り言葉好きになれへんなぁ。わいは運命論者ちゃうし、かちゅうて神さんや仏さんを信じてるわけちゃうけど
「子供には、その親の子として産まれてくる理由がある。親には、その子供の親として子を成す理由がある。」
と、信じとる。
この言葉は、少し言いまわしはちゃうかも知れへんけど、芥川作家の宮本輝がよう言うてはる言葉なんや。こう思うようになったんは、このブログで何回か紹介しているんで、ご常連さんは御存知かもしれへんなぁ。せやからもう一回書くちゅうようなことはせぇへんけど、ちゅうもんが、あるように思えてならへんね。
例えば、今うちで飼っとるアリス、ブリーダーを訪ねたら、最初に目ぇつけてたワンコがもう売れてしまってて、その代わり売れ残ってたのが一匹おったんや。そのワンコが、わいらが近づいたら、柵に手ぇ掛けてまるで、買うて欲しいちゅうようなしぐさや。
せやから思わず
「この犬にしょう!」
ちゅうことになったんや。
最初思うてたワンコは、確かに可愛らしかったのに、二三日考えるちゅうて帰ったのに、アリスの時は即断即決やった。今から考えても、なんか考えるところあったわけでもないし、せやから「縁」やったと理解しとるんや。
人間の社会も、似たようなもんなんやろうから、「親ガチャ」なんちゅう言いまわしは、わいには、どうも納得でけへんね。
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posted by zen at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張