2022年10月31日

日本シリーズも終わって

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神無月晦日
日本シリーズが終わった。
野球狂・パシフィックリーグファンの爺には、オリックスの勝利がめでたい。
なんでもオリックスの日本一は、あの仰木さんの時以来で26年ぶりという。天邪鬼爺の好きな言い回しなら、四半世紀ぶり、二昔半という事になる。仰木マジックなんぞという言葉、つい最近だったようにも錯覚しているものの。
つけても素人なりに
「野球は、やはり投手力。」
との印象を再確認している。
ヤクルトの村上選手、四戦目以降その打棒に精彩を欠いて、ヤクルトは四連敗。敗戦は村上選手だけの責任では無いものの、シーズンで三冠王を極めた村上選手、二勝一分けとシリーズ前半を圧倒し、気負いが出たのかもしれない。
さらに素人の印象では、第5戦目の4対3からの逆転負け、あれで完全にシリーズの流れが変わってしまった。九回の抑え投手のドタバタ劇、結果論ながら戦犯といえるかもしれない。
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2022年10月30日

リモート会議 3

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表題はリモート会議ながら、もはや必ずしもリモート会議に限るものではない。
ともかくこんな風に、会議の言語を母国語としない参加者の視点から考えると、そして今日ではほとんどの場合、英語を用いられることが多いのだが、母国語としない我々の方に「責任」があるように理解されるかも知れない。
しかし結論を和集合としてしまうのは、むしろ語彙の豊富なはずの、彼らである場合も多いというのが私の経験からくる,警鐘でもある。
実際細かな議論になると、彼らは
「Never mind(気にするな!)」
という事が多く、私は決まって
「I mind (気になるもので。)」
と返すことが多い。それでも、ともすれば大した内容でないからと無視されがちである。
だからそれであきらめれば、会議の結論が和集合になってしまう可能性も少なくはない。このように考えると、これは単に語彙が多いか少ないかの問題ではなく、語彙の多い側ですら、
「相手がどう理解しているか?」
を、理解することが肝要なのだろうということになるのである。
和集合(Union)と積集合(Intersection)、私は会議での合意は積集合でなければならないと固く信じているし、そうなるように最善を尽くす努力を行っている。
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2022年10月29日

リモート会議 2

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おおよそひと月ほど前に書いた内容とも、大いに関係する。
それは積集合と和集合のことであったと、記憶している。
このように書くと何やら数学の内容に思えるかもしれないが、あくまでも会議における議論の話である。とりわけ母国語以外の言語で会議をすると、議論の結論が和集合になりがちではないかと、私は懸念している。もう少しかみ砕いて述べるなら、議論内容の理解がそれぞれの理解であって、その積集合つまり共通する部分が決して多くなく、ともすれば真反対のこともある。ぞれでも互いが合意できたと満足し、だから後々になって
「話が違う!」
という事になるのではなかろうか?
私の実体験にもとづくなら、
「◎◎人は平気でうそをつく!」
という、ある種の批判な風評となるのである。
そしてこんな頓珍漢なことになる一番の理由は、外国語の語彙の乏しさだろうと、私は考えている。つもりそれぞれの語彙の範囲で、それぞれの都合の良いように理解し、互いが満足しあうという、私の言う和集合を、合意・結論とすることなのである。それゆえ共通部分を取れば、合意など全くなく、本当なら物別れとなっている筈の結論を、
「我々は、合意できた。」
と、信じているに過ぎない、つまり幻想を抱いているのである。
(この項さらに続く)
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2022年10月28日

リモート会議 1

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2022年の神無月・10月も終わりが近い。
そして2022年も余すところ2か月となる。
この歳73歳になって、それなりに忙しいから、或る意味有難い。
昨日も、そして今日も朝九時からリモートで会議である。
とはいえ
「便利な世の中になった!」
と、喜んでいいものか
「四六時中、縛られて不便だ!」
と、煩わしく捉えていいものか、いやはや難しい。
会議の日程決定にも、リモートなら移動時間を考える必要もなく、正味の会議時間が確保できるなら、リモートで十分と、合理的になりがち。一方、膝つき合わせて、顔つき合わせての会議なら、本音で語り合えるとの利点のあることも事実だろう。
さらには、英語での会議となれば、英語を母国語としない我々には、付いて行き難いのはやむを得ないところ。だから興味のない話題なら、ついつい聞き逃してしまうといった危険もある。
弟子の恩もあって来年4月から本格的に始まる国際共同のプロジェクト、多忙な原因となっている。そして先に述べたリモートでの会議の多くは、このプロジェクト絡みなのである。このプロジェクト主題はあくまでも「雷放電物理」ながら、参加する研究者は、大気電気科学者からコンピューターサイエンスまでと幅広く、ともすれば議論が平行になりがち、だからリモート会議では物足りないこともしばしばである。リモートで言葉の壁を越えて、意思の疎通を謀る、そんな話を明日披露したい。
(この項続く)
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posted by zen at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2022年10月27日

涼しいシンガポール

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シンガポールに戻って二日経過した。
今年のシンガポール、この時期にしては涼しい。
例年だと11月の中頃から雨も多く、日本でいう梅雨寒といった陽気になるものだが、
「気象は常に異常である。」
の名言通り、今年はそういった季節の到来が、ひと月近く早いようだ。
何度かこのブログにも書いたように、今年のラニーニャ現象が原因で、お天気の神様のちょっとしたいたずら心のなせる業なのである。
ご存じのように、地球は自転しており、その地球が完全な剛体ならお、天気の神様のいたずら心はありえない。しかし海洋は液体、地上は気体と、構成が複雑なうえに,地表面の複雑形状が規則性を乱す大きな要因となっているのだろう。
ともあれ今日はその涼しさ、心地よさを有難く考えている。
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posted by zen at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2022年10月26日

術後の経過

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シンガポールに戻って、一夜が明けた。
年並みの疲労感はあるものの、徐々に覚醒の感はある。
術後の眼の回復は、日にち薬とやらだから、ひたすら養生に努めるしかあるまい。
つけても術後のパソコンの使いやすさ、体調(というより眼の調子かな)に依存はしているものの、総じて近距離はよく見える。近視の眼鏡は今しばらくは我慢しなくてはならないようで,ちなみに古いのをかけてみても、当然ながらまるで用をなさない。とはいえひそかに期待しているのは、半世紀昔の網膜剥離以来、俗にいう「がちゃ眼」だったのが改善されるのではないかという点。ご常連様は「がちゃ眼」の意味をご存じだとは思うが、老婆心ながら書き足すと
「左右の眼の視力が大きく異なるので、右眼で見るのと左眼で見るのでは大きさが異なる。」
という事になろうか。
今裸眼で窓の外を眺めてみれば、ピンぼけながら期待感も含めて、像の大きさはほぼ同じに思える。だから半世紀の時を経て、まともな実像が期待できそうと喜んでいる。
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posted by zen at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2022年10月25日

シンガポールへ

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昨日、今回の日本滞在中の最後の眼科検診に出かけた。
手術後右眼で一週間と一日、左眼にいたってはわずか五日、これで今日午後日本を離れようとするのだから、いささか強引に過ぎるだろうかとも思う。だからこそ主治医にもう一度診てもらってというのが本音なのである。
確かに、白内障の手術は近年簡単になっており、私の場合左右とも30分未満で処置が終わっており、術後二日目には眼帯も取れるほど。そしてこれは、以前に処置を受けた多くの方々からの情報とも一致している。だからと言って安易に考えて軽はずみな対応は許されるべきではなかろう。だからこそ主治医のN医師は、診察を終え処置室をでる私に
「具合が少しでもおかしいと感じたら、必ずシンガポールの医院を訪ねてくださいよ!」
と。えらく真顔でおっしゃられたのである。
論点が矛盾するようながら、今回の白内障手術、私自身は決して深刻に考えているわけではない。何十年か昔ならいざ知らず、今日では余程のことがない限り、大過なく治療可能な疾病の一つとなっている。話が左右するようながら、主治医を信じ粛々と通常の日常生活を営みながら、日にち薬で全快を待つというのが私の出した答えなのである。
今少し詳しく経過を述べるなら、最初に手術を受けた右眼、翌日眼帯をはずした時には焦点が定まらず、
「老眼が無くなりますよ!」
と言われていた状態には、程遠かった。一方その二日後に手術を受けた左眼は、翌日眼帯をはずした時から、小さな文字もはっきりと見え、スマホでのメール交信も可能であった程。その状態の良さは今も続いており、
「手術を受けた甲斐があった!」
と、間違いなく実感している。そしてここにきて、右眼も小さな文字が見えるようになってきているのである。
さらには昨日診察前に測ってもらった近視の矯正視力も、0.6程度は見えるようで、眼鏡の作成までには視力の安定するもう一二か月という事になろうが、現時点では術後の経過は問題なしという状態なのである。
順風満帆、だから今日午後日本を離れる。

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posted by zen at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活

2022年10月24日

秋の日に

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奈良にいる。
東の窓のカーテンを開ければ、若草山。春日山に続く原生林の山並みを眺めることができる。そして今朝の驚きは、土曜朝上京の折には未だ朝の風に揺れていた稲穂が、すっかり刈り取られてしまっていたこと。
昔は稲刈りというと人海戦術でやったものだが、今ではコンバインであっという間に終わってしまう。半世紀の間の農業技術の進歩という事になるのだろうが、大学三年生となって下宿をするようになるまでは、秋の年中行事だったあの稲刈りをついつい思い出す。年端もいかない小中学生といえど、結構な戦力だったに違いない。だから週末二日間お世話になった幼馴染のY君とは、あからさまに口に出しての話題とはしなかったものの、そんな昔の思い出をベースに、半世紀ほどの昔を懐かしんだ次第である。考えてみれば二人とも「数奇」な生い立ちで、相手のことを考えれば
「自分はまだ」
との思いもあったことは事実。お互いがいたから、二人とも的まともな人間たり得たとつくづく考える秋の日である。
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posted by zen at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2022年10月23日

VHF広帯域受信機

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東京にいる。
昨日のぞみで上京、新幹線での移動は本来めったになかった。その理由の一番は、職場が吹田市のはずれにあり、伊丹空港まで自動車なら20分ほどという交通の便の良さからであった。だから航空機利用の、一時間前にチェックインなんぞという無駄がなく、新幹線利用なら新大阪までの一時間を加え状況に要する時間4時間に対し、航空機利用なら二時間で十分といった具合で、自分で言うのも恐縮ながら超多忙の身には、二時間の節約が貴重だったからである。
さて今日、VHF 広帯域受信機の製作依頼に、狭山市にあるB社を訪問。電気通信大学からはA君も駆けつけてくれて、二時間弱あーだ、こーだの議論。取り合えずめどらしきものもたって、手術明け二日後という若干の無理をしての意味もあったといったところ。本来ならもう一泊をして、Y君と旧交を温めたかったところだが、月曜日の診察を考えれば止むを得ず、急ぎの帰りとなった。しかし、新幹線の混み具合二か月前とはまるで違う。コロナ禍は雲散霧消した感もある。
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posted by zen at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内旅行

2022年10月22日

宗教法人

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宗教法人のスキャンダルで、国会の論戦が盛り上がっている。
七月だったか、参議院選挙の最中凶弾に倒れた元首相とのかかわり、現首相は調査しないとおっしゃっているものの、本当のところ調べると不都合なことが、あれこれ出てくるんだろう。問題になっている宗教法人に関しては、1990年代人気の高かったアイドルタレントが信者というか広告塔になって、あのころから問題視されていた。それが政権与党に近づき、その甲斐あってか宗教法人名を変え、一般大衆にはすっかり別組織と思えるようになった。実際この天邪鬼爺も、うかつなことにアイドル歌手が取り込まれてしまったあの団体と、同じとは全く知らなかった。それが今回の騒動で、久しぶりに元アイドル歌手を見て、
「そうか。まだかかわっていたんだ!」
と、思った次第。
それにしても、心の隙間を巧みに突く新興宗教というかカルト教団の巧みさ、かつて養老猛司さんが、お弟子さんだったかな、別のカルト教団に取り込まれむなしくなって教授職を辞したことがあった。同じころ、若い娘さんが研究室の周りを何度も訪れ
「◎丸君を探しに来たのですが?」
と声をかけられた。そのころ親御さんが、休学させて故郷に連れて帰ったと聞いていたので、知らぬ存ぜぬで通したものである。
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posted by zen at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活