2022年10月02日

東南アジアに雷観測装置を 5

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家探しは、最初の数日はあまり旨くいかなかった。
斡旋業者が、シンガポールの街の中心部にあるマンションを、紹介してきたからである。早い話、価格の面ではなく会社への通勤時間であった。その点を告げると、通勤時間徒歩、バス含めて30分余りのマンションを持ってきた。パシリスというMRT・東西線の東側ターミナルまで歩いて10分余りという物件、築二年目ということで間取りも申し分なかった。二週間余りのホテル住まいを終え、そのころには就労ビザも取れていたので、一時帰国し本格赴任することにした。
アンドリューさんからは、懸案の投資の話の回答が親会社からあった旨の返事もあり、
「10月初旬に、Wさんという担当者がシンガポールに来られますから、本格赴任される頃に、話し合えると思います。」
とのことであった。私は10月になっての担当者との面談に期待して、大阪に帰った。
そして10月、シンガポールに戻って数日して、Wさんがシンガポールに来られた。二三日して、ようやく時間ができたからと、私達二人は話し合うことができた。私はアンドリューさんに何度か告げた内容
「販売するには、販売に耐える製品、ロバストな製品にする必要があり、Uさんのおっしゃった数億円はともかく、5千万円程度の出資をお願いしたい。大学からもマッチングファンドが出ますから。この話は工学部長も納得済みです。」
を、この担当者Wさんにも繰り返した。ただWさんは私の話を聞くばかりで、親会社としてどういう方針で臨むのかを、一向におっしゃらなかった。当然結論は出ず
「本社に持って帰り、来月来るときに返事を持ってきます。」
とのことであった。私は、
「議事録もお願いしますよ。」
と、付け加えたが、結果的にはこの議事録を残すようにしたのが、よかったのだろうと今となっては理解している。
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posted by zen at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活