2022年10月04日

東南アジアに雷観測装置を 7

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今からおおよそ9年も昔のことを、思い出している。
2013年11月、親会社からT工場長とシンガポール担当のWさんがやってきた。深夜便で来られたという事だったが、その疲れも見せられもせず午前中の会合となった。親会社のT工場長とWさん、そして私の三人の会合で、私はアンドリューさんにもオブザーバー参加をとお願いしたけれど、
「微妙なニュアンスもあり、日本語の会議としたい。だから日本人だけで!」
と、Wさんが主張された。
ただ会合は、私に主張をさせるだけさせて、最後には本社の結論を淡々と述べるだけで、微妙なニュアンスなんぞ一つもなかった。親会社の結論は
「シンガポールにおける、雷観測装置の製造販売には出資しない。製造販売の事業は断念する。」
と、極めて単純明朗な回答であった。
「事業部長のEさんと話させてくださいよ。私人生かけてシンガポールに来てるんですから。」
という私の要求には、
「あぁ、元の事業部長ですか。大本社の方針転換で、配置換えになりました。」
とのつれない返事である。そして、
「今まで大阪大学の担当をさせていただいていた、UやTも先月末付で、移動になりました。」
と付け加えられた。
「御社をお助けして提供した監視装置、シンガポールで四台稼働していると思いますが。」
の私の問いには
「年度内いっぱいで、研究を終了して撤去します。」
との答え、
「しばらく稼働していただけませんか?」
の重ねての問いかけには
「あれは試験研究という位置づけで、終わると廃棄処分にしなければ、税金がかかりますので・・。」
との事。
「いずれにしても、今日の話し合いは持ち帰り、来月には結論を出させてもらいます。」
と、一方的な態度であった。
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