2022年10月06日

東南アジアに雷観測装置を 9

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実は強制的に配置替えとなった担当二人から、日本に立つ直前に電話があり以下の内容を聞かされていた。
1. 大親会社の方針変更は8月初旬急に通知された。(彼らにとってという意味で。)
2. その関係で事業部長も、突然変更となったし、私達も同様。
3. 気象庁のシステムリプレイスに応札しようとしたが、現時点では無理と判断した。
4. 上記の準備もあって、システムデザインにA/D変換機の購入を打診したらしい。
いやはや、大会社のわがままというか、エゴというか。
だから新阪急ホテルロビーでの会合は、ある意味波乱含みの展開となった。
私はまず、
「聞くところによれば、御社の方針変更、雷監視装置販売ビジネスからの撤退は、8月初旬だったとか。という事は私のシンガポール赴任前。もし知らされていたら、私もシンガポールに来ることはなかった筈です。最悪、販売ビジネスを展開しようという、大それた考えは捨てて来たと思います。この件に関して、御社の誠実な回答をいただけますか。」
と、ただした。T工場長とWさんは異口同音に
「私は、雇われの身ですから、上層部の決定には逆らえません。」
と答えるのみで、これでは私の質問の答にはなっていない。
「元の事業部長も配置換えだと聞きましたが、少なくともこの件で彼から御意見をいただきたい。お二人が答えられないというのなら、次回の会合には会社の見解を、その時点でなぜ私に知らせなかったのかを!」
の質問には
「先生も退職され生活設計もあるでしょうから、とりあえずシンガポールで働いて頂いてと、元事業部長は尽力されたと聞いています。そして二年間の確約は取り付けられたようです。」
と、答えられた。
「二年間!それも約束が違いますよ。私の70歳までの7年間で、販売事業を軌道に乗せてと、夢のような話をしてくれたのですから。この件は、後日また議論するとして、次はA/D変換機のことです。あれは文部科学省の科学研究補助金で開発コストを払っており、知財権は我々大阪大学のスタッフにあります。それを失礼な言い方ながら、泥棒猫のようにこっそり発注しようとしたのは、許せないですね。私に言って頂いてたら、お断りはしなかったと思いますが。これでは紳士協定違反です。」
という詰問には
「だから、気象庁や防災科研の受注は断念したのです。」
「ちょっと待ちいな。そんなん答えになってないやんか。もしシステムデザインが黙って売り渡してたら、そのままやってるちゅうんかいな!」

と、ここに至って私は大阪弁でまくし立てたのである。
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posted by zen at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白