2022年10月08日

東南アジアに雷観測装置を 11

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依然として2013年の11月である。
下旬にやってきたのはWさんだけで、結局のところ
「『雷放電監視装置の販売ビジネスは断念!』は大親会社の方針だから、事業部ではいかんともし難い。」
という結論と、
「『方針の決定を先生の赴任前に知らせなかったのは、担当者のうっかりミス。』で、この件は申し訳ない。」
といった、人を食った回答だった。
さらにその翌月やってきた新事業部長にも再度直訴して、あれこれ申し上げたが、結局のところ大企業のごり押しに押し切られるだけで、話は一つも進展しなかったのである。
そして年末のクリスマス会で、アンドリューさんの仲介で、私とWさんは握手しての手打ちとなった。アンドリューさんの仲介案は
「現時点での大阪大学の両システムを、積極的に販売するよう努力し、利益を出して堅牢化しよう。だから過去のことは、お互いに忘れて前に進もう。」
とこれまた、都合の良い仲介案ながら、私自身も
「粘ったところで、どうにもならない。装置を販売するよう努力するというのだから、それにかけよう!」
と、考えなおしたからであった。
そして年が新たになった頃アンドリューさんは、シンガポールのこの会社のCEOを他の者に譲り、東京の大親会社の海外事業部に栄転していった。
そしてその後、私はますます苦しい立場に追い込まれていくのだが、その時点ではシンガポールの会社として、積極的に販売に励むという姿勢に、私は夢を託していたのだから、能天気もいいところだったという事になろうか。
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posted by zen at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活