霜月晦日、そして私は今日から一泊二日のKL出張
日常の雑事に追われ、ともすればウクライナのことをついつい忘れてしまいそうになる。ロシアの休戦の提案にも、ゼレンスキー大統領は「毅然」として応じそうにないし、手詰まりながらも大国ロシアは、攻撃を続ける。先日のポーランドに着弾し犠牲者を出した、ミサイルの詳細も、いつの間になにやらうやむやになっているような気もする。
それゆえ毎度の説を、またまた披露することになる。
ロシアの侵略は許せないのは当然。しかしせっせと武器支援する西側諸国の在り方も、問題ではないのか。こういった行為は、結局兵器産業をもうけさせ、痛い目を見るのはポーランドの一般大衆なのだから。
そもそも侵略されたとしても、それを武力で押し戻すのではなく、外交努力でなぜ押し戻すことができないのかと、歯痒くてならない。
しかし、世界の流れは、軍拡競争になりそうな気配。
日本の政権政党のセンセイ方は、敵の攻撃基地を攻撃できる能力が我が国にもほしいと、公然と言い放つようになってきた。そしてこの風潮は、世界の潮流にも近い気がする。つまるところ世界中、愛国主義、国家主義にかじを切り始め、外交を軽んじる傾向になりつつあるというのは、この天邪鬼爺の偏見ではあるまい。

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