2022年11月30日

ロシアの侵略を憂う

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霜月晦日、そして私は今日から一泊二日のKL出張

日常の雑事に追われ、ともすればウクライナのことをついつい忘れてしまいそうになる。ロシアの休戦の提案にも、ゼレンスキー大統領は「毅然」として応じそうにないし、手詰まりながらも大国ロシアは、攻撃を続ける。先日のポーランドに着弾し犠牲者を出した、ミサイルの詳細も、いつの間になにやらうやむやになっているような気もする。
それゆえ毎度の説を、またまた披露することになる。
ロシアの侵略は許せないのは当然。しかしせっせと武器支援する西側諸国の在り方も、問題ではないのか。こういった行為は、結局兵器産業をもうけさせ、痛い目を見るのはポーランドの一般大衆なのだから。
そもそも侵略されたとしても、それを武力で押し戻すのではなく、外交努力でなぜ押し戻すことができないのかと、歯痒くてならない。
しかし、世界の流れは、軍拡競争になりそうな気配。
日本の政権政党のセンセイ方は、敵の攻撃基地を攻撃できる能力が我が国にもほしいと、公然と言い放つようになってきた。そしてこの風潮は、世界の潮流にも近い気がする。つまるところ世界中、愛国主義、国家主義にかじを切り始め、外交を軽んじる傾向になりつつあるというのは、この天邪鬼爺の偏見ではあるまい。
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2022年11月29日

ワールドカップ

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サッカーワールドカップ、世間は騒がしい。
シンガポールでは、それほどでもないけれど、テレビで見る限り日本は・・・。
ドイツに勝って、歴史的勝利と大騒ぎしていたが、今度はコスタリカに負けてしまった。予選リーグ、残るもうひと試合は強豪スペインとだから、予選突破に黄色信号といったところだろうか。その強豪に勝てば予選突破確定で、現時点では自力での予選突破の可能性は残されているという。同胞として予選突破を望まないわけではないけれど、マスコミ報道ほど熱くなれないのは、決して年齢のせいではない。高校、大学と一緒だった親友のG君、あのころからサッカーワールドカップには、あれこれ蘊蓄を語っていた。この天邪鬼爺は、あのころから冷めていたように記憶しているが、サッカーファンが熱くなれば熱くなるほど、天邪鬼爺は冷めるという構図なのである。冷めるというかしらけるというか。野球、相撲、競馬(仮に馬券を買わなくても)、ボクシング等々、熱くはならなくても結構力が入る私自身なのに、サッカーファンの超熱狂で知性を感じさせない応援ぶりには、偏見かもしれぬがついついしらけてしまうのである。余談ながら、お隣の韓国ガーナに敗れ、一敗一引き分けとなり厳しい戦いが続いている。
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2022年11月28日

大相撲談義

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大相撲11月場所が千秋楽。
前頭九枚目の阿炎が優勝、それも巴戦という三人の力士による優勝決定戦で、相手は元大関・高安、大関・貴景勝というから、驚きである。ちなみに巴戦は28年ぶりという。
もう一つの驚きは、今年六場所すべて優勝力士がことなること。横綱・照ノ富士、満身創痍で膝はボロボロだそうなから、結局とびぬけた力士のいないという事だろう。大相撲ファンとしては大いに寂しいし、横綱・白鵬の健在中も含め、世代交代に時間がかかっているとは、この爺の印象。そんな中で若くてイキの良いのは豊昇龍ぐらいで
「依然として大相撲は、モンゴル依存体質か?」
と、こちら天邪鬼爺の実感である。
私自身、決してモンゴル出身の力士を嫌いではないけれど(実際照ノ富士や白鵬は好みの力士であった)、それでも同胞には頑張ってほしいという、ひいきの気持ちもある。そんな中で阿炎の優勝は、不祥事からの復活で喜ばしい。
不祥事と言えば、幕下まで落ちていた元大関・朝の山、来場所は十両に復帰するらしく、数場所で幕内上位に戻ってくるだろう。とはいえ二年近いブランクで、若くてイキの良いとはいえず、回り道は何とも恨めしい限りである。後大鵬の孫にあたる王鵬や琴ノ若も有望な若手、このあたりから誰かひとり飛び出してほしいものである。ともかく年間最多勝が、横綱や大関でない現状なのだから・・・。
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2022年11月27日

TinTinロス

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三週間預かっていた父親プードル・TinTinが帰ってしまって二日経った。アリス、シロの母娘は何やら寂しげでもある。とりわけシロは、父親とのじゃれあいを楽しんでいただけに、所在なさそうな風情である。じゃれあいは母親ともできるし、TinTinがやって来るまでは母娘の娯楽だった筈なのに、我々人間の理解を越えた何かがあるのだろう。それでTinTin の飼い主さんからは帰り際に、
「TinTinのベッドを置いて帰りますよ。」
とのお申し出で、ここは素直に感謝していただくことにしたら、シロは時折パパのベッドで昼寝をしている。ベッドというよりは、円形のクッションというのが正確ながら、トイプードルが丸くなって寝るのにぴったりの大きさなのである。家人がたまたま同形状のクッションを見つけて買い求めてきたけれど、シロには父親の使っていた方が、心地よさそうである。父親のにおいがたっぷりしみついているに違いない。昨夜も私たちのベッドに上がろうとするのを、足元にTinTinのベッドを運んできてやって、
「パパのベッドで寝たら!」
と勧めたら、素直に従っていた。どの程度理解しているのか、しかとは分からないが、少なくとも今日の助言委は理解できていたようだ。
ただ夜中に、向かいのドアが開閉するとその音を聞いて、吠えながら玄関先まで駆けていく。まだ戻ってくると考えているのだろうか?
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posted by zen at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2022年11月26日

音位転換

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今日は数日前の天声人語氏が紹介している、音位転換について。
普通に使われているうちに、音がひっくり返る(音の順序が逆転する)現象をこう呼ぶとは、国学者・金田一春彦氏の教えである。
例えば山茶花は、本来ならサンザカと発音すべき、
さらには、あたらしいは本来あらたしいだったとの事。
ちなみに天邪鬼爺の私は、この音位転換の呼び名を聞くはるか以前から、
「秋葉原を『あきわばら』とよぶのはおかしい、『あきばはら』だ!」
とかたくなに言い続けてきた。
実際東京の友人も秋葉原を縮めて言うときにははっきりと
「あきば」
とおっしゃるではないか。絶対に
「あきは!」
ではない。
ほかには、泉州南部から紀ノ川水系の方言には
「かだら」
というのもある。標準語なら「からだ」なんだろうが。
こう思案するとき、音位転換は結構あるもんだと感心、発音のしやすい順に変わってしまうのだろう。
まぁどうでもいい話ながら、
「あきばはら」
に固執していた天邪鬼が少しうれしくなっている週末である。
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posted by zen at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2022年11月25日

大番狂わせ 2

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サッカーワールドカップ予選、日本代表がドイツに2:1のスコアで逆転勝ち。歴史的勝利と、マスコミ報道がかまびすしい。先日のサウディ-アラビアの対アルゼンチン戦同様、大番狂わせの勝利であろう。
ドイツ人の友人は戦前には、3:1でドイツ圧勝と確信豪語していたので、
「まさか日本に負けるとは!」
と、大いに落胆していらっしゃる。お気の毒様・・・。
ここで天邪鬼爺の蘊蓄を披露したい。
確かに日本代表の個々のレベル、これは確実に上がっている。
日本代表の多くは、技術のかさ上げに加え、日頃欧州のリーグに参加していることから欧州の選手に対するコンプレックスも、解消しているに違いない。米国大リーグで成績を上げている、ダルビッシュ、大谷、一昔前ならイチロー選手の例に見るまでもなく、我が国同胞の身体能力の向上も忘れてはならない。
くわえてと爺は言いたい。
ビデオ判定の導入も、一つの要因ではなかろうか。一瞬のスキを狙ってのシュート、或る意味オフサイドぎりぎりの名人芸。人間の眼なら感心してしまうところが、ビデオ判定なら、反則とされてしまうに違いない。
このように考える一つの根拠は、大相撲の物言いとビデオ判定からである。サッカーにしろ大相撲にしろ審判の眼は、ゲーム(取り組み)の流れの中で判定していたのだろうが、ビデオに記録として残し再生してみれば、1秒の何分の1かの差で無効と判定されてしまう。このあたりが人間の眼と機械の眼の違いと、爺は考えているのだが。
「一瞬のすきを狙う名人芸も、実は・・・。」
といったところではないかなぁ?
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2022年11月24日

玄関の履物

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いささか唐突な話題で恐縮ながら、修身の授業を彷彿とさせるかと懸念しつつ。
子供の頃、急いで外から帰ってきて靴などの履物を脱ぎっぱなしのままの状態にしておくと、大人達から戒められたものである。
「玄関先がきちんと片付けられていないと、泥棒に狙われやすい。だから履物はきちんと揃えて置いておくように。」
というのである。
それこそ耳にタコができるほど教えられたものだから、この歳になって訪ねて行った家の玄関先で履物が散らかっていると、何やら心がざわつく気がする。ところがここシンガポールでは、大概の家庭の玄関先、靴やサンダルが散らかっている。慣習の違いと言ってしまえばそれまでながら、天邪鬼爺の心のざわつきを抑えることができない。
ここシンガポールでの住まいは、日本風にいうならマンションで、シンガポール人のお向かいさんのドアとは2m弱。お互いに50p程の三和土があって、その上に靴やサンダルを脱ぐという習慣ながら、お向かいさんの三和土はいつも散らかっている。ついでにお隣さんもシンガポール人で、三和土はまぁ御同様。どちらも全く気になさってはいない。我が家のワンコたちはそんな散らかった履物が大好きで、最初の頃は咥えて我が家の三和土に運んできて収集していた。さすがにやめるようにしつけたので、このごろは持って来ることはないけれど、それでもにおいをかいで楽しんでいる風。ワンコ達は、私達人間の臭い不快感が大好きなようだ。玄関先で履物が散らかっていると、泥棒はともかくワンコの餌食になりますぞ。
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posted by zen at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2022年11月23日

大番狂わせ

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勤労感謝の日
サッカーワールドカップが開催中。
カタールが主催国というから、石油産出市域中東の勢いを実感せずにはいられない。
おまけに昨夕など、サウジアラビアがアルゼンチンに勝つという大番狂わせもあり、20年前の日韓で開催されたワールドカップから見れば、隔世の感を否めない。
日韓開催の時は、それでもまだまだ欧州や南米の代表が主役で、日韓は経済力を背景にしての開催だった。まぁ韓国は4位に滑り込んだのは事実だけれど。その後20年を経て、経済力を背景に中東の影響力は、並々ならぬものがある。
恥ずかしながら、私天邪鬼爺の中東に対する理解は、21世紀を迎えたころでも全くの頓珍漢で、卒業生の一人が進行旅行に
「ドバイに行きます!」
というので、
「なんでそんなところに?」
と、感じたものだ。
あの頃にはすでに「ドーハの悲劇」なんかがあったりして、中東の影響力を知っておくべきだったのに。言い訳にしかならないけれど、大学に入学以降は、或る意味世事に疎く、オイルダラーが世界を席巻する勢いだったというのに。
とはいえ、2010年から2年間のエジプト・アレキサンドリアでの生活を経験しても、中東の途方もなくリッチな面と、一歩裏通りに行けば、私の知っている1960年代の日本に比べてもまだまだといった貧しい面があって、依然として
「オイルダラーと言えども、まだまだ開発途上!」
の先入観に影響された印象がぬぐい切れないのである。
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2022年11月22日

インドネシアの地震

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インドネシア・ジャワ島で地震。
バンドンには弟子のレディ・マリディアナさんがおり、気がかりである。
というのも、昨日電話で話をすることになっていたのだが、何度か電話しても出ないから。電話回線の都合なのか、地震被害で出ることができないのか、現時点では皆目わからない。今はひたすら無事を祈ることしかできない。
Redyさんは、ダーウィンの雷観測にも同行しているし、その奥方も縁あって私が学位の指導教官となった。つまるところ御夫君もそしてその奥様も、弟子という事になる。そのお二人ともバンドン工科大学からの派遣で、学位取得後は母校に戻って教員となっていた。ところがご主人の方が中東に出稼ぎという形で職を得て、二か月で20日間だけバンドンに戻るという生活を続けていたと聞かされていた。
最新の情報では、その出稼ぎ生活も契約切れとなり求職中との事。
そんな折の地震被害、なにとぞ御無事で。
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2022年11月21日

世界トイレの日 2

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以前このブログに
「日本人が真の国際人であるには、どの国のトイレでも利用できるようになる必要がある。」
といった内容を揚げたことがある。だから今日の内容は、それに関連しての内容である。
一昨日の天声人語氏も述べておられるように、我が国のトイレは、ウオッシュレットの普及率を含め、諸外国に比べ圧倒的に清潔である。かつてはあまり感心できなかった駅構内のトイレ、学校のトイレ、そのほか公共機関のトイレ等々、最近では異臭のするようなのは稀である。それゆえこんな清潔感のあるトイレに慣れてしまうと、諸外国のトイレの標準の低さに利用する際に抵抗感を覚えるかもしれない。日本人の思い上がりと言えば確かに思い上がりだろう。戦後生まれの私には、自宅は汲み取り式の便所だったし、大阪府の南部の田舎で育った私には、村のあちこちに肥溜めのあったことが、いまだに鮮明な記憶として残っている。というのも、鬼ごっこをしていて、肥溜めに落っこちたという友達が、運悪く肥溜めにはまったという事があったから。
ちなみに私の田舎の村には、半世紀近くの時を経て、今日ではそんな肥溜めがすっかりなくなってしまっている。
さてトイレ本題の談義。
天邪鬼爺の私とて、清潔な方が好ましく思えるのは事実ながら、食べ物にも事欠きがちで、生き抜くことが精一杯の途上国では、本当のところそこまで手が回らないというのが現実なんだろうとも思案が巡る。それゆえ
「清潔なトイレが当たり前」
と考えるのは、
「先進国の思い上がり」
と、理解している。
「私達だって、半世紀前にはまだまだだった!」
と自分達の過去を思い起こせば、大概のトイレ環境も甘受できるのである。
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posted by zen at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題