2023年01月01日

雷放電の観測 30

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令和五年(癸卯) 元旦

TRMM/LISで雷放電の衛星からの観測という主題は増えたものの、これはいわばお客様としてデータ解析に関わったにすぎず、本来の「雷放電の観測」という意味からは、いささか異なっている。とはいえこれが縁で、人工衛星からの観測にも関わるようになったのは事実である。まぁそれでもRedyさんの御夫人Efrinaさんや愛弟子のYS君は、搭載レーダーの観測結果と比較してImpactのある結果を出してくれたのは喜ばしかった。
そんな折、東大阪の中小企業の経営者の方々が、
「人工衛星を自分達で製作し東大阪の技術力を証明する。」
といったニュースがマスコミで取り上げられ、リーダーであるATさんの強烈なキャラクターもあって、社会現象化していた。一方、
「その衛星で何をするのか?」
といったJAXAの率直な問いかけには、明快には答えられないため、国からの援助は得られていなかった。そんな折、東大阪のクリエーションコアの会合でATさんと話す機会があり
「なんなら東大阪の衛星に、大阪大学のVHFセンサーを搭載して、宇宙からの雷観測をやってみませんか?」
と申し上げたら、
「先生、そらええわ!来年の申請書は雷観測で出しましょういな。」
と二つ返事で、一緒に申請することが決まった。
タイミングとしても、愛弟子のMT君がアラバマから帰ってきて阪大の助手になっていたので、阪大のグループとして好都合であった。
申請書の衛星本体の部分は、東京大学のNS助教授が、雷観測の部分はMT君が担当、JSTのヒアリングには大挙して出かけ、申請は無事採択の運びとなった。そして衛星観測の装置には、博士課程に進学してきたKH君が関わることになった。
(この稿続く)
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posted by zen at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白