2023年01月18日

雷放電の観測 46

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北陸冬季の雷活動に、話題が及んでいる。
「雲底をなめるように進む放電」
という、一つの特徴について考えている。
1988年だったか、学術振興会の援助で中国科学院と共同研究を、中国で実施した時のことである。共同観測の期間が終わって、私は蘭州を訪れた。ちなみに蘭州は、海抜2000m程度の高地である。滞在は二週間程度であったろうか?その間に何度か雷雨を、経験した。ある夕方、雷活動が始まった時、私はその後日本にやってきて工学博士の学位を取得、今日では岐阜大学の教授であるWD君と一緒にいた。そのWD君、
「先生、蘭州の雷も、日本の冬季雷のように、雲底を長く伸びて行くのです。」
と、何度も、何度も説明してくれた。
その後私は、フロリダでスパイダーライトニングを経験し、アール、マズールさん等の
「雷活動終焉期の、アンビル(鉄床)に蓄えられている正電荷が中和される現象。」
と、定性的な解釈を教えられ、北陸冬季の雷放電も蘭州高原の雷放電も、共通点があるのだろうと考えるようになったのである。
(この稿続く)
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posted by zen at 06:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白