如月晦日。二月は28日しかないのに、それでも月末を「みそか」というのかな。
3月12日から始まる大相撲春場所の番付が、昨日発表された。
期待していた朝乃山の幕内復帰はならなかった。
来場所は十両筆頭に留め置きで、もう一度優勝という事になれば、5月場所は前頭上位にまで上がるのだろう。
ただ十両筆頭という事は、幕内力士との対戦も何番かは組まれるのだろうから、先場所の様にはいかないかも知れない。本来名門高砂部屋をしょって立っている筈なのに、まったくくだらないというか軽率というかの行動のため、遠回りをしてしまっている。一年間の謹慎期間の心の修行ができていたら、今回の十両据え置きも乗り切ってくれると期待しているけれど・・・。
気になるのは、朝乃山の顔つきには、何やら厳しさというものを感じることが出来ない点。照ノ富士のようにこれから一年程度で、一気に頂点まで上ることが出来るのだろうか。二匹目のどじょうになることが出来るか否かは、本人次第。
顔つきに厳しさが足りないと感じるこの天邪鬼爺の心配が、杞憂に終わらないことを願うばかりである。
なんといっても大阪の春は、大相撲大阪場所からなんだから。

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