2023年02月28日

頑張れ朝乃山

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如月晦日。二月は28日しかないのに、それでも月末を「みそか」というのかな。
3月12日から始まる大相撲春場所の番付が、昨日発表された。
期待していた朝乃山の幕内復帰はならなかった。
来場所は十両筆頭に留め置きで、もう一度優勝という事になれば、5月場所は前頭上位にまで上がるのだろう。
ただ十両筆頭という事は、幕内力士との対戦も何番かは組まれるのだろうから、先場所の様にはいかないかも知れない。本来名門高砂部屋をしょって立っている筈なのに、まったくくだらないというか軽率というかの行動のため、遠回りをしてしまっている。一年間の謹慎期間の心の修行ができていたら、今回の十両据え置きも乗り切ってくれると期待しているけれど・・・。
気になるのは、朝乃山の顔つきには、何やら厳しさというものを感じることが出来ない点。照ノ富士のようにこれから一年程度で、一気に頂点まで上ることが出来るのだろうか。二匹目のどじょうになることが出来るか否かは、本人次第。
顔つきに厳しさが足りないと感じるこの天邪鬼爺の心配が、杞憂に終わらないことを願うばかりである。
なんといっても大阪の春は、大相撲大阪場所からなんだから。
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2023年02月27日

寝室の幽霊 2

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我が家のワンコ達の小心なのは、何度か書かせていただいている。
とりわけ母犬のアリスは、音には敏感に反応するし、予期せぬ動きをするようなものにも怯えを示す。例えばスーパーのレジ袋、風に吹かれているのを見ようものなら、目を離さない。
予期せぬ動きと言えば、人間の赤ちゃんなどもそうで、だから警戒心を解く様子はない。テレビで、大型犬が人間の赤ちゃんと遊ぶ様は微笑ましく、うらやましいと思うが、アリスにはそれを望めそうにない。これはアリスの生まれた頃の環境の故なのか、我が家にやって来たころからそんな風である。娘のシロは、アリスほどでないにせよ、母親の怯えは多分伝染するんだろう。このあたりは多頭飼い(二頭飼い)の間ずいぶんなのかもしれない。
さて寝室の幽霊である。
アリスにとって、寝室の戸が風で閉まったり開いたりするのが、いかにも不気味で気持ち悪いのだろう。昨日何ぞ、我々が居間でテレビを見ているのに、アリスはシャワー室に閉じこもったきりじっとしていた。例えばこの爺がシャワーを浴びてベッドに寝転がっていたなら、多分出てきたのだろうが・・。アリスにとって、シャワー室は程よい狭さの空間で、安全に思えるのだろう。
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2023年02月26日

寝室の幽霊

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引っ越ししたことは、すでに紹介してある。
同じマンション内の引っ越しで、間取りも全くと言っていいほど同じだったことと、家人の連日に及ぶ頑張りで、引っ越し二日目か三日目からほぼ正常な生活ができている。ワンコ達も、少し戸惑いはある様ながら、平和な毎日を過ごしているようだ。なぜ同じ間取りのマンションに引っ越す羽目となった顛末は、また後日する機会もあろう。
今日はしない。
さてワンコ達の事である。
彼らは、どういうわけか寝室に使っている部屋のドアが、風で閉まると怯える。
これは同じ間取りだけに、前の家でも新しい家でも同じようだ。
なぜ風で閉まると怯えるのか、会話できないだけにこの爺の知りたがりの虫が騒ぐ。
以前このマンションに住んでいたティティンの飼い主さんが
「この犬は、幽霊が見えるんです!」
とおっしゃっていた。
我が家のワンコ達、まさか幽霊が見えるとは思えないけれど、風で閉まるのを、誰かが開け閉めしていると感じているのかもしれない。娘のシロはともかく、母親アリスは、爺のそばにくっついてしばらくの間、離れようとはしない。
「アリス、あれは風やで!」
と教えても、怯えは消えないようだ。
(この稿続く)
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2023年02月25日

過剰セキュリティー

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現在住んでいるマンションのセキュリティー、堅牢なのは有難い限りだが、慣れない客が来ると、エレベーターで上がってこれない。以前にも紹介した筈ながら、三台のエレベーターがあり、訪問先の階(2桁)に引き続いて部屋番号(2桁)、さらにベルマークを押すと部屋のベルかモバイルに呼び出しがかかる。だから住んでいる我々は、開錠の許可を送るのだが、客の方はよくよく気を付けながら、どのエレベーターが目的階への許可をもらったのかを判断しなかればならない。
例えばはなっからエレベーターの一つが止まっていて、
「開錠しましたよ!」
という訪問先の声が聞こえる場合には、まず間違いなかろうが、大概の場合稼働中で、だからようやく来たエレベーターにほっとして飛び乗っても、はずれのことがある。確率的には50%といったところだろうか。ただ多くの来客は、深く考えずに飛び乗ることが多いようで、だから堅牢なセキュリティも有難迷惑となるのである。
今日昼過ぎに来客があり、何度も開錠して差し上げたが、諦めたお客は入口のセキュリィティに行って、直接連絡してこられた。まぁ目的は達したという事ながら、今後のこともあり詳しくお教えした。そのお客、集合住宅ではなく
「一戸建てに住んでますので、エレベーターの事よくわからなくて!」
と恐縮されていた。
さもありなんと納得させられたが、
「エレベーターに乗っても、行きたい甲斐のランプが点灯してないもので!」
とおっしゃっていた。
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2023年02月24日

黎明会

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今日夕方、久しぶりに大阪大学の同窓会・黎明会が開催される。
同窓会と言っても、シンガポール在住の大阪大学卒業生が集まっての、「飲み会」というのが本当のところ。本当のところといえば、シンガポール在住の大阪大学卒業生の総数、どれくらいなんだろう。新型コロナ騒動の前に集まった折には、50名程度と聞いていたけれど。
そして、学部卒1973年、博士終了1978年だから、私・天邪鬼爺が最年長であったけれど、最年長は多分今日も同じだろう。
文頭に久しぶりの同窓会と書いたけれど、御多分に漏れずコロナ禍が、これまで大勢集まっての飲食を許さなかっただけのこと。だから早い話、ようやくとでもいうべきか、COVID19が普通のインフルエンザに近くなったと、政治家のセンセイ方が判断されたのだろう。まぁ政治家センセイの判断は、産業界の思惑を忖度してに違いなかろうが、一般大衆の我々も、本音で
「もうそろそろ、ええんちゃう!?」 
と、願っていたのも事実なのである。
天邪鬼爺の一言とすれば
「喉元過ぎれば、熱さを忘れ、不幸は自分には無縁と。」
と、考える御仁が多くなったに過ぎないのである。
とはいえ、もっともらしい蘊蓄はさておき、今宵は同窓の皆様方との再会を素直に喜ぶことにしよう。
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2023年02月23日

引っ越し

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人の悪口を書くのは、あまり気が進まないが・・・。
昨日、二年間お世話になったマンションを出たので、引き渡しを行った。
住んでいたマンションを出たのは、一月末から二月初旬にかけてで、以後10日ほどかけ、住んでいたマンションをきれいに掃除したつもり。その掃除具合は一向に見ようともせず、引き渡しの際の小姑のようなチェックには、いやはや辟易とした。エージェントも一緒になってチェックするのだから、恐れ入る。ただ聞けば、オーナー家族も現在は、貸しマンションに住んでいるそうで、そのオーナーさんが細かいため非常な苦労をなさったとか。そう聞かされれば、少しは同情の情も湧きそうになるとはいえ、やはり我慢しかねる。
オーナーさんの国籍は、人種差別をするつもりはないけれど、けちで有名なインドの方。それならくだらない重箱の隅突きはやめて、
「2年間住んだとは思えぬほどの状態の良さを評価しろよとか、天井のライトをLEDに替えて明るくなったことで感激しろよ!!」
と訴えたい。
シンガポールという国も意味契約社会で、書面にあることは絶対で、書いてないことは評価しない、そんな国なのかとふと思うが、過去二回の引っ越しでは、感謝されこそすれ、今回のような仕打ちは受けなかった。だから今回のは、オーナーさんとそのエージェントさんお属性なんだろう。
ともかく速く縁を切りたいと考えるけれど、5か所指摘された修理を終えなければ、権利金が返ってこない。やれやれ!!!
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2023年02月22日

侵略戦争をやめさそう!

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ロシアのウクライナ侵略戦争が、終わらない。
ロシアがウクライナに兵を進めて一年経った。
そんな日にアメリカ合衆国大統領が、ウクライナ首都を電撃訪問したというニュース。
穿った見方ながら、何やら代理戦争の気がしてならないのは、この爺だけだろうか?
ロシアの侵攻以来、爺なりに
「この侵攻は、許せない。侵略そのものである。」
と非難している。
ただそれに徹底抗戦して、アメリカやNATOに軍備援助を要請するウクライナ大統領の姿勢と、それに応じる合衆国やNATOには、肯定的にはなれない。
共産主義を良しとするのか、はたまただた自由主義を良しとするのか、主義主張の好き嫌いはあるにせよ、だからと言って代理戦争を強いるのは(形の上では強いてはいないにせよ)、やっぱおかしいだろう。
アメリカ合衆国大統領にしてみれば、二年を切った次の選挙に出馬し、選ばれたいのだろうから、そのためのパフォーマンス、
「アメリカ合衆国は共産主義を許さない!」
に違いない。アメリカ大統領の思惑はほおっておいて、ここは一般大衆が侵略戦争を止めさせ、併せてウクライナに武器供与する、欧米列強を止める手立てを考えたいものである。

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2023年02月21日

講演のあり方 4

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著名人はともかくとして、一般大衆の我々が講演を依頼され、大勢の聴衆の前で話すとなると、緊張するのが普通である。そして緊張の裏返しの結果、御自分が偉くなったように錯覚し、ついつい上から目線の講演となりがちとなることが少なくないように思う。だから講演材料を情報共有する大切さをついつい忘れ、
「皆さんにお教えしましょう!」
という態度になるのではなかろうか?
となると聴衆は甚だ面白くない。面白くないというより、講演している大センセエが伝えたい肝心が見えて、いや聞こえてこないのである。
くどいようながら、人様の前で話すとは、自分の持っている材料を、可能な限り分かってもらえるように、共有することである。そして話している最中にでも、聴衆にうまく伝わっているかを絶えずチェックする。確かに講演内容の吟味は当然大切ながら・・。
そしてこれは、我々の場合学会発表の在り方にも共通すると信じている。
長年この姿勢、持論を通しているが、学生諸君からは
「皆が皆、先生のような能力があるわけではないですし、だから読む原稿を用意し、発表練習が必要です。」
と、切り返されたことがあった。そんな時には野球の話題を例にとって
「西武の松坂は、高卒からいきなりエースやったでぇ。でけへんと決めつけるんは、先輩方の思いやりやのうて、・・・。」
と返し、
「俺は帰るけど、あと気が済むようにやって。ただ本人がその気にならんと度もならんようにも思うが。」
と、捨て台詞をおいて帰宅したものである。

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2023年02月20日

講演のあり方 3

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講演のあり方の話題を続けている。
この天邪鬼爺の場合、同業者との意見交換の場である学会等と、専門外の方に雷のあれこれを説明する啓発活動の二つがある。大きく分けて、二つに分かれるというべきかもしれない。学会等の場合は、持っている知識背景は演者と聴衆の共通部分は多く、比較的話しやすい。とはいえ、研究発表である以上、講演者の新たに工夫した部分もある筈で、聴衆が全て分かる筈と考えていては、大きな思い違いとなる場合が多い。一方学会の口頭発表は、講演する側の新規性を披露し、ひょっとしたら間違っているかも知れない部分も、洗い出すという意味合いがあるというのが、私の理解なのである。だから、一人合点の講演はあってはならないと、私は考えている。
翻って、同業者の多くの場合は、ご自分達の研究内容の宣伝と考えていらっしゃる場合が少なくなく、だから研究室の学生が発表する場合、徹底的に練習して「代理戦争」を学生に強いるというのが、実際のところだろうと、天邪鬼爺は理解している。
次に一般の聴衆への講演である。この場合は、講演者の宣伝であってはならないし、独りよがりであってはならない。だから昨日も書いたように、あくまでも演者と聴衆の情報共有、Interactiveがマスト。講演者は、聴衆の反応を確かめながら、話を進めていく必要がある。もちろん今日の場合、パワーポイントなる文明の利器のお世話になるわけだが、その資料つくりの際、通り一遍の作成ではなく、資料を作成しながらのイメージトレーニングをするのがよろしかろうと考えている。ついでに言うなら学生諸君の、卒論発表の場合は、聴衆の教授先生達が素人というのではなく、学生を試してなんぼ、ハメてなんぼのつもりでの試問会なので、意外と素人っぽい質問をして、試問される学生諸君が見事に引っかかるのである。
このように偉そうに書いてはいるが、講演はいかに経験を重ねても、うまくいく時ばかりではない。
「今日は、ほんまにまずかった!」
と臍を噛むことが、古希を越えてしまった今でもあるというのが実際のところである。(この稿続く)
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2023年02月19日

講演のあり方 2

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講演のあり方の話題を続けたい。
天邪鬼爺の持論の芽は、1973年の卒業論文発表の時に遡る。
つまり半世紀も昔の事である。
大学四年生になって、いわば生まれて初めて研究を経験し、それを所属学科教授連の前で、これも生まれて初めての経験をした。卒業研究を直接指導して下さった博士課程先輩のTKさんが、発表内容のまとめを書いているのを見て
「善さん、僕練習なんか付き合わへんで。自分のやって来たことを、どう聞いている人に理解してもらえるかを、発表しながら都度、都度考えなあかんねで。そのためにはやって来たことを、自分でもよう整理して理解するねん。発表の原稿作って読み上げるんは、最低やで!」
と、いうなら突き放す感じで、発表前日だというのにさっさと帰ってしまわれた。
私自身、
「えらい薄情やなぁ!」
と思う反面、
「もっともな意見。そんならわいはやったるで!」
と天邪鬼が頭をもたげた。以来学会発表時も同様だった。
それからちょうど十年、マンチェスターのUMISTを訪ねたおり、予期もしていなかったのだが
「河崎さん、わざわざ訪ねてくれたのだから、北欧でやって来た観測のことを講演してください。」
と、招待者のイリングワースさんに請われた。それまで英語での発表はしたこともなかったので、早速原稿を作っていると、
「河崎さん、何をしてるの。話す内容の原稿書き?そんなものを読まれたら、聴衆が楽しくない。発表はInteractiveでないと!」
と、十年前TKさんから教えられたことと同じ指摘を受けた。つまり十年以前の芽が、このことがきっかけで持論にまで成長したのである。
講演や発表は、講演者と聴衆の共同作業なのである。
(この稿続く)
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posted by zen at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活