2023年02月04日

活字離れの時代に

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そして今日は、立春。
暦の上では、春ながら日本はまだまだ寒く、シンガポールは例年と違って雨が多い。

昨年下半期の、芥川賞と直木賞が発表されたのは、数日前。
これが国内にいたら、どれか一冊を買って読むところなのだろう。ただひところ受賞者と言えば、女性が圧倒的に多かったが、今年は何やらバランスが良く二人ずつ。ついでに言うと、日本人以外の受賞者のいたこともあったっけ。
こう書いたからと言って、必ずしも日本人でなければというつもりではなく、むしろ日本人の活字離れが気になってのこと。
身内の一人が新聞販売店を経営しているけれど、先日
「新聞販売は、将来性がない!斜陽産業やで。」
とこぼしていた。その際
「新聞社に入って筆の立つ優秀な人は、すぐにフリーの記者になってしまうからなぁ。」
としみじみ述懐していた。フリーの記者になることと、若者の活字離れは、直接の因果関係にはないとはいえ、優秀な記者さんがやめてしまえば、ますます新聞離れが進むことになるのでは。なんといっても新聞記事は、読者に読もうという気を起こさせなければ、どうしようもない。確かに今日、テレビ以外のメディアからもニュースが入って来るので、新聞に頼らなくてもという意見もあろうが、記事の重みを考えるとき、天邪鬼爺はやはり新聞記事を第一に考えてしまう。
なんやかなわん時代にますますなるなぁ。

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posted by zen at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張