2023年02月11日

建国記念の日

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建国記念の日

朝日新聞昨夕の夕刊・四コマ漫画に、
「なぜ『建国記念の日』と「の」が入るのか?」
と、取り上げていた。
四コマ漫画の内容はともかく、その意味は
「2月11日は、日本書紀の記述を暦に当てはめ、神武天皇即位の日が旧暦(太陰暦)の2月11日にあたるので、『いわゆる建国の日』としようと。」
昭和40年代に建国記念日を決めた、その議論に基づいているに違いない。
というのが、天邪鬼爺の理解である。
そもそも論ながら、我が国のような長く支配層が続く国にあっては、何月何日が建国記念の日に当たるのかは、定かでないのは当たり前。ただ天邪鬼さを発揮するなら、例えば江戸末期の大政奉還の日でもいいし、終戦記念日でも良いような気がするが、そんな提案は政権政党には即座に却下されるのだろう。だからと言って、神武天皇まで持ち出すのは、いささかどうかとも考えるけれど、半世紀以上も続けている「建国記念の日」が覆る筈もない。さらに今日の若者達は、訳も分からずこの祭日を享受しているのであろう。
シンガポールやアメリカ合衆国の独立記念日は分かりやすいけれど、果たして大英帝国にはあるのだろうか?そう考えるとき、何故我が国にそんな日が必要なのかと、ついついはすかいに構えてしまいたくなる。
そしてともかくも明日は、「建国記念の日」、シンガポールでしみじみ考えているのである
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posted by zen at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題