東日本大震災から12年
マレーシア滞在の最終日の昨日は、午前中に日本語訳すると「環境技術開発」とでもなるだろうか、ベンチャー企業を訪ねた。

五年間のプロジェクトが成功の際には、いや五年以内でも目途が立っていい成果が出るようなら、その会社に観測データーのハンドリングや販売を願えればという目論見があっての訪問である。すでにこのプロジェクトのマレーシア側代表のRiduan さんが一度訪ね、地ならしを始めてくれており、それなりに和気あいあいの話し合いとなった。それに少し驚いたことに、すでにかつての同僚が訪問して装置の紹介をしてあったと。四年前にはリモートかメールベースでの議論もしてあったようで、この爺の名前をしっかり認識してくれていたのには驚いた。
守秘義務にあたるかどうか、詳細は教えてはくれなかったが、スマートアグリカルチャーなる製品(実際はソフトウエア)を開発中で、元気そうな若者四人が端末機にへばりついていた。ちなみに男女比率でいうと1:3であり、我が国で話題となっている女性の社会進出の点では、日本はもはや後進国かと痛感させられる思いであった。
(この稿続く)

クリックして投票を!