2023年03月19日

日本紀行 6

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昨日は朝から小雨で、数日間のぽかぽか陽気が、すっかり肌寒さを感じさせる早春に戻ってしまった。そんな中、先日依頼した健康診断書を頂きに、ホームドクター(と私が勝手に決めている)のクリニックへ出かけた。
ドアを開けた途端、受付の看護婦さんから
「診断書できてますよ。」
と手渡されそうになったけれど
「やっぱり先生に、とりあえず説明をして頂かねば。来られている患者さんの診察順に。待ちますから!」
と申し上げ、待合室の席に座った。
いつもなら土曜日の患者さんは多いのに、さすがに朝からの雨が効いているのだろう、僅か三人が待っていらっしゃっただけ。ほどなく呼ばれて診察室に入ると、
「以前の人間ドックの結果預かってますから、比較しましたよ。横隔膜の挙上や心電図に要観察がありますが、五年前のドックの結果とほぼ同じで、変化なしと記載しておきましたよ。」
とおっしゃる。ただ心電図に関しては、
「それでも一度病院で検査してはっきりさせておいた方が安心できますから。」
と、付け加えられた。
ちなみに横隔膜の挙上は大学入学以来だから半世紀、心電図の以上は名古屋大学から阪大に移った頃からだから、四半世紀の付き合いで
「歳のせいか、少し酒が入ると息苦しいんですよねぇ!」
と冗談のつもりで申し上げたら、
「それは関係ないでしょう。」
とすげない返事。ブリーフィングは10分程度だったろうか。
クリニックの外に出たら、曇天ながら雨はもはや上がっていたものの、吹く風は冷たかった。(この稿続く)
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posted by zen at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白