2023年06月30日

たかが野球というたらあかんで

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水無月晦日

母国ながら、日本ちゅう国は入れ札(投票)による民主主義が育てへん国や思うな。
たかがプロ野球ちゅうて笑われるかも知れへんけど、オールスター戦の投票で阪神タイガースから10人選ばれたちゅうんで、つくづく思うんや。まぁわいは大阪府の生まれやよって、阪神タイガース嫌いとちやうけど、ほんでなんぼ前半戦阪神タイガースがぶっちぎりで強かったいうても、11人か12人かを選ぶ中で、10人も一つのチームから選ばれるちゅうのは、どう見てもおかしいやろ。阪神ファンの組織票とはちやうとしてもや、セントラルリーグのほかのチームにもええ選手いるんやから、普通の投票やったらこんな選ばれ方は起こる筈がない。せやからつくづく考えてしまうんや。今年は阪神タイガースに偏ったけど、今までにもソフトバンクや、広島や、西武に偏ったちゅう年があった筈や。そいでこんなんが繰り返し起こるちゅうのは、やっぱし投票で選ぶちゅう意味を、国民が理解できてないちゅうことになるんちゃうかな。
太平洋戦争に負けて、アメリカ合衆国の肝いりで「民主主義」を取り入れてもうちょっとで80年やちゅうのに、いつまでたってもうまいこといかへん。政治家の選挙もどっかでつながってる気ぃしてならんな。
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2023年06月29日

ハリラヤハジ(犠牲祭)

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今日は、シンガポールでは祭日なんや。
「ハリラヤハジ」ちゅうらしいけど、判りやすい言葉でいうたら「犠牲祭」。
イスラム暦の最終月の10日にあたると、グーグル検索したらでできよった。
ただ面白かったんんは、昨日職場で
「明日祭日ですね?」
と問いかけたら、社長さんは知らんかったなぁ。
「なんの祭日や?」
と、逆に尋ね返されたけど、よう考えたら社長さんキリスト教徒やから、モスリムの祭日には無頓着なんかも知れへんな。
ほんで思い出したことがある。
エジプト・アレキサンドリアに赴任中、この「犠牲祭」で血だらけになってる路地を見たもんや。犠牲にする山羊の頭ちょん切ってつるすもんやからなぁ・・。
わいらからしたらなんや残酷で、山羊のつるしたんは見とうなかったもんやで。
さすがにシンガポールでは、そんな残酷なシーンはないな。
しかし人間の代わりに犠牲になる山羊さんも大変やな。
エジプトで聞いたんやが、犠牲祭終ったら次の年のために、子山羊を飼って育てるんやて。子山羊から一年もそだてたら、愛情湧くんちゃうんかいな。

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2023年06月28日

終わりの始まり

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ロシアのウクライナ侵攻、なんや妙な具合になって来てるで。
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」ちゅうのはプリゴジンちゅうリーダーに率いられてウクライナに侵攻してたらしいんやが、いきなり持ち場はなれてモスクワに向かいよったらしい。クーデターとまではいかへんやろけど、いうなら反逆や。そもそもロシアのウクライナ侵攻は、大義ない侵略やから、兵隊さんの中にはリベラルなんもおるやろし、起こってしかるべくの反逆やったんかもしれへんな。
ところが反逆が始まって24時間で鎮圧されてもせぇへんのに退却してしまいよって、リーダーは個人のジェット機でベラルーシに逃げてしまいよった。反逆は失敗やったちゅうことやろけど、プチン大統領、リーダーの罪は問わへんちゅうて、えらい妥協やで。
ちゅうてもプーチン大統領の体制に陰りが見え始めてんのかも知れへんな。
新聞やテレビなんかは「プーチン体制の終わりの始まりか?」ちゅうて、ちょっとおもしろがってるような気もするな。
いずれにしても、こんな大義の無い戦争は早う止めささなあかんちゅうのが、わいの主張や。
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2023年06月27日

熱帯の雷は?!

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昨日言葉が足らんかったからか、今朝は朝からえらい雷雨や。
何が書き足らんのかちゅうたら
「わいはやっぱし現場第一と考える」
ちゅうとこや。
自動観測して記録はええとして、その現場におる研究者の感や眼もなかったらあかんやろうちゅう意味なんや。
古いちゅわれても74歳の爺は、生き方、考え方は変わらんで。
ほんでや昨日の一発雷と違うて、今日は午前中ずっとゴロゴロや。
やっぱし赤道帯の雷活動は、これがほんまなんやろ。
ほな昨日の一発だけドカンちゅうのは、なんやちゅうのが不思議や。
まさかマレーシアの研究者の好きなNarrow Bipolar event ちゅうわけでもないやろしな。
わいは意外と、高い建屋の避雷針から、上向き放電で開始する落雷かも知れへんと考えとる。それも遠くの落雷の電波で、高いビルの被雷針の先っぽが誘導電界で、放電開始電界強度を偶然に越してちゅうよな感じでや。これはあくまでも直観やけど、直感ちゅうのは意外と当たるもんやで。格言に
「直観は誤らない、誤るのは判断だ!」
ちゅうのがあるけど。まぁこの格言は麻雀の名人が言うたらしいんやが、自然科学者にも使えるんちゃうかな。
いずれにしても観測してみいひんと答えはでぇへんから、もうちょっとの辛抱かな。
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2023年06月26日

一発雷

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今日の話題は、ご常連さんにはあんまし面白うないかもしれへんな。
早い話「一発雷」や。
ちゅうても北陸の一発雷ちやうで。
ワイの今住んでるシンガポールの一発雷や。
今朝は朝から小雨が降っとった。明け方には遠雷もかすかに聞こえとったけど、午前十時過ぎにはしとしと雨だけやった。我が家の二匹のワンコ達は、例によって取っ組み合いで遊んどった。ほしたらいきなり
「ガーン!」
ときたもんや。知り合いにアンドリュウさんは
「バーン!」
というて、あらわしやる。
取っ組み合いしてたワンコ達はびっくりしたんやろ、レスリングしてたソファーの上で固まりやった。そのまま一分弱かな。ほんで娘犬のシロちゃんは、ソファーの下にもぐりやった。呼んでも出て来やらん。母犬のアリスは、レスリングのことを忘れて、そのまま座りよった。セやけどその後、雷さんは二度となかったな。
この熱帯でほんまに不思議やと、わいは思うてならん。
雰囲気から言うたら、わいが雷の研究し始めた頃、北陸やノルウェーで経験した一発雷とほんまにおんなじ雰囲気やで。
最近はなんもかんも自動化やよって、現場で見聞きなしにデータも取れるけど、古いちゅわれても、わいはやっぱし現場第一と考えるけどなぁ。
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2023年06月25日

沖縄は梅雨明け

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なんでも沖縄で梅雨が明けたんやと。
テレビのニュースでやっとった。
例年より4日遅いというこっちゃ。
夏至も終わって、お陽さん南に向かう頃から、日本は夏に向かうんやな。
ずっと知っとるこっちゃけど、シンガポールに居って今お陽さんがどのあたりちゅうて考えるようになって、しみじみ実感する。
これもテレビのニュースで聞いたんやが、
「今年はスーパーエルニーニョ!」
らしい。ちゅうことは日本では雨が多いんか少ないんか、どっちなんやろう。
TRMMLISの解析やっとった時は、エルニーニョでインドネシア界隈雨少なうて、そのくせ雷多て、最初はわけわからんかったもんや。そいでもレーダーと比べたら、背ぇの高い雷雲、エルニーニョの時の方が、多かった。まぁ一年だけの結果やよってほかの年も調べなあかんやろうけど、わい個人としてはおもろい結果やったと、喜んだもんや。
あの解析に貢献してくれやった、インドネシアのエフリナさん、今バンドン工大で教鞭取ってやるちゅうこっちゃ。近いうちに会う機会もできるやろうな、きっと。
あ、そうそうもうシンガポールに戻ってんやで。一昨日の金曜日から。
下の写真は木曜日の天文台でや。
230625 Zen at Melaka.jpg

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2023年06月24日

Melaka界隈を歩く 2

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昨日は、太平洋戦争沖縄戦追悼の日 黙祷

一昨日訪れた、もう一か所の候補地。
カレッジというから、多分地元の短大だろうと理解している。
昨年リーダーのM君と訪問した時は結構広い農場があり
「ここ、ロケット誘雷に適してますねぇ!」
と、好感触を抱いたところである。
スマホのグーグルマップによれば、地域名Si Rusa ヌグリスンビンランとあるが、ともかくマラッカ県内である。
ロケット誘雷の実験にと指摘した場所は、雑草なども取り去られて、整地されており、この短大の本気度が感じられた。ただ農場だけに電源が気がかりだったのが、
「整地に併せて、整備した。」
と、さらなる本気度が見えていたけれど、試験測定を開始した途端、電源供給が途切れてしまったのは、愛嬌と言えば茶化しすぎ、いずれにしても接地具合も悪く、近くに通信鉄塔が建っているとあっては、電波観測には不向きかもしれない。
そんなわけで急遽短大の事務所近くに測定値を移し、同行のT君が予備測定を実施した。遅れてやって来たUTeMのRiduanさんもその事務所をすっかり気に入り
「この会議室の貸して頂いて、ラックを組んで測定器を設置し、SATREPSプロジェクトの実施中とでも、看板を上げましょう。」
と悦に入って居られた。
230623 集合写真.jpg
なお上の写真は、同行学生さん達との記念写真と、下はインドネシアのパレンバンから駆け付けたAbu教授とのスナップショットである。
230623 アブさんと.jpg

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2023年06月23日

Melaka界隈を歩く

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昨日は、UTeMの北西70qほどにある二か所の観測候補地を見て回った。
最初はMasjid Tanahという地域の天文台。道中今日の候補地周りの運転を買ってくれたZikriさんから
「この天文台から月をみて、髪の毛ほどの月の見えるのを待って、ラマダン明けの宣言をするんだ。」
と教えられ
「さすがイスラム教の国、なるほどそんなものか。」
と妙な納得をしているうちに到着。
230623 天文台.jpg
天文台は上の写真のごとくで、最上階には天体望遠鏡があり、これは星の観測。その下階には、月の満ち欠けを見てイスラム教にとっての行事の開始をピンポイントで決める、小型の望遠鏡があった。これは自由に使ってみても良いそうで、同行してくれた数人のインドネシア人学生諸君とかわるがわる覗いてみた。
この天文台で改めて認識したのが、マレーシアにも宇宙飛行士がいらっしゃったという事で、天文台の展示室には次の写真が飾ってあった。同行のマレーシア人学生によれば、Medical Science とだから医学関係者らしく、現在は近くの大学に戻っているということであった。
230623 宇宙飛行士.jpg
もう一か所の候補地については明日にでも。
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2023年06月22日

UTeMにて

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昨日は夏至
そのためだろうか、今回滞在中のマラッカのホテルの近くのレストラン、昨日の夕方は閉店ばかりであった。
同行しているT君が一昨日ホテル周辺を探索した時は、
「こじゃれたレストランもありました!」
という事だったから、本当についてないとはこのことなんだろう。
一昨日はこの爺の到着が午後8時を過ぎていたこともあって
「もうホテルのアラカルトですませましょう。明日の夕食は出かけましょう。」
としたというのに・・・。
本務に戻って、昨日はUTeMの学内開放日とかで、来客も多かった。インドネシア・パレンバンからの来たという博士課程学生さんの講演を聞き、しばし議論の後研究室に移動し、ポスターセッションに参加した。T君はマラッカに来た目的の、背景雑音測定に精を出した。ポスターセッションでは、大気電気研究室よりも、すぐ隣でポスターセッションを開催しているモバイル系の研究室の方が人気が高く、阪大在職当時の状況と似ていると、思い出していた。若者の機を見るに敏は、ここマレーシアでも全く同じである。
次の写真は背景雑音測定後の、記念撮影というか証拠写真というか・・・。
230621 Meleka UTeM.jpeg

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2023年06月21日

通信鉄塔への落雷電流

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マラッカに来ている。
昨日クアラルンプール近郊の、火力発電所の煙突と、小高い丘の上に立つモバイル中継の鉄塔を見て回り、夕方五時半頃クアラルンプールを車で出発、午後八時過ぎにはマラッカのホテルについた。この地では三泊四日の予定で、アンテナ設置予定の候補地を見て回る。SATREPSプロジェクトに、頃から参加することとなった愛弟子のT君と二人連れのの調査である。とはいえUTeMの教員スタッフや学生さんが手伝ってくれる手筈とはなってはいる。
さて昨日見て回った二つ目の候補地、モバイル中継鉄塔、これは二十年以上も昔にNTTのKさん達が落雷電流を計測して、IEEEのEMCだったかの雑誌に投稿していらっしゃる。この種の調査は、装置自体が日進月歩ゆえ、また新しい結果が期待できる。それに記憶が正しければ、最近Riduanさんが注目している、正極性落雷に関しての内容もない筈で、それが経年変化なのかはたまた過去には観測にかからなかったのか、学術的には大いに気になるところである。
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