2024年02月29日

Air Serangor

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うるう年 2月29日は四年に一度
マレーシアのDIDと簡略されて呼ばれているDepartment of Irrigation and Drainage(直訳すれば灌がい排水省)のダム湖の一つを、一昨日訪ねた。LF観測やVHF観測のアンテナを置く場所を求めての行脚一環である。入り口には「Air Selangor」の看板がかかっており、Air はマレー語で水の意味らしいので「Serangorダム」といった意味合いなのだろうか。ちなみにSerangorは首都クアラルンプールを取り囲む形の、日本風に訳すなら「Serangor県」である。
実は都合二か所を訪ねた。
一か所目は、山間のダムで電源もなく、さらには山陰になっているので、とてもアンテナ設置には適さない場所であった。そんな結論はすぐ出ている筈なのに、案内してくれたマレーシア側のスタッフが彼ら同士で話すこと一時間弱、マレー語の会話だけに一切要領を得ず、イラっとしたくなる気持ちを抑えて所在なく待っていたら、
「もう一か所に案内する。」
という。すでに時刻は午後4時で
「今から行くといってもどれくらい離れてるんや?」
問いただしたい気持ちを抑え、車に揺られること小一時間、同じセランゴール県の中でも、クアラルンプールの北側らしいダム湖に案内された。こちらは高台で開けており、さらには見晴らしも良い。
「なんでこっちに先に来ないんや!」
と、これまた言いたいのをぐっと抑えていたら、同行のY君がUTeMの学生さん達を指導しながら、手際よく予備観測・雑音測定を実施した。そして一時間
「ここは観測場所に適してるでぇ!」
と、ほぼほぼ結論してホテルに戻った。
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2024年02月28日

二題

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能登半島地震、珠洲市だったかな、何でも130年分のゴミだそうな。
ゴミと言っても家屋倒壊による廃材の量が、彼の地のゴミの130年分に当たるというから、驚きである。失礼ながら田舎街ゆえ個々の家から出るごみは、日頃少なかったんだろうとは想像に難くない。とはいえ今回の地震による大量のゴミを、どうやって処理していくのだろう。ゴミとはいえ主として倒壊家屋、むげに捨て去るのに抵抗を感じずにはいられない方々もいらっしゃるだろう。しかし感傷に浸っていては、普段の生活には戻れないので、痛し痒しといった具合か?

国会では、政治倫理審査会の開催をめぐって、右往左往。公開を拒む政権与党と、公開審査を主張する野党、いわば泥仕合。ただ今回の泥仕合に限っては、与党側に非がある。与党側言うに事欠いて
「記録ビデオを、適当に切り取って非難される!」
とまるで、キックバック・裏金騒動が御自分達のまいた種とは考えていらっしゃらないような、言い訳である。それにしても、まさに機能不全を起こしている我が国の民主主義。数さえ多ければ、何でもありと、いやはやお亡くなりになった元首相、無茶苦茶なルールを作り上げてしまった。
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2024年02月27日

第五福竜丸の事

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不幸なことながら、わが同胞日本人は核兵器の被害に三度あっている。
1945年の広島、長崎への原子爆弾投下による被害。これらは歴史として、よく知られている。
余談ながら、アメリカ合衆国は太平洋戦争を早く終わらせるために投下したので、日本にとっては良かったと、かつては理解していたと聞く。果たして今はどうなんだろう。
さらにもう一度の被爆は、70年前(1954年)の昨日マーシャル群島・ビキニ環礁でのアメリカ合衆国の水爆実験、マグロ漁船・第五福竜丸の被爆である。死の灰を浴びて、半年後には犠牲者も出た。この事実は、今日まで記憶に留め置いている人の数は、ずいぶんと減っているだろう。1960年代には、核兵器禁止の意味もあって、「第五福竜丸」の映画も制作された。だから団塊世代の我々は、いまでも覚えている。
原発事故スリーマイル島やチェルノブイリも被爆者を出してはいるものの、いずれも核兵器ではない。核兵器による核の犠牲者は、くどいようながら我が国同胞に限られている。そして今日でも核兵器は、確かに存在しているから、悔しいというのが私の実感である。
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2024年02月26日

ウクライナ侵攻2年

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ロシアのウクライナ侵攻も二年を経過した。
いつになったら終わるのかの質問に、ゼレンスキー大統領は
「それは私に尋ねる質問ではなく、ロシアのプーチン大統領に尋ねてくれ。」
と応えていた。
一方的に侵略されたのだから、もっともな回答だと思うけれど、一方で西側諸国に武器の供与を頼み込んでの徹底抗戦は、最適な解だとは、少なくともこの爺は考えない。ただ欧米の方々の多くは、売られた喧嘩は買わずにはいられないようだから、徹底的に戦う以外の解は無いのだろう。
とはいえ援助している西側諸国にも、援助疲れが見えるという報もある。
「非戦」で平和は保たれないという意見もあるだろうが、戦いを援助するだけで疲弊しているという事実もある。当事国のウクライナの人々中には、戦う事に嫌気を感じている人も増えてきているという報もある。大統領の思い込みだけで、戦い続けて本当に良いのだろうか?
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2024年02月25日

株価史上最高値

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「株価がバブル期の最高値を突破」
漸く失われた30年も幕を引くかと、マスコミ報道。
一方で、一般大衆には好景気感は伝わってこないとの報もある。
それでも日銀総裁は、
「デフレというよりはインフレです!」
と、景気好転を強調したいようだ。
今回の株価高騰の因は、円安、金融緩和、中国の不景気、それに戦争(ウクライナ侵攻とパレスチナ攻撃)あたりだろうか。いずれにしても、好景気でない株価高には、何やら不思議な感がしてならない。おまけに日本企業の海外との競争力が低下しているといわれている今日、日本の景気が良くなる筈もなかろう。唯一の救いは、観光客のインバウンドながら、それとて円安のおかげ。古い話ながら、明治維新の頃日本の美術品が沢山海外に流失してしまった、あの状態と似ているのかも知れない。
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2024年02月24日

息子の誕生日

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大凡10年振りに、息子と話した。
と言っても電話でながら。
(シンガポール日本間の国際電話)
彼の49歳の誕生日のお祝いの言葉を送ったのである。
日本の2月下旬気温の低い日もあって、49年前の彼の生まれた日は、快晴ながらとりわけ寒かった。
天邪鬼爺、長くシンガポールに住んでいるので、あの寒さの実感をすっかり忘れてしまっているけれど。
ただ聞けば息子は、今熊本在という。
以前からの特技を生かして、IT`がらみの仕事についているとのこと。
友人のY君の会社で世話になっていたときと、本質的にはやっていることは同じようだ。
ともかく元気という事で、ひと安堵した次第である。

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2024年02月23日

段駄羅

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昨日の朝日新聞・天声人語氏によれば、「段駄羅」という一種の言葉遊びがあるそうな。
石川県能登地方の輪島塗の職人さんの間で、流行ったことがあるとのこと。
俳句や川柳同様、五七五の文字を並べるそうだが、真ん中の七を二通りの意味を持たして楽しむという。大阪人の地口とはまた違った趣ながら、天声人語氏の紹介していた例を掲げてみれば
愛してる 私と居てよ/渡しといてよ 請求書
能登地震 予期しなかった/良き品買った 朝市で

といった具合である。
エスプリの利いた、フランス人好みの、言葉遊びといった印象で、日本人もなかなかやるなぁと感心した。輪島塗の職人さん達の文化人としてのレベルの高さに打たれながら、一日も早い復興を願う。かの地の130年分のごみを憂いつつ。
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2024年02月22日

ウクライナ侵攻

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ロシアのウクライナ侵攻から早まる二年を経過した。
ウクライナの戦力をサポートしていた西側諸国の足並みが、そろわなくなりロシアが有利に侵攻を進めている。ウクライナ大統領のセレンスキー氏が
「さらなる武器の援助を」
という声を揚げてはいるが、以前ほども反応は良くないようだ。
そんな中、ロシアが使用した北朝鮮製のミサイルの破片から分かってきたことは、そのミサイルにアメリカ、日本含め西側諸国の部品が多数見つかっているという。公式には西側諸国から北朝鮮へのコンポーネント輸出は無い筈なのに、まぁ抜け道があるという事なんやろうなぁ。
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2024年02月21日

マレーシアのSchool holiday

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二泊三日のマラッカ出張から帰って、シンガポールにいる。
つけても昨日朝のマラッカは、心地よい風が吹いていた。
朝とは言え、とても熱帯の街とは思えぬほど。
そんな風に送られて、顔さんの運転でマラッカを発ったのが午前8時過ぎ。
「平日だから渋滞は無いだろう!」
の予想が見事に外れ動物園の近くで大渋滞。やがて顔さんが突然
「今日は、マラッカ州の祭日だった。」
と、思い出した。
「私の州クアラルンプールは、平日なんだけどなぁ。」
と言い訳まがいの独り言である。週ごとに異なる祭日を持っているのは、それぞれのサルタン(国王ではないのだろうが)がいるからなんだろう。
いずれにしても少し早くホテルを出発したことが功を奏して、クアラルンプール空港には、午前10時過ぎには到着でき、事なきを得た。
ただクアラルンプール空港は、思いのほかの混雑で、よくよく考えればマレーシアの学校は、一か月のお休みの由。一難去ってまた一難というと大げさだろうか。
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2024年02月20日

マラッカにて 2

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マラッカの街では、モスリムの国らしくアザーンが流れて来る。
朝昼夕とお祈りの時間、一日五回。
ただ日没の時のアザーンは、この天邪鬼爺の気持ちを萎えさせる。早い話、私はアザーンが好きにはなれない。
生まれて初めて聞いたアザーンは1989年、インドネシアバンドン郊外のチアター村であったから35年も昔のことである。名古屋大学グループのロケット誘雷実験を、赤道帯で成功させて、
「最低緯度の誘雷記録を!」
という目論見であった。赤道帯だけに緯度はゼロ、永久に破られることはない!
ただその年はいろいろ不都合があって実験はうまくいかず、成功は次の年(1990年)のボゴール郊外のプンチャ峠の実験まで待たねばならなかった。当然この年も流れて来るアザーンには、閉口した。
ちなみに、昨晩も、その前の晩もアザーンの流れるころに、花火の音も聞こえてきた。こちらは中華正月の名残なんだろう。モスリムのアザーンと中華正月の羽目を外した騒ぎ、不思議な組み合わせである。
そして今朝は夜明け時のアザーン、6時半頃目を覚まされた。
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posted by zen at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活