2024年02月19日

マラッカにて

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マラッカに来ている。
昨日午後チャンギ空港からクアラルンプールまでAir Asiaで。
空港にはいつもの顔さん(運転手)が迎えに来てくれていて、おおよそ一時間半程で、常宿ショアに到着した。顔さんの話によれば
「日曜夕方は、マラッカからクアラルンプールへの道は大渋滞。」
との事、私達は逆方向だったから、ほぼすいすいの状態であった。
マラッカは昨年10月以来だが、赤道帯の街だけに季節感は希薄。ただ中華正月の余韻は確実に残っており、街中にはそのイルミネーション。願さんに
「中華正月は、モスリムの人達も祝うのか?」
と尋ねてみたら、祝うのは中華系のマレーシア人だけで、
「モスリムは、四月のハリラヤが彼らの正月だよ!」
と教えてくれた。ラマダン明けのハリラヤがモスリムの新年という事。
カレンダーの正月、中華正月、モスリム正月、それにインド系の正月、日本人の爺には附いてゆき難い。
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2024年02月18日

ロシアからの訃報

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ロシアプーチン大統領に批判的だったナワリヌイ氏の訃報が届いた。
天邪鬼爺の私は、世間の大人達が嫌うほど、共産主義には否定的ではないけれど、今回のような事件だけは容認できない。このようにいうと家人から
「それが共産主義やんか!」
といった返事が返ってきそうながら。ロシア、中国、北朝鮮いずれの国でも似たような悲劇が、現実に起こっているから、家人の理解ももっともだろうと考えている。
しかしロシアはひどい。
プーチン大統領、何年あの国の大統領をやろうというんや。
そもそも一人の政治家が、長く国を引っ張っていると、国そのもののあり様がおかしくなる。だから俗にいう民主主義国家では、例えばアメリカ合衆国大統領の場合、二期八年の縛りがある。フランスは確か一期だけだったか?お隣韓国も一期だけ。
そもそも中国だって任期に上限があった筈なのに、習近平氏は長くやろうと規則を変えてしまった。民主主義国家も共産主義国家も、どちらも独裁国家を志向するいやな時代になってしまっている。
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2024年02月17日

議論下手 2

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政治家のセンセイの多くの議論下手について考えている。
国会の答弁を聞いていてもあまり楽しくはないけれど、たまにテレビ中継を見ることもある。
そんな時気になるのは、質問の投げ方で、つくづく下手だなぁと実感する。
「私は、このように考えますが、どう思われますか?」
と言えば、答弁する側は
「私はそうは思わない。」
と逃げられるだけで、一向に問い詰めることが出来ない。
今日話題となっている。裏金、キックバックのスキャンダル、野党側に追い詰める気迫というか、信念を全く感じない。
「まぁそれが政治の世界だ!」
というならそれだけの事だろう。それでふっと思い出したことがある。
名古屋大学の空電研究所に席を得て、その後雷放電の研究(大気電気学の研究)に進んだ時の事。国内会議で、雷放電に特化した研究会があった。私は若気のいたりもあったのだろう、あれこれ質問して、先輩の研究者達に議論を吹っ掛けた。私にとってデビュー戦みたいなもので、私自身とがりきっていたからだろう。一日の研究会が終わり、懇親会となった時、ある大学の先生が近づいてきて
「河崎君は、大阪大学の出身だそうだね。私も実は大阪大学の出身で、元気の良い後輩を見るのは嬉しいけれど、質問するときは発表者をとことん追い詰めてはだめだよ。逃げ道を作っておいてあげないと。」
と助言くださった。ただ私自身の態度は、その後もあまり変わらなかったと、記憶しているけれど。
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posted by zen at 12:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2024年02月16日

議論下手

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一般論ながら
「日本人の外国語修得能力の低さ(特に英語かな)の問題」
が顕在化するに及んで、幼児期から英語教育を開始しようという機運が盛り上がり、小学低学年からのそのカリキュラムが数年前より開始されている。こういった試みに対して、私は懐疑的でこのブログで何度かコメントしている。というのも、私自身の理解として
「日本人は、語学習得力が低いのではなく、議論する習慣が低いことが問題なのだ!」
といったところにあり、
「英語教育の前に、まず母国語で論理を組み立て議論する習慣を身に付けるべし!」
と、主張してきたつもりである。
概して我が国同胞は議論がうまくない。ある意味文化として
「言わぬが花」
「わざわざ言わんでも、わかってるやろう!」

といった具合で、だからというわけでもなかろうが、国会の論戦なども見ていて
「このセンセイ方プロやのに、なんと下手な!」
とごまめの歯ぎしりを感じることも多い。
つまり、母国語であっても議論ができない国民が、他の国の言葉でできるはずがない。そしてこのあたりを理解できない政治家センセイ方が、お役人様方の口車に乗せられてというと、言い過ぎだろうか。英語教育の在り方、真剣に考えないと、将来に禍根を残すことになりはしないだろうかと気を揉む天邪鬼爺である。
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posted by zen at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2024年02月14日

チョコレートカップ

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昨日のバレンタインデー、朝日新聞天声人語氏が、
「チョコレートカップ」
なるものを紹介していた。今日ならココアというところだろうが、大航海時代に続く1600年代、1700年代には、コーヒーカップ、紅茶カップと同じように、先ほど申し上げたチョコレートカップ(背の高い専用の器)というものがあったそうな。そしてそのチョコレートカップとして肥前の磁気有田焼が太平洋を越えてメキシコ中米辺りにまで、「輸出」されていたという。有田焼が、喜望峰を越えて欧州に運ばれていたことは、既に知られている事ながら、太平洋を渡ってメキシコにも運ばれていたことも、事実だそうで、そう考えると、
「私達の国日本も、なかなかのもんなんやなぁ!」
と、妙な感心をする天邪鬼爺である。
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posted by zen at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

末は博士か

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「末は博士か大臣か?」
なんぞという慣用句は、今日ではもはやほとんど用いられない。私、この天邪鬼爺が子供の頃は、何かの折に年寄りの口をついて出たものである。私自身大学では博士課程まで進んで博士号の学位を得て、その後研究者の道に進んだのも、周囲の環境に影響されたことは、ある程度は事実である。
こんなことをいまさらながら書き始めたのは、昨日であった若者(と言っても40歳台だけに若者とは言えないけれど)との雑談で、しみじみ時代を感じたからである。1990年代半ば以降に生まれた俗にいうZ世代でもないのに、妙に冷めたことをおっしゃっていたからである。
「ご自分の出世についてどう考えてらっしゃるのですか?」
の問いに対して
「出世なんて考えてませんよ。あと10年ほど勤務して、それなりにお金が残せれば、後は悠々自適かな?」
と返って来て、Z世代と同じような考えを持っているんだと感心した。
本音かどうかは会話だけでは判断できないけれど、まんざら嘘でもないような雰囲気。名門大学の卒業生で、
「こういう方達が、官僚になって活躍しないから、政治家がやりたい放題するようになったんちゃうかなぁ?」
と、少しだけ憂国の気分を感じた若者(?)との語らいであったという事になろうか。

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posted by zen at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張

2024年02月13日

小正月

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おーっと、気がつけばあしたは バレンタインデーやないか!?
ロシアも、イスラエルも、バレンタイン休戦せんか!?


旧正月(中華正月、春節祭)の休暇が続いている。
現地の人達は、CNYと略して、メッセージ交換を行っている。
Chinese New Yearの事なのだが、数日来かいているように、この天邪鬼爺には高揚感が湧いてこない。つまるところ習慣の違いなのだが。
くどいようながら、私が子供の頃1950年代末には、大阪南部の泉州地域には、旧暦を寿ぐ習慣がかすかに残っていた。特に農業を生業とする家庭は、旧暦が大いに意味を持っていたからだろう。小学校が休みでもないのに、旧正月には母の姉が実家である我が家に泊りがけで来ていたように思う。いわゆるカレンダーの正月よりも、旧正月には藪入りとか言っていたような。(正確には小正月らしいが)まぁ爺の記憶だけに、いささか心もとない面もあるけれど。
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posted by zen at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白

2024年02月12日

中華正月三が日

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中華正月というか旧正月というか、中国本土なみに春節祭というか。いずれにしても今日で、旧正月新年3日目である。ただ残念ながら私達日本人、少なくとも天邪鬼爺の私には、新年の高揚感は全くない。一方この国シンガポールに居ても、カレンダー通りの年末から新年にかけての私自身の高揚感は、生まれてこの方75年間体に染みついているようである。
中華系シンガポール人の友人は
「中国の伝統文化を守っているのは、むしろ私達だ。中国人達は、伝統を平気で捨ててしまう。」
と批判的ながら、「新年の高揚感」は一際に思える。そのほかにも中国の伝統・文化を守っているものがあるのかないのか、天邪鬼爺にはしかとは分からない。
さて本家中国、この春節祭期間に90億の民が右往左往というから、本土中国の方々の「彼らの新年」に対する思い入れも御同様なのだろう。それにしても、述べ人数で90億人の旅行者が、この春節祭中にあるというから、驚きである。
テレビ報道によれば、今年の移動は例年より自動車での移動が多いとの事、昨日も2000qを丸一日かけて移動しましたという旅行者がいた。つらつら考えるに2000kmを丸一日24時間で移動とは、結構な速度で移動したと感心してしまう。中国の道路状況も、随分と改善というか整備されたというか、なんだろう。中国という国の勢いを認識させる報道である。
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posted by zen at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2024年02月11日

建国記念の日

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建国記念の日 
この国民の休日が制定された頃、そう私が高校生3年生だった1966年、母校の岸和田高校でも反対の集会が講堂であって、
「2月11日は初代天皇である神武天皇が橿原で即位した日を、太陽暦に焼き替えただけの日だから、戦前の天皇制に回帰しようとする右翼政治家の陰謀だ!そもそも神武天皇が実在したかどうかさえも怪しい。紀元前660年に即位したというのは、中国の讖緯説を真似て形式的に併せているだけなんだから。」
といった内容を、社会科の教員(確か山森先生だった)が訴えていたことを覚えている。高校内でこうだったんだから、世間ではもっと反対意見もあったのだろう。確かに紀元前660年に我が国が国家として存在していたかは、はなはだ怪しいのは、私にもわかる。ただそれでも「建国記念の日」の歴史も半世紀をこえ、すっかり定着してしまったのは否めない。
一度この2月11日に何かの用事で奈良県の橿原神宮界隈に出かけたら、右翼団体の街宣車を多数見かけた。彼ら右翼の方々は本音で紀元前660年の歴史を信じているのだろうかと、不思議な気もするが、「イワシの頭も信心から。」なんぞともいう諺もあったりするので、いわく言い難い。人それぞれといったところかな。
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posted by zen at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2024年02月10日

歴史修正主義はあかんで

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関東大震災の際に、在日朝鮮人が大勢虐殺されたというのは、歴史でも習った事実で、日本人として大いに反省せねばならない出来事と、私は理解している。ところが政権政党の政治家のセンセイ達の中には、
「そんな事実はなかった!」
と、強弁をはる方がいらっしゃる。太平洋戦争中の
「南京大虐殺」
も御同様である。これを歴史修正主義者という。
例えば、現都知事のセンセイもその一人に違いない。過去何年か犠牲者の追悼集会への追悼文を依頼されても、かたくなに拒まれていらっしゃるようだ。
歴史を書き換えて自分達の都合の良い過去を作り出す、歴史修正主義者が、政治のリーダーになるとその国は不幸になる。
戦争中における虐殺を、決して容認すべきではないが、逆に戦争とはそんな異常な心理状態を引き起こしてしまう事も事実、だから国家間の問題を武力で解決することは、間違っているのである。
ちなみにこの理念に立っているのが、我が国の憲法第九条だと爺は確信している。
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posted by zen at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活