昨日のバレンタインデー、朝日新聞天声人語氏が、
「チョコレートカップ」
なるものを紹介していた。今日ならココアというところだろうが、大航海時代に続く1600年代、1700年代には、コーヒーカップ、紅茶カップと同じように、先ほど申し上げたチョコレートカップ(背の高い専用の器)というものがあったそうな。そしてそのチョコレートカップとして肥前の磁気有田焼が太平洋を越えてメキシコ中米辺りにまで、「輸出」されていたという。有田焼が、喜望峰を越えて欧州に運ばれていたことは、既に知られている事ながら、太平洋を渡ってメキシコにも運ばれていたことも、事実だそうで、そう考えると、
「私達の国日本も、なかなかのもんなんやなぁ!」
と、妙な感心をする天邪鬼爺である。

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