弥生晦日 そして明日はApril Fool
戦後の「下山事件」を題材にしたドラマとドキュメンタリーが、NHKで放映されていた。
アメリカ公文書館で関連する機密文書が最近見つかり、その検証の意味からのドラマ化である。
この事件、GHQによる占領下に起こった事件で、ドラマでも我が国の主権の無かったことが述べられていて、検察が調べきれなかったのもやむを得なかったのだろう。
当時ソビエト、中国が共産国家として台頭、アメリカの政権は日本が共産化することだけは、食い止めたかったというのが本当のところで、そのための下山国鉄総裁暗殺というのが真実(?)かもしれない。
やがて朝鮮戦争が勃発、軍事物資が国鉄の貨物で大量に運ばれたことも、多分無縁では無かろう。いずれにしても事件は依然として闇の中である。

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