2024年09月21日

深センの事件を考える

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中国南部の深センで、日本人学校に通う小学生が、現地の中国人男性に襲われ死亡したというニュースが流れた。反日感情もあっての事だろうが、月並みな言い方ながら、こんな暴力は決して許してはならないし、こんな事件があってはならないことは当然だろう。悲しいことに江蘇省でも今年の6月に似たような事件があって、この時は日本人をかばった中国人が亡くなっている。太平洋戦争の終結から来年で80年も経とうというのに、いまだに反日感情の高い人がいるというのは、困ったものである。
シンガポールの国是のように
「日本軍のやったことは赦すが、忘れない。」
とあって欲しいと願うのは、「加害者」側の国民として虫が良すぎるのだろうか。
ただくどいようながら、それでも今回のような不幸な事件は、二度とあってはならないと、念じている天邪鬼爺である。
翻って「被害国」の立場に立って考えてみる。
我国の政治的指導者で政権政党の中にあって右寄り「歴史修正主義」のセンセイ方は、靖国神社に参られるし、南京の虐殺は無かったとおっしゃる。そして
「国を守るために戦争で命を亡くされた方々に手を合わせて何が悪い。どの国にだって無名戦士の墓はある。」
と、主張される。が、我が国の靖国神社の問題は、太平洋戦争の戦犯として死刑になった方々を合祀(1970年代になって)してあることではないのか。
戦争は一方的にどちらかが悪いというわけではないにしろ、敗戦を認め戦犯として裁判で刑が確定していることも事実である。
だから「戦争犯罪人」に手を合わせる指導者達を見たら
「あぁ、日本はやはり反省してなかったんだ!」
と短絡してしまう一般大衆もいるに違いないのである。
だからと言って、今回の暴挙はあってはならないし、許してもならない。
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posted by zen at 13:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張