この時期、シンガポールは雨が多い。
そして気温も比較的低いので、ある意味凌ぎやすい。
日本でいうなら冬にあたるのだろうが、さすがに熱帯だけに高々「凌ぎやすい」だけである。多分に漏れず、昨日も午後はほぼ終日雨。だからワンコ達の散歩に困る。雨の止んだタイミングを見計らって、ワンコ達と出かけるのだが、多くも歩かないうちに大粒の雨が落ちてきて、大急ぎで帰るしまつ。雷鳴も何もないので、多分「冷たい雨」だろうと考えながら、ワンコ達を走らせる。
ちなみに、雷雲となるには、雲の中に霰が出来ねばならない。雲の中での電荷分離には、雲の中の氷が必要不可欠。かかる意味から、雷活動の伴わない雨を、大気電気の分野では「冷たい雨」と呼んでいるのである。「冷たい雨」なんぞというと、歌謡曲のフレーズになりそうながら、まぎれもなく「科学用語」なのである。私の専門分野、「大気電気学」もなかなかしゃれている。
ご常連様、そのように思われませんか?

クリックして投票を!