2025年03月13日

頑張らんで良ぇよ

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随分と以前に、マラソン参加を趣味として数多く参加している素人ランナーの方と話したことがある。爺には42.195qという長距離を走る体力もはたまた気力もないので、素直にすごいなぁと感心するだけながら、その方が
「30qを過ぎた頃あたりから、『頑張れー!』という声援を頂いても、全然勇気づけられないんやで。『ほんならあんた走って見ろ。』と、腹立たしうなるなぁ。」
おっしゃるのを聞いたことがある。
こんなことを思い出したのは、昨日の
「どうして立ち直ったの?」
という、新聞記者さんの激励のつもりの言葉からの連想からである。
そしてこの爺の体験も併せて披露したつもりである。
人に投げかける言葉は、本当に難しいと思う。
次もまた随分と以前の経験ながら、大学入学試験に出かける娘に、ごく軽い気持ちで
「無理に頑張る必要ないんやで!」
と送り出した。そして20日ほどたった合格発表の日に
「『頑張らんでええんやで』って送り出してくれたんで、ほんまに良かった。」
とつくづく喜んでもらった。
言葉は、本当に難しいものである。

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posted by zen at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白