2015年11月12日

TPPと棚田米

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委員会審議の中継を見て,またまた一言申し上げたくなった。
それは,TPPに関連しての,首相センセイの答弁。
「棚田の米は美味しいということで,ブランド力がついています。」
TPPで関税障壁が無くなったら,海外から安い米が入ってきて国内の農業が立ち行かなくなるのではないかという,もっともな問いに対して,質の高さで勝負できるから心配することは無いという意味だろう。
私自身も,例えば海外産のジャポニカ米は,決して日本人が好むような質でないことを知っているので,おそらく大丈夫だろうと考えている。野菜も御同様で,質の違いは歴然としている。ただ質の高さが担保されているのは,品種改良に掛けている農業関係者の努力のおかげである。またまた米の例で恐縮ながら,かつてはコシヒカリとササニシキが抜きんでていたのに,昨今のブランド米の多い事。
とはいえ,首相センセイの仰る棚田の米が美味しいということと,ブランド米で海外の米と勝負できるということは,残念ながらいささか問題が異なる。棚田の米が美味しいのは,
1. 棚田の場合,上流には人間活動が無く,使われる水は汚れが無い
2. 棚田は朝夕の気温差が大きいので,おいしい米のできやすい
等の理由がある反面,耕作に人手がいるという難点もある。
だから多くの棚田の田植え,収穫にはボランティアが必要となる。こうやって収穫される棚田の米は,うまいのは間違いないが,だからと言ってブランド米として国際競争に適してるかと言えば,疑問符が付くではないか。
首相センセイ,お役人様の用意した回答か,もしくは聞きかじりのあやふやな知識での答弁は困ります。
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posted by zen at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題
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