2008年07月28日

通天閣復刻版 121

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予備校の授業は4月も半ば過ぎから始まった。速い話,一年間の浪人生活が決まって,予備校も決まってからおおよそ半月間が閑やった。わいはこの閑な時間に,司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全五巻を読破した。司馬遼太郎の小説を読むようになったのはこの頃や。動機は単純で,今でも続いてる日曜日午後8時からのNHKの大河ドラマ,あの年は「竜馬がゆく」やったんや。まぁいわば半月間の読書三昧や。ついでにいうとちゅうと,親友のY君に叱られるかなぁ,Y君はリハビリテーションの最中で,本読むのに疲れたら貝塚市民病院に見舞いに行った。R君は,和歌山大学の教育学部に通い始めてて,空手部に入ってた筈や。時々わいのところにやって来て,
「善さんY予備校で一年受験勉強したら,阪大くらい楽勝や。一人で通うんつまらんけど!」
と,愚痴とも激励とも判りかねんこと,来るたびにいうてた。これまたついでにいうと,おかんのいとこのHちゃんは,神戸にある私立大学でやっぱり空手部で,ある意味わいらの憧れやったから,R君が空手部にはいったん,そこらへんが影響してるんかも判らん。ちゅうてもこれR君は本人しか判らんこっちゃ。
ただそれまでにも前の年の夏なんか,わいの家に皆偶然集まったら,Hちゃんはわいらに座布団持たせて,殴ったり蹴ったりの練習して見せた。そいで
「まねしてみぃ!」
とにわかコーチ,施設空手塾みたいな事をようやったもんや。空手の練習が終ると,今度は手に座布団捲きつけてグラブ代わりにして,ボクシングの真似事や。Hちゃんは
「ええから本気で殴れ!」
いうて,R君,Y君やわいを,練習台にようしやった。大体わいらは殴るばっかりで,めったにHちゃんは攻撃してこんかった。わいらは,だんだん本気になって腕振るんや。そいでもめったに当たらへんし,当たってもHちゃんはこたえへんみたいにみえた。それよか,わざと当てさして,鍛えてるような気もした。そいで油断してると攻撃して来て,それがボディーに入るとえらいきつかったもんや。ちゅうても座布団捲いたグラブやさかい,しれてるちゅうたら,たかがしれたたかな。Hちゃんはわいらに殴らせといて,ある意味練習してたに違いない。そいでわいは,高校の級友といちびって殴り合いの真似したら,いっつも楽勝やった。かっこよくいうたらやな,Hちゃんに比べたら,友達は皆止まっているみたいに見えた。
話がえらいそれたなぁ。せやからR君の空手部入りは,こんな影響かも知れへんね。ともかく半月はあっという間に過ぎて,わいは大阪市内の土佐堀まで通い始めたんや。

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posted by zen at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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