2017年05月02日

直感って?

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中学生棋士の藤井聰太さん、昨日の対局でプロデビュー以来の15連勝を記録した。
「すごい新人が現れた!」
と、マスコミ報道は絶賛している。
藤井さんの活躍を取り上げた何かのバラエティー番組で、プロ棋士とアマチュアに将棋盤を見せたときの、MRI画像の差を紹介していた。素人目にも働いているらしき部位の違いが明確で、プロ棋士の場合、脳の中でも直感の働く部位の活動が活発化している。ただこのように聞くと、何やら誤解をしてしまいそうなので少し書き下すなら、直観が働く部位とは言っても、瞬時にいろいろな可能性を検証しての直感であることは間違いなかろうと思う。私見ながら、プロの棋士たちにはその直感の判断に加え、さらになんて先もの可能性を加味して、次なる一手を選んでいるに違いないというのが、私の理解である。
こんな風に私が理解するのには、私なりの経験がある。
いささか自慢たらしく聞こえるかもしれないけれど、私は物心ついたころから、あみだくじに負けたことは無かった。瞬時とは言わないまでも、あみだくじ全体を眺めると、不思議なことに経路を目で追わなくとも、当たりを読むことができた。そう小学校高学年から、高校卒業するまでのおおよそ10年間の記憶である。最近の若い人たちにあみだくじと申し上げても通じないかもしれないが、ある種の余興もかねてよく用いられたものである。私自身、当たりが見えることを別段不思議とも思わなかったし、決して目で追ってあたりを探していたわけでもない。極端にいうなら1秒か2秒ほど目を凝らすだけで、当たりの経路が太線で示されているように、自然と見えたのである。先日のバラエティー番組の解説を参考にするなら、あの頃は多分直感で判断できる脳の部位が、私なりに活発だったのだろう。あみだくじでよくやるように、最後の一本を誰かが加えるようなときでも、新しい当たりを確実に見ることができた。そんなわけで子供の頃から、あみだくじにはめっぽう強かったのである。
ただ30歳を過ぎた頃だったろうか、名古屋大学に就職して何かの折に、それこそ久しぶりにあみだくじを職場の仲間とやったことがあったのだが、20歳の頃とは明らかに違っていた。そして私は単純に、感が悪くなったのだと判断していたけれど、年齢とも関係して脳科学的に何かが変わっていたのだろう。そして68歳となった今では、目で追う以外あみだくじは全く読めなくなっているのである。
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posted by zen at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般
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