2017年07月23日

酷暑・ブロッキング現象

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
「ブロッキング現象により、北半球は猛暑」
そんな記事をネット新聞で見かけたのは数日前。
そもそも、10年か20年に一度ある、超寒波の原因としてこのブロッキング現象の存在を知ったのは、もう20年以上も前の事だろう。私自身、気象学は独学で学んだので知識もいびつながら、それでもあれこれ理解できるようにはなっていた。ただ北極域を周回する気流のブロッキングについては目新しかった。北半球の多くの都市が凍り付いた超寒波が我々を悩ませた年の事である。
少し素人なりの解釈を披露するなら、地球が自転しており、それを取り巻いている大気は、自転に引きずられて、しかしながら自転よりはゆっくりとした速度で追いかける。加えて、上空には結構強い偏西風があり、北極上空から見ると反時計回りの周回運動をしている。極域の高気圧や低気圧の分布と影響しあって、その偏西風を蛇行させることもある。だから反時計回りの周回運動、いくつかコブがあり、随分と南に張り出すコブとむしろ北極に近づいている部分とがある。言葉で書くとなかなか判ってもらえないが、アルファベットのSの字をいくつか繋いだわっかを思い浮かべてもらえば良いだろうか。そのわっかが地球の自転につられて、北極の周りを半時計まわりに回っていて、二週間ほどで一周するのが普通の状態である。だからお天気が、晴れたり曇ったり、暑かったり寒かったりとなるのだが、有る条件が整うとその動きが極端に遅くなり、時には一二週間もほとんど止まった状態となり、それをブロッキング呼称している。こんな状態が冬に起これば、北極からの寒波が一二週間も同じ地域を襲うこととなる。夏ならば、低緯度域からの熱波が、これまた同じ地域に流れ込むことになり、猛暑の夏となるのである。
ただ私は20年ほど前、
「これってわっかが「定在波」になっているだけやん。そりゃあ居座った寒波が動かへんわけや!」
と、私なりの理解をした。今年の酷暑も早い話、同じ具合なのだろう。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 科学一般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180422164
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック