2017年10月30日

シンガポールの雷活動

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シンガポールに来て4年強。BOLT 及びLIVEという装置の販売が主目的ながら、現地雷活動の調査研究も行っており、たまにはそんな内容も披露したい。
シンガポールは年間の雷雨日数、200日を超す。
地理的条件に詳しくない御常連さんのために申し上げるなら、シンガポールは北緯一度に位置するので広い意味での熱帯ながら、もっと詳しくは「赤道帯」の国である。国とは言っても都市国家で、総面積は719平方キロメートルというから、東京23区より少し広いだけの国である。ただこんな狭い街であっても、雷活動の発生具合に非常にばらつきがある。たとえばマレーシアと接する北外れのウッドランドと呼ばれる地域は、異様に雷活動の頻度が高い。一方、私が仮住まいしているローヤンクレセントと呼ばれる地域、ウッドランド同様シンガポールの北外れ、マレーシア南部に接しているのだが、逆に異様に雷活動の頻度が低いのである。つらつら考えてみるに、マレーシアとシンガポールの間は「ジョホール海峡」が横たわってシンガポール島を取り囲んでいる。、我々の感覚から言うと「広い川」みたいなものかも知れない。赤道帯のこの地域は通常東風が卓越しているのだが、一方インド洋からスマトラ島を越えての南西風が、ジョホール海峡に沿って吹きあがる。この二つがウドランド界隈でぶつかって上昇気流を形成し、電荷分離を引き起こし雷雲を定常的に発生させるというし無味らしい。先日ベネズエラのマラカイボが「世界一の雷活動地帯」とTV番組で紹介していたけれど、ここシンガポールだって負けてはいない。
一方同じシンガポール島北部でもローヤンクレセント沖は、異様に雷活動が低い。地上付近の風、この辺りではどうも素通りして品を横切ってしまうのかもしれない。なお一番雷活動の激しい当たり、一年間の1平方キロメートル当たりの落雷数は、30程度である。高いとみるか低いとみるか、判断の判れるところだろうか?
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posted by zen at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷の研究
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