2017年12月29日

責任感の拡散

⇒⇒⇒⇒⇒ 投票を願います!
久し振りに、天声人語氏の話題から。
責任感の拡散:衆人環境の中で誰からも止められないまま犯罪が行われる。そんな事態が時折起こるのを説明する概念。
今日の天声人語氏は、新幹線の台車の「インシデント」の原因を、この「責任感の拡散」に求めていた。成程と納得しながら、それなら今日の政権政党の有り様を見るとしたら、似たような状況かも知れないと思えたりする。早い話総理のなさり様を誰も諫めようとしない。加計学園の件は、いかに贔屓目に見ようとも、「利益供与疑獄」の印象は拭えない。こう考えると「責任感の拡散」は、忖度にも通じるのかもと考えたりもする。さらには、今年いくつかの大手企業で明らかとなったデータ捏造の疑惑も、根源は同じなのだろう。
話は変わるが、この爺は退職の最後の10年間、「企業倫理」の科目を担当したことがある。講義の中で、前述のような不祥事の起こる原因を受講する学生と考えたことがある。
「あなたが製造会社に就職したとして、製品に致命的な欠陥が見つかった場合はともかく、欠陥とも正常とも言えない事態に気付いた場合どうしますか?」
といった内容で、あれこれ考え議論した。今から考えれば、あの件も「責任感の拡散」に強く関係する内容に違いなかったと確信する。あの時はこんな気の利いた解釈はできなかったけれど、それでも到達した結論は間違えてはいなかったと確信している。そして最近とみに話題となっているウーマンラッシュアワーの漫才、日本国民の中に蔓延している「責任感の拡散」への強い警鐘なのであろうとも考えている。
lanking.gif
クリックして投票を!


posted by zen at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181973922
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック