2018年06月04日

危機管理学部

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近頃世間を騒がせている、日大アメリカンフットボール部の事件。
それと関連して、日大の「危機管理学部」も・・。
そもそも危機管理学という学問分野があったのかどうか?
ただ関わっている教員は、マスコミ報道や警察関係者のOBがほとんどらしい。
このニュースを聞いて、二昔も近くのことを思い出した。
それは新しい世紀を迎えるころ、
「『工学倫理』、『企業倫理』の講義を大学でしなくては・・。」
という議論が多くの大学の工学部で話題となった。
おりしも技術系企業の不祥事が社会現象化し、文部科学省の指導もあって、
「工学系学部のカリキュラムに『企業倫理』の講義科目を入れるよう。」
といった機運が高まっていた。
余談ながら不祥事というか、データ改竄は今でも結構あって、工学倫理の講義をやった意義はと、私は疑問を抱いている。
話を本筋に戻すと、あの声が盛り上がった時、工学部の教授会では
「大学で研究をしてきた我々には、そんな講義はしょせん無理。技術系企業のCEOクラスに、広義を頼む以外方法はない。」
という意見が大勢をしめた。ただ私はそんな安直な意見には大いに反対で
「バブルがはじけ、失われた10年の責任は、大企業にある。そんな企業の方々に、かわいい学生たちの講義を任せたくない!」
と一人反対、
「ならどうするのだ?」
の問いに
「じゃぁ私がやります!」
と啖呵を切ってしまった。あの当時大阪大学の工学部には20余の学科があったけれど、自前の講義を主張したのは私以外にもう一学科。それは原子力工学科で、いうまでもなく原子力技術者には、はなっから倫理教育が要求されていたからに他ならない。
まぁその後10年近く電気系の工学倫理を担当したけれど、その話はまた別の機会に。
ただ私が考えたのは
「工学倫理といったって、少なくとも大学生ならして良いこと、許されること、いけないことの色分けは出来ている筈。それでも上司の命令で不正をせざるを得なくなった時の、自身の取るべき道を考える習慣を身につかせておきたい。」
から。果たして何名の卒業生が、私の意図を理解してと考えることもあるけれど、今回の危機管理学部も同じ根っこではないかと結論している。
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posted by zen at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 私の主張
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