2018年10月01日

故郷は捨てられぬ

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神無月朔日
ブラジルに行った際に、経験した内容、15年も昔の事である。
ブラジルの南部にバルーという田舎町がある。多分地図で見つけるのもそう簡単ではない。そんな田舎町で雷観測を実施した。その際、日本からサンパウロまでは空路、サンパウロから最終目的地までは、陸路で移動した。ブラジルの共同研究者が、空港まで迎えに来てくれていて、500q程の道のりだったろうかドライブしたのである。あの観測は結構無理をしての観測だった筈で、年末まではオーストラリア・ダーウィンでの観測、そして年が明けて確か一月末か二月初めからブラジルでの観測であった。余談ながらこの観測は確か一年限りの観測で、今となっては大いに惜しい気がしている。ただ今日の主題はその観測の事ではない。
サンパウロには、日本からの移民が多いことは、ものの本を通じて知っていた。ただ車がサンパウロの都市部を通り過ぎ、郊外を走りだした頃、
「この辺りには、日本からの移民の集落が多いのだ!」
と聞かされた時の事。車の窓を流れてゆく山並みが、何となく日本の地方を走っているような錯覚を起こさせるようであった。そしてその時考えたのは、
「国を離れてきたとはいえ、結局その故郷を彷彿とさせる地形や雰囲気に惹かれるものなのか?」
という事であった。そしてそれは、千数百年の時を越えても、共通するものだわいなぁというのが、偽らざる印象であったのである。
言い換えれば、故郷を捨てたとしても、落ち着き先は故郷に似た雰囲気の街となるらしく、それは1000年以上も昔からの我々の心情なのらしいのである。
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posted by zen at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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