2018年10月08日

通訳業2

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「通訳業」の続編である。
30歳になったばかりの若者が、いくつも会社を経営しているというのには、驚かされた半面、少し懐疑的にもなった。それにそんな若者が通訳を依頼するなんぞというのも、何やらわざとらしい気がしてきた。現にシンガポール人の話すことは、どうやら理解できているらしいのに、いちいちこの爺の和訳を尋ねて来る。そして時折
「このことを直訳して、相手に伝えてください!」
といった厳しい注文もある。極めつけはシンガポール人から
「お手伝いしても、先方から代金を頂いてないんです。」
という苦情に近い一言があったとき
「それなら私を代理人に雇ってくださいよ。先方から代金をきっちり頂きますから!」
と、シンガポール人に英語で告げたら
「それは私がやりますから。」
と、切り返されたので、シンガポール人の英語を判っているらしいことが確信できた。
それにしても、
「それならなぜ通訳を雇う気になったのだろう?」
の疑問がまたぞろ頭を持ち上げ、そこで
「これって新手の、詐欺かもわからんなぁ。景気の良い話を二人から年寄りに聞かせ、それならこの爺も一口出しましょう!」
と声のかかるよう誘導しているんちゃうかなと思案した。
まぁそんなこの爺の思案を感じ取ったのか、会談は一応お開きとなり、シンガポール人から
「近日中に議事録を送る。ここで再度会うか日本で・・。」
という提案、爺が気を利かして
「議事録を私にも送っていただいて、チェックしましょうか?」
の問いには、必要ありませんとの事。依頼人からは
「彼を送ってきますから・・。」
と言い彼らは席を立った。しばらく待っても帰ってくる雰囲気はないので、
「まぁそれなら帰るか!」
と席を立ったら、ウエイトレスが請求書をもってやってきた。
「いやぁ、私は客だから・・。」
という言い訳は聞いてくれるはずもなく、代金を払えとおっしゃる。
「こりゃあ騙されたかな?」
と思いつつも、ウエイトレスに電話をかけて呼び戻すからと説明をして電話すれば、二度目か三度目にようよう出て
「あれ支払いしてませんでしたか?じゃあ戻ります。」
という、とぼけた返事。
という事で、いい経験になりました。
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posted by zen at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外生活
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