2019年03月16日

3月11日午後2時46分 4

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2012年9月末日で私の二年間のエジプト赴任は終わっって帰任した時には、彼はもう退職をしていた。その半年前の3月末の一時帰国の際には、確か東京で両名と会う予定であったが、結局会合予定の場所には現れず、電話だけでの会話となった。そして
「働く意欲がわかないんです。阿呆らしいて!」
とも言い、
「言えないことも、いっぱいありまして!」
ともまたまた漏らしていた。私は、
「今はそういう気分かもしれないが、またしばらくすると気分も変わるから。」
とやんわり、励ましたけれど結局無駄に終わってしまったことになる。
通信システムのサポートが職務だっただけに、東北大震災の際のいろいろなやり取りには、会社員として組織を守らなくてはない立場と、大仰に言うなら国民として許しがたいという立場の、二律背反があったに違いない。とはいえ、彼としてはこれまた大仰に言うなら、「言えないこと」を墓場まで持っていく気で退職したに違いない。
不幸はあれこれ続くもので、退職してたぶん気分転換にと行ったモーターバイクの旅行で事故に遭遇するのだから、弱り目に祟り目。定年退職してシンガポールに赴任するまでの悠々自適(?)の私を、足を引きずりながら訪ねてくれた。その後大阪の電線メーカーに就職、風の便りによればその後結婚したとのこと。シンガポールから届かぬ「幸多かれ」の言葉を送っている。
それにしてもである。私の弟子のことは確かに大問題でないことは事実であろうが、それでも、東日本大震災の発生は、確実に一人の人生を変えてしまったことも事実なのである。
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posted by zen at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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