2020年09月25日

ミドルポイント村へ

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オーストラリア・ダーウィンでの雷観測は、なんと足掛け16年(1995年〜2010年)に及ぶことになり、私にとってのライフワーク的な存在となるのだが、1996年のあの時点では、私自身もそんな長丁場になるとは、考えてもいなかった。
そもそもこのきっかっけをくれたのは、アメリカの友人アール・ウィリアム(MIT)さんとブラッド・マズール(NSSL)で、足場をしっかりと固めることになるのが、ニュージラランド・オタゴ大学のディック・ドーデンさとリック・ガムリ(タスマニア在の避雷針会社社長)のおかげである。きのうも紹介したように、ほとんど毎日ダーウィン郊外までの30〜40qを通うことは好ましいことではなく、ディックさんから
「少し奥地に行けば、ミドルポイントという村があり、そこには国立公園管理の出張所と、今は使っていないが共同の住宅がある。そしてその途中のハンプティドゥーという地区には、地上高50mの給水タンクがあって、光学観測器の設置には好都合なんだが!」
と聞かされた。
その数年前に、雷雲の雲頂から電離層に向かって伸びるレッドスプライトという現象が発見され、雷放電研究の仲間内ではその観測に取りくむ者が多くなっていた。私達は光電子倍増管付きのビデオカメラを準備してディックさんに協力することになっていたこともあり、助言を受け入れることにしたのである。
ただ空き家になっていた共同住宅の汚れはすざましいものがあり、同行した学生さん達は思わず絶句する有様であった。それでもそこに住むことを決めたら、近所のおばさん達が古くなったマットレスを人数分だけ運んできてくれて、夜にはどうにか就寝できるようにまで片づけることができた。
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posted by zen at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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