2020年10月18日

本庄浜の浦嶋伝説

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蒲入から南へ数キロ宮津側に戻った辺りに、本庄地区がある。
蒲入分校の本校に当たる、伊根町立本庄小学校のある地区である。
その小学校の隣に、浦嶋神社というのがあった。
名前からも想像に難くないように、例の浦島伝説に関係している神社であった。本庄浜がごく近くにあり、その浜で太郎が亀を助けたという伝説が残っていた。浦島伝説は日本中いろいろな地区に残されているらしいが、ここもその一地域だと聞いて、浦嶋神社で亀の木彫りを買った覚えがある。
一方北へ数キロ、丹後半島の先端を目指せば、経が岬の灯台があった。1980年代になってリメークされた映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった灯台で、私が観測を始める前年に撮影が行われたということであった。
この地では、先にも書いたように1986年87年の二年間雷観測を行った。私が、多地地点での観測を始めた頃である。本体の三方郡美浜町からは、車で4〜5時間はかかる遠隔地での観測である。GPSの実現までは、余すところ数年で、時間同期の取れた多地点の観測は、まだまだ容易でなかった。ちなみに宮津から丹後半島に入って、私の運転では優に二時間かかる蒲入までを、地元の人は一時間で走ると聞かされたが、最後までそんなに速くは、走れなかった。
ただそれから数年後、電力会社の援助により、SAFIRを稼働したのだが、その際この地域にある太鼓山の頂上に20m程度のポールを立てVHFアンテナを稼働した際、随分と役に立ったのだから、苦労は人生の無駄にはならないということなのだろう。
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posted by zen at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 雷人独白
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