プロ野球春のキャンプが始まって20日も過ぎた。
ただ今年は、球春のニュースがあまり伝わってこない。
新型コロナウィルス対策の緊急事態宣言もあって、キャンプ中の取材も制限されているからなんだろう。流行を抑えるのには、人と人との接触を可能な限り減らすのが一番、というかそれしかないというか。かかる意味で、まずは選手を守らねばならず、そのうえでいかに観客を集めるかということになるのだろう。今年は開幕から無観客ということは、まずないのだろうと勝手に思案している。
プロ野球のことはさておき、大相撲は本場所の観客を半分に減らし、さらには本場所を当面は東京で開催することで乗り切ろうとしている。相撲の場合、力士同士の対戦となればまさに濃厚接触以外の何物でもなく、それだけに感染者の比率の高いのは、止むを得ないのかもしれない。いや格闘技は、一般に濃厚接触になりやすいので、レスリングやボクシングは今後どう運営していくのだろう。ともかくプロスポーツは、観客の入場料や放映料で金銭を稼いでいるのだから、それこそ「無観客の試合って、意味が無い」のだろう。
このように思案すると、東京五輪も無観客では、単に盛り上がりに欠けるだけではなく、収入減がはなはだしく、黒字を目論んでいた日本国政府は、頭の痛いことだろう。開催とまだ決まったわけではないけれど・・・。

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